Udemyのコース審査が通って公開された後、ローンチ後にのセールスでするべきことを、お伝えします。特に、クーポンの扱い方をご案内します。
和田は最初、「配りたい値段のクーポンをつくって、配りたいところへ配ってください」としかお伝えしていなくて、それでもWAONの受講生さんから、ベストセラー講師になった方もいらしたくらいなので、特別なことをなにか伝えるべきとは思っていませんでした。
でも、コース公開後、クーポンの質問がかならず来ます。
特に多かった質問は、「無料でクーポンをどうして和田さんは配っているのですか? わたしも無料クーポンにしなければなりませんか?」というものです。
あなたももし同じ質問が出てくるなら、あなたのUdemy利用目的を思い出してみてください
Udemy参入時に、あなたのUdemy利用目的を決めてくださいとお伝えしています。
ということで、あなたの目的を思い出していただきながら、クーポンの種類を決めていただけるよう、お話ししましょう。
無料コースか、無料クーポンか
もし、独自プラットフォームをUdemyとは別に建てて、コンサルティングやコミュニティーサービスを売りたいという目的を持っている、でも、まだ独自リストがない、という方には、まず、無料でコース公開して、早く受講生数を伸ばすことをおすすめします。
有料コース公開して無料クーポンを作成して配布するのと、もともとコースを無料で公開するのとでは、受講生の伸びがぜんぜんちがってきます。
有料コース公開して無料クーポンを作成して配布しても、クーポン有効期限が決まっているので、その期間が終わると、登録者がパタリと止まります。
でも、もともとゼロ円でコース公開していたら、クーポン有効期限が終わっても、そして、Udemyの公式キャンペーン期間が終わっても、コース受講開始者がコツコツと増え続けるという特徴があります。
まずUdemyで受講生数を増やして信頼をあげたいとお考えなら、無料コース設定をし、ある程度まで受講性が増えたら、任意の有料価格に設定変更をするという方法をおすすめします。
Udemy受講生は、講師が信頼に足るかどうかを測るために、受講生総数をみています。
だから、Udemyプラットフォーム内で、受講生を増やして、先に信頼を得たほうが、その後にローンチした別のコース販売にもつながる、有効な戦略です。
ちなみに、無料コースを、何人まで受講生ができたら、有料コースへ変更するのか、という質問もいただきました。
和田は、受講生数120人ほどを目安にして、無料コースを有料にしています。
渾身の作を、「信頼を積むからといって無料で公開するなんて、信じられない!!あり得ない!!」という先生もおられます。
でも、Udemyのなかで最終的にどんな自分でいたいかを思い出していただいて、判断してもらっています。
特に、リストの有り無し、もしくは協力してくれる人たちが居るか居ないかで、最初から有料にして売れるかどうかが決まります。
リストがなかったら、あなたがたとえ、権威のある先生だったとしても、Udemyで1本目から飛ぶようには売れないのを覚悟してください。
無料クーポンは、コースを有料でローンチした後、たとえばコース制作時に協力くださった方への御礼といった目的で、クーポン配布したいときに利用するといいでしょう。
それから、一言。
無料で公開したとしても、あなたの努力ゼロで、受講生が増えるわけではありません。あなたの知人や友人に、無料リンクを渡し、登録してほしい、そしてレヴューもつけてほしいとお願いしてまわることを忘れないでください。
所属しているグループでも、そして自分個人のSNSでもです。
知人や友人にお願いするってことが、登録者数を初動で増やすためには一番効きます。
有料クーポンか、無料クーポンか
Udemyでしっかり稼いで行きたいと考え、コースを有料で公開された、その後から、無料クーポン配布か、有料クーポン配布かで悩む方がおられます。
Udemyで稼いで行くには、ベストセラータグをとる戦略をとるべきだと、お伝えしてきています。
ベストセラータグをとるには、有料の受講開始者が必要です。
なので、ここで、無料クーポンを配布してはいけません。
あなたは、有料のクーポンを配布すべきです。
じゃあ、いくらのクーポンがいいのか?とか細かく質問がまたやってきます。
わたしのお答えは、「最安値」つけて配布してください、です。
あなたの知人や友人、ファンに「一番安いから買って応援してね」と単純に、応援のお願いメッセージが効くからです。
最安値の有料クーポンを配布するこの戦略を成功させるには、あなた自身のメールアドレスのリストを一定数保有していることが有効です。
もしくは、Facebookグループ等で、あなたの宣伝を受け入れる素地のあるひとたちとのつながりがすでにできている状態である必要があります。
理想は、メルマガ読者が100人以上いてくださることです。
ますこの方法は、自分のファンに対して、
「私、最安値でクーポン作ったからぜひ買ってね。あなたのこういうところにお役に立つものだから」
とシンプルに、役立つ点と、買ってねということを書けばいいだけです。
この有料クーポン配布時にも、知人友人に直接メールを送ったり、SNSで直接メッセージを送ることが有効です。
リストこそが商売のスケールアップの近道です。
量産しつづけましょう
Udemyにコースを初ローンチしたい方向けの一連のアドバイスは最後です。
最後に和田から、「長く続けましょう。量産しましょう」という話をして終わりにします。
わたしはどうして、Udemyでたくさんコースを作っていきましょうとお勧めしているかというと、一本目からベストセラーが狙える人は、やっぱり稀だからです。
もちろん、1本目のローンチや、3本目のローンチといった、早い段階でベストセラータグをとられる方もいらっしゃります。
でも、おそらくこの記事をここまで読んでいただいてるあなた、そしてわたしも、自分が売れるトピックを探しながら、Udemyでコースをつくるわけです。
であれば、売れるトピックをみつけるまで、作り続けるのが前進のポイントだというわたしの理屈は、おわかりいただけますね。
作り続けるしかないのです。
じゃあ、作り続けるためにどうしたらいいのか。
それは、コース制作のための作業工程の一つ一つを常に工夫し、改善を重ねてゆき、自分にとっての最適化を探し続けることです。
例えば、
制作作業する時間帯は朝がいいのか?子どもを寝かしつけた夜がいいのか?
労力最小化ですむようにするなら、スライドのテンプレートをenvatoelementsからつかったほうがいいのか、Googleスライドの背景白のままを使ったらいいのか?
などなど。
わたしも、まだ少しずつ試行錯誤して、改良を重ねていっています。
そうして、全体の時間の短縮、労力の省力化がすすめば、製作本数を増やしてゆけます。
あなたから「私もUdemyにコース公開しました」って、メッセージをメールやコメント欄で和田にも教えていただけることをお待ちしております。
あなたのUdemyデビューを、そしてあなたの成功をお祈りしております。