オンラインチケットや教材のセールスの期間を、ある特定の日で終わらせたいる時、Teachableでは2つの方法で設定ができます。
1つは クーポンで有効期限を切る方法。
もう1つは プライシング プランを作る時に、セールス ページへのアクセスそのものを制限する方法。
目次
どうして自動で 販売期限を切る必要があるのか
販売が7月28日 午後5時までですよ、 と日時の期限を設けていたとします。
これは「この期間しか買えない」という、販売の希少性を出すひとつの手法として、販売の期限を切りるわけです。
希少性を出すためなので、販売の期日を一度約束したら、その期日 は厳格に守らなければなりません。
もし期日でも を1分過ぎてもまだ販売サイトで購入のボタンが押せる となったら、 そもそもその販売者が伝えていた販売期間のアナウンス内容や、販売期間の設定そのものに疑問が生まれてしまいます。
「あれ、もう買えないと言ってなかったっけ?」となると、「 何だいま買わなくても、いつでも買えるじゃん」ということになります。
つまり、 希少性の演出が全く効かなくなります。
なので インターネット上でも、オンラインでセールス 期間を設けて販売する場合には、期日を厳格に守る必要があります。
和田美香オンラインスクールの 受講生さんの中では、「わたしは、その時間になったら販売ができないように、 セールス ページのURLを差し替えます」 とか「その時間は起きているから、決済 ボタンを表示させないように作業することができます」と言って、 手動で期限をコントロールしようとされる方もおられます。
ですが、時計を見て慌てて、1秒や 2秒程度遅れながら、「 まだ購入に間に合った」と受講生さんに思われるよりも、ジャストタイムで購入できなくなって、そこで 悔しい思いをしてもらう方が、次の販売にはつながります。だから、やはり 期日は 厳格に守っていただきたいというふうに お話ししています。
マーケティング上の販売者側の約束を厳格に守るために、Teachableでは便利な機能があるのです。
クーポンを使って販売技術を切る方法
販売の期限を切るひとつめの方法は、クーポン機能です。
Teachalbeでは、割引クーポンを発行する際に、クーポンの有効期限を日時で設定することができます。
なので割引で販売を行う場合には、クーポン発行時に有効期限を設定し、クーポンURLやクーポンコードの提示によって、販売期間や販売数をコントロールすることができます。
クーポンの発行は複数の方法があるので、 別記事にこれ 譲ります。
ブラッシングプランの設定時にセールス ページへのアクセス期限を設定する方法
販売の期限を切るふたつめの方法は、個別のコース上での価格設定の段階でできます。
ここの説明では、該当するコースに、 1回支払いのタイプの料金を設定するとします。
ポップアップで詳細設定画面が出ます。
料金、 通貨、 そして コース名、 メモ欄があります。
そのポップアップ画面を、右側のスクロールバーを下に動かして、画面をスクロールすると「Limit enrollment by cap or expiration date and time(販売数の上限または期限で受講生生を制限する)」というグレーの文字での項目が出てきます。
この文字列の左端のボタンを、オンにして、緑にします。
この昨日は、決済ができる生徒の数を制限したり、決済ができる日時をコントロールしたりするのに使用します。
条件設定は、2か所あります。
ひとつは、「Number of enrollments available(受講可能な人数)」を設定する箇所。ここでは、数字を選択し入力します。
もうひとつは、「Expiration Date」と「Expiration Time」の設定です。
カレンダーから選択します。
受講人数だけを制限することもできますし、販売期日だけを設定することもできます。
働かせたくない機能の方を、空欄にしておけばいいだけです。
もちろん、両方の条件を重ねて働かせることもできます。
つまり、決済ができる生徒の数を制限し、かつ、決済ができる日時のリミットを決めるということもできます。
使い方例
わたしは、次のようなケースのときに、Teachableのプライシング設定欄での、決済受付締切機能を使っています。
・特定の日にオンラインセミナーやリアルセミナーを開催する場合の、決済締切のため
資料の準備や、事前宿題提出を求める場合があるので、セミナー開催より数日前に受講申込み締め切り日を設定する場合が多く、その際、自動で、締切が管理できる機能は便利です。
また、セミナーの場合、参加者人数を限定し、参加者同士の討論を活発にしたい場合もあります。そんなときは、受講生上限数を設定する機能は便利です。
・特定の期間に、オンライン商材の販売をする場合の、決済受付終了日時を設定するとき。たいて、夜に締切時間を設定する場合が多いのですが、その日やその時間に、家族に熱がでたりしないとは限らないので、自動で締切が管理できるのはありがたいです。
希少性演出をあいまいにしないための機能を使いこなそう
Teachableで、マーケティング効果を高めるための、希少性を演出するのに役立つ機能を2つご紹介しました。
販売の期日を守る、販売の上限数を守ることは、販売者する側の「約束を守る姿勢」を表す指標になります。
もし、ここで、「上限100名といっていたけれど、えい、まだ売れそうだから、130まで増やそうか」といって、途中で増やすのでしたら、「販売数を変更し、増やします。理由は、~」というアナウンスを別途流す必要があります。
でなければ、「あそこは、なんだかんだといって、いつも甘いから、いつでも買える」と思われてしまい、それだけでなく、あそこは、約束を守らない、購入してもいい結果を得られないという悪いほうに印象が働くことを避けられません。
何のために、期限を切るのかを理解し、必要性を肝に銘じましょう。
たとえ、設定が面倒だと感じても、Teachableで使えるこれら2つの機能や、Deadlinefunellといった、締め切り管理ツールを使いましょう。」
もし、セールス後の、受講生のコースへのアクセス期限を切りたいときは、この記事で説明した「Limit enrollment by cap or expiration date and time」選択項目の下にある、「Limited product access duration」の機能を使うと有効です。どんなときにこの機能が使えるかなどについては、別記事を参考にしてみてください。