質の高いメールアドレスのリストを増やすために、まず一貫したオリジナルのコンテンツを作成し、理想の受講生に見つけてもらって手を止めてもらう必要があります。
この、一貫したコンテンツを作成するために、まず、スケジュールのなかで、2時間、企画の時間をブロックしてください。
あらかじめ、コンテンツを一定期間のものを企画しておけば、自分の考えがまとまらずに、継続性をあきらめ、投稿をスキップするということがなりなります。
この記事は、コンテンツアイデアをストックするために作りました。
コンテンツ計画ワークを、この記事にそって行います。
5つのトピック調査方法を使い、2時間の企画時間のなかで、60日間分のコンテンツを考えるワークを行います。
目次
時間をブロックする
あなたのスケジュールを開き、最初のコンテンツ計画ワークの時間をブロックしましょう。
さらに、その後、スケジュールにも、コンテンツ計画ワークの時間として2時間を、2~3カ月ほどの定期間隔でブロックしておきましょう。
これは、あなたにとって緊急事項にはならないと思います。
でも重要な事項です。
もしあなたが、スケジュール上で時間を確保しなかったら、あなたはずっと緊急なことばかりに終われ、重要なことに時間を割けないままで終わっていきます。
つまり、その場しのぎでコンテンツを作りつづけ、無駄な時間を費やしてゆくことになるのです。
メモを一元管理する場所とタイマーを準備する
コンテンツ計画ワークは、2時間を目安に実施します。
お風呂に入っているとき、走っているとき、電車に乗っているとき、あるいはテレビを見ているときにも、コンテンツのアイデアが浮かんでくるでしょう。
だからこそ、その湧き出たアイデアをまとめておく場所が必要です。
紙でもデジタルでもいいのですが、アイデアを一時的に保存できる場所、かつ、一元管理できる場所を用意しましょう。
わたしは、EvernoteとKeepを併用しています。
メモを格納しておく場所が準備ができたら、次、キッチンタイマーを用意してください。
タイマーがなることで、作業に集中することができるからです。
キッチンタイマーというのは、意味があります。
スマホタイマーだと、多機能なため、2時間の貴重なワークの時間に、他のアプリに気がちってしまって、効率よく作業を行えなくなる可能性を排除するためです。
ワークは、2時間に必ず終わらせることを心に誓ってください。
気をつけないと、集中力が途切れてしまい、よい結果が得られません。
そのためにも、以下、各ワークの所要時間は、延長しないようにしてください。
60日間のコンテンツ計画の作り方
01 <目安10分>5つのトピック調査
10分間のタイマーをセットします。
トピックのアイデアを紙に書き出します。
ここでは、理想の受講生を思い浮かべ、彼らが興味を持つトピックは何かを考えてみましょう。
・どんなトピックに興味を持つか?
・何を欲しがっているのか?
・何を必要としているか?
・あなたが提供できるコンテンツは何か?
・どんな段階に居るのか?
・あなたのコンテンツでどんな行動をしてくれるのか?
この段階は、自由に、発想を、まず素早く手で書き出します。
書く練習と思ってください。
考え込んで手が止まらないよう、流れを重視してください。
書き直しもしないでください。
字や表現を気にしないでください。
アイデアの良し悪しも無視してください。
ここは、一人でブレストする時間です。
あなたの創造性を解放することが主な目的の時間です。
たとえ、思いついたのが1つのトピックのアイデアだったとしても、このワークにとりかかる10分には価値があるから大丈夫です。
02<目安時間20分>リストにアンケートを取る
あなたのオーディエンスに、あなたから何を学びたいかを尋ねるアンケートを作成します。GoogleフォームやMailchimpのSurvey機能などを使って、2~5の短い質問を作成します。
もし自由形式の質問に答えてもらえるとすると、その人の言葉をそのままコピーして、毎週作成するコンテンツのタイトルに使うこともできます。
コンテンツ・トピックのリストを渡して、3つ興味あるものを選んでもらうこともできまでしょう。
この質問は、理想の受講生が、いまどのステージにいるのかを推し測るのにむいています。
このアンケートをSNSに投稿したり、リストに送ったりしてもいいでしょう。
もし、アンケートに答えてくれるようなリストをまだ持っていない場合は、同じ分野で多くの支持者を持っている人のもとに行き、その人の何に視聴者が共鳴しているかを探してみましょう。
ソーシャルメディアのコメント欄を見ると、トピックのアイデアのヒントが見つかるかもしれません。
もちろん、そのファンを多くもつ人たちのコンテンツを真似をしろというわけではありません。
これは、自分のコンテンツを作るためのインスピレーションを得るためということを忘れないでください。
新しいものとは、全く無から、生み出すことではありません。
今までになかった組み合わせを新しいものとするだけなのです。
だから、私たちは、新しい組み合わせを作るアイデアを、いま探していることを心に深く留めておいてください。
03<目安時間15分> オーディエンスを調査する
いま何月何日ですか?
カレンダーを見てみましょう。
季節、特定の祝日がどのあたりにあるか、もしくは、特定の時期に行われるイベントにあわせて、コンテンツのテーマを選びます。
例えば、あなたがフィットネス・バレエのコーチとしましょう。
12月のテーマを「新しい自分へ生まれ変わるプレリュード」とし、1月のテーマを「新年に、新しい自分に出会う」にするという具合です。
このように投稿のテーマを設定することで、視聴者の興味を引くようなトピックを絞り込んでゆくことができます。
もっとヒントが必要ですか?
