オプトインする場所から、リードマグネットを実際にメールで届けるところまでに、理想の受講生が経過する箇所は、3か所あります。
1、オプトインページ(ランディングページともいいます)
2、サンキューページ(確認ページともいいます)
3、配信メール
この記事では、オプトインページでの登録率をあげリストを増やすために、上記3つの頁のコピーについておとどけします。
注目を集めるオプトインページのコピーや、メールの開封率を上げるためのサンキューページのコピー、そして最後には配信メールを書くためのヒントをご紹介します。
新規購読者のパスのフレームワーク
新しい登録者の全体の流れを、ここでも改めて見てみましょう。
潜在的な新規顧客の注目を集めるためのさまざまな方法が、左上にあり、ここがスタートです。
理想の受講生は、無料のコンテンツに引き寄せられてきます。
そこで、リードマグネットへのサインアップを促します。
理想の受講生は、オプトインページで名前とメールアドレスを入力します。
その後、サンキューページ(確認ページとも呼ばれる)が表示されます。
オプトインページとサンキューページの両方とも、リードマグネットを実際に読んでもらえるように誘導するコピーが必要です。
まずオプトインページでは、理想の受講生が、名前とメールを提供してくれるほど、魅力的に感じるメッセージにしましょう。
オプトイン後、新規登録者は、サンキューページを次に観ます。その舞台裏で、あなたの新しいメルマガ購読者の名前と電子メールは、あなたのメールサービスプロバイダに追加され、タグ付けされます。
このタグがトリガーとなって、新規登録者に自動でメールが送信されます。
リードマグネットを案内する内容が書かれている自動メールです。
このメールは、新規登録者が受取る、一番最初のメールですので、よい印象を与えるコピーが必要になります。
新規登録者と、新しい関係をスタートさせるきっかけを作りたいからです。
この段階を経て、あなたの理想の受講生は、あなたのリードマグネットを見てくれるという流れです。
そして、あなたが毎週発行するニュースレターを受け取り、だんだんと、ファンへと育っていきます。
この記事では、次の3つのコピーの書き方をお伝えします。
「1.オプトインページ」「2. お礼のページ」「3. リードマグネットを配信するメール
です。
順にみていきましょう。
1、オプトインページ
登録率を高めるためのオプトインページのコピーの書き方をご案内します。
鍵となるのは、オプトインページを訪問してくれた人の注意を引き、かつ、登録することでが何を得られるのかを明確に伝えることです。
ポイントは5つです。
一つ目のポイントは、メッセージをひとつに絞る、です。
オプトインページは、明確な1つのメッセージだけに集中するということです。
多くの情報が配置されていると、情報が多すぎて、明確なメッセージが伝わりません。
これは、テキストメッセージでも、イラストや画像のメッセージも同じです。
不必要な線や色も削ってください。
二つ目のポイントは、理想の受講生が使っている言葉を使う、です。
例をひとつあげましょう。
組織作りのコンサルタントの先生が「離職率をゼロにする」という言葉を使おうとされていました。あまりに専門用語っぽいので、わたしから質問しました。「クライアントの経営者さんたちは、どんな悩みを打ち明けてくださるのですか?」と。すると、「スタッフがすぐ辞めてしまう」とおっしゃるとのこと。
つまり、理想の受講生は「スタッフにすぐ辞められるのをなんとかしたい」と、生の言葉で使っておられるわけです。
ということで、ここでは、「離職率をゼロにする」という用語を使わず、「スタッフにすぐ辞められるのをなんとかしたい」と書くべきというわけです。
あなたの理想の受講生が生で使っている言葉やフレーズをそのまま使ってください。
そうすることにより、その言葉やフレーズ目に飛び込んできて「わたしのことを言ってる」と、思ってもらえるようになるのです。
三つ目のポイントは、見出しです。
理想の受講生にとって、見出しは、賢さや、詩的な表現よりも、明確さが重要です。
サブタイトルは、入れることで、より価値を伝えることができるのであればいれてください。
もし見出しだけで十分な場合は、無くてかまいません。
ここで大事なことは「情報はシンプルに最低限まで削る」ということです。
コピーライティングの初心者は、詩的な表現を使い勝ちです。詩的な表現に陥っているかどうか自分でわからない場合は、まわりの人に「この情報、欲しいと思う?」と見出しだけをみせて、きいてみてください。メリットがつたわっていなかったら、どんなに素敵そうな言葉でも、「別にいらない」と言われてしまいます。
例えば、「誰もしらない~~~」という言葉は、「誰もしらない、って誰が知らないの?」って、わたしだと疑問が逆に湧いてきてしまいます。この場合は、対象を明確に見出しに書くと、このあいまいな点は解決できます。
四つ目のポイントは、社会的証明です。
他者からの推薦文を掲載しましょう。
社会的証明を高めることができます。
推薦文は、お客様の声や、取引先の推薦の言葉がいいです。
できれば、手書きや、顔写真や、実名があるとなおいいですね。
五つ目のポイントは、コールトゥーアクションです。
登録ボタンに書かれる、コールトゥーアクションのコピーが、いますぐ行動を促すものにしてください。
例えば、「すぐに送ってください」とか「いますぐダウンロードする」といった具合です。