Googleで「日本の節季」、またはあなたの土地の(またはあなたの理想の受講生の所在地)で検索してみてください。
くれぐれも、検索の森に迷いこまないようにしてください。
ざっと、次に進みましょう。
この作業は15分もかからない程度で進めましょう。
04<目安時間5分>再度ブレスト
コンテンツのテーマを2ヶ月分テーマを決めたら、再度、ブレインストーミングを行います。
わたしのコンテンツのテーマに関して言えば、デジタルコースで教える内容に特化した、私の理想の受講生が必要としているトピックにします。
例えば、デジタルコースを販売する、オンラインスクールを運営するとはどういうことなのか、などです。
この説明するものは、わたしが「理解を促す4要素」として提示する「What」に該当する要素になります。
この「What」を提示することにより、「How(どのように)」を示している、商品としてのデジタルコンテンツに、理解を及ぼしてもらうことができます。
05<目安時間25分>過去の人気コンテンツを掘り起こす
タイマーを25分でセットしてます。
過去に作成したコンテンツのなかで、視聴者・読者の反応が大きかったものを掘り起こしてみましょう。
SNSのコメントを見てみましょう。
何がソーシャルメディアで最も「いいね!」をもらってますか?
または、シェアされましたか?
そのなかで、コンテンツを拡張したり、新たな視点を加えることができるトピックを1~2選びます。
過去に人気があったコンテンツに新しい視点を加えるためには、ちょっとした工夫が必要です。
・人気があったコンテンツから、そのトピックとなっていたキーワードや、フレーズを選びだしてください。
・そのトピックのバリエーションを探してみましょう。
・どのバリエーションが検索ランキングで上位に出てきますか?
・検索ランキングで人気のあるトピックを、真似せず、インスピレーションを得る材料としてだけつかいましょう。たとえば、人気のあるトピックを3部構成にして、解説をより詳しくすることを試みるというのはいかがでしょうか。
06<目安時間25分>Googleに助けをもとめる
タイマーを30分にセットします。
Googleで簡単な検索をすることで、トピックについてたくさんのヒントが得られます。
Googleで、あなたの理想的な受講生が、自然に検索するであろうキーワードを入力してください。
例えば、次のように入力します。「Mailchimpの使い方」。
1. 出てきた検索結果の上位を見てみましょう。
Googleはこれらの検索結果を最も検索された順、最もクリックされた順にインデックスされているので、これらが人気のあるトピックであることがわかります。
人気のあるトピックです。どんな単語やフレーズが出てきますか?どんな記事のタイトルが出てきますか?
似たような、しかしユニークなことが書けそうな記事タイトルがありますか?
2. 次に、画面を下にスクロールすると、他の検索キーワードが提案されているエリアがあります。
今回の例では次のようなものが出てきました。
「Mailchimpとは?」
「Mailchimpを使うメリットは?」
このようにすることで、トピックのアイデアが出てきます。
検索結果をトピックやコンテンツのタイトルにするだけでいいです。
3. 次に、同じGoogle検索ページの一番下までスクロールしてみてください。
他のキーワードというエリアが表示されます。
ここではたとえば
「Mailchimp初期設定」
「Mailchimp Audience削除」
「Mailchimpカスタマージャーニー」
など
このように、さらにたくさんのトピックのアイデアを得ることができます。
4. この作業を他の検索語でも繰り返します。
くれぐれも、ここで焦らないでくださいね。
一度で完璧なアイデアを得ようとしないでください。
そもそもそれは無理なことだからです。
アイデアが外れていたとしても、その失敗は、ただ理想の受講生からのアクセスが思った通り伸びないというにすぎません。
あなたが負う痛手はありません。
新しいものを試し、前進してください。
最善の道を歩きたい、最短の道を歩きたいと考え、慎重になりすぎると行動が止まってしまいます。
完璧にしようとすると、検索から先にすすめません。
07<目安時間15分>スプレッドシートかエクセルにトピックを追加し整理
この企画のワークで思いついたトピックやアイデアをすべて、一覧できるコンテンツカレンダーに書き込みます。
コンテンツカレンダーの書き込み用シートは、自分でつくっていただくこともできますし、
こちらから、ダウンロードいただくこともできます。
コンテンツカレンダーにトピックをまず追加します。
そして、次に、コンテンツをいつ公開したいかを考え、順番を整理していきましょう。
季節性のテーマや、プロモーションも考慮します。
08<目安時間5分>レヴュー
最後に、カレンダーに書き込んだ内容をレビューします。
- トピックの流れに不自然さはありませんか?
- あなたは、そのトピックが視聴者のワクワクを引きだす様を想像できますか?
- あなたこそがそのトピックをシェアする価値があると思いますか?
もし、そう感じられなければ、もっとあなたがワクワクできるトピックへと作り直しましょう。
でも、心配しないでください。
これは、あなたが、心を落ち着けてコンテンツ制作にとりかかることができることを目指したコンテンツ計画のワークです。
コンテンツカレンダーは、いつでも、好きなように公開時期を移動したり、トピックを変更したりすることができます。
完成
2時間が終了しました。完成です!
これで、60日間分のトピックのアイデアがストックできました。
ちょっと安心で心が軽くなりましたよね。
あとは、コンテンツ制作の時間をまた改めてあなたのスケジュールのなかでブロックしましょう。
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