オプトインページ・サンキューページ・配信メールのコピー事例集をご用意しています。事例集をダウンロードいただけますので、ご興味があったら、コチラから請求ください。
2、サンキューページ
登録ボタンを押した後に表示されるサンキューページの目的は、メールアドレスをおしえてくれた方に、お礼をつたえることではありません。
第一の目的は、リードマグネットをお配りするメールにアクセスしてもらうことです。
リードマグネットがどんな体裁であれ、メールにアクセスして、ダウンロードするなり、URLへ飛ぶなり、何か行動を起こしてもらうことを、サンキューページの第一目的に置きます。
なので、メールをチェックするように案内するコピーを入れましょう。
理由は2つあります。
1)あなたは、相手にその無料情報をきっかけに、アクションを起こしてもらいたいわけです。アクションを実際に起こしてさえくれれば、さらに次の情報をもっと欲しいとおもってもらえますし、また、より好きになって、信頼してもらうことができます。
2)無料情報を案内するメールをチェックするように伝えることで、あなたからきたメールは常に開くように、行動を習慣づけていることになります。
もし、あなたのメールが、迷惑メールフォルダに入ってしまうのではないかと心配な場合は、「すぐにメールが来なかったら、迷惑メールフォルダを確認してください」というコピーを入れるといいですね。
サンキューページのコピーは、「あなたの欲しいもののリクエストが、こちらの手元にきちんと届いている」ことを、確実に伝えるためにも使います。
「わたしの送ったメールアドレスは、ちゃんと届いているかどうか不安」な気持ちのときに、「ちゃんと受取りましたよ」という確認をつたえてあげるのが、サンキューページというわけです。
だから、サンキューページは、確認ページとも呼ばれるわけです。
最後に、これはおまけのアイデアです。
わたしが、いいなとおもって、特に英語圏の講師の先生の真似しているアイデアです。
あなたのリードマグネットにサインアップしたことがいかに賢いかを伝えるメッセージを入れるわけです。
これは、コピーだけでなく、短い動画で伝えるという手もよくとられています。
そして、忘れずに、「次にメールをみてほしい」ことも必ず伝えます。
3、リードマグネットを配信するメール
理想の受講生があなたのリードマグネットに登録してくださることには、大きな意味があります。
だから、ちゃんと約束したものを提供しなければなりません。
これは、自動配信メールで送りましょう。
わたしは、メール配信プロバイダとしてMailchimp(メールチンプ)をおすすめしています。
自動送信配信メールの中には、リードマグネットへアクセスできるリンクが貼られています。
この配信メールは、単なるリンク付きのメールではありません。
理想の受講生の注意を引き、リードマグネットを手にしてもらうために、どう配信メールを書いたらいいかご紹介します。
ポイント1 件名
受信者は、すでにたくさんのメールを受信している可能性が高いです。
それも想定し、あなたから送られてきたメールが目立つようにする必要があります。
そのために、説明的な件名、またはキャチーな件名をつけることが有効です。
説明的な件名の例としては、「請求いただいたチェックシートです」といった具合。
キャッチーな件名の例としては、「この3つのグリーンスムージーのレシピで、5キロ減量することができます。」
ポイント2 利点を書く
メールを開いたらすぐに、その無料情報がなぜ自分にとって役立つものなのかを、受信者に思い出させる必要がある、ということです。
ほとんどの人は、すぐにメールをみたとしても、なぜ自分が気になって請求したのかさえ、ほんとうははっきりわかっていないからです。
(わたしも、よく無料情報の請求だけして、メールも開いたけれど、資料ダウンロードせず、そのまま放置ということがあります)。
なので、「あなたに~~~の点がお役にたちます」という説明を入れましょう。
ポイント3 リンクを2か所以上配置
配信メールの長さに関わらず、リードマグネットにアクセスするためのリンクを2~3箇所配置してください。
メールのトップのリンクでアクセスする人も、一番下までスクロールをする人もいます。
どちらの人にも対応できるようにしておきましょう。
ポイント4 次の行動を促す
最後に、メールの追伸に、次にしてほしい行動を入れておきましょう。
最新のブログをみてもらったり、無料のFacebookグループに参加してもらったり、興味のありそうなYouTube動画をシェアしてもらったりなど、いろいろななかから検討します。
検討するとき、メール受信者が受け取っているリードマグネットのトピックに関連する内容であるようにしてください。
わたしのお勧めアイデアは、ここで、関連するフロントエンド商品を案内することです。
まとめ
リードマグネットを案内するオプトインページと、メール配信プロバイダとの接続、サンキューページの表示についての一覧のテックトレーニングは、和田美香オンラインスクールにもあります。
メールチンプの使い方は、こちら『Mailchimp大全』(割引でのご案内中)ですべて解決していただけます。
次は、毎週送る定期的なメールの書き方についてお伝えする予定です。
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