売上計画をたてるときは、単に1.5倍とか2倍とか、エイヤで立てるのではなく、ファネルの各段階を分解した数字に根拠を持たせよう、という記事を先回書きました。
今回は、そのファネルの中身の、タッチポイントと、経路を、整理し、見込み客にあるいてもらう経路が、従来のままでいいかを確認して、増やしたり、整理したりすることをお勧めする記事です。
マーケティングは、タッチポイントが増えないと、結局、上から下に流れるファネルの数は増えません。また、ファネルの途中で詰まりが起こってしまったら、下には流れないので、経路を増やそうというわけです。
まず入口と経路を確認する
ステップマーケティングの概念が理解できている人向けの話になります。
(もし、ステップマーケティングがわからなかったら、コチラみてください。)
ここでは、タッチポイントから利益創出までの段階で、顧客はどんな経路をたどって「購入」までたどり着くのかを、経路を確認します。るのか、そしてフローが複数あるのかで現状を見ていきます。
例の図をみてください。
これは、コンサルティング業のビジネスモデルの例です。
一番左の列が、「きっかけ」です。
タッチポイントにたどりつく「きっかけ」です。
左から2番目の列が、「タッチポイント」です。
最初にどこを見てもらうのか、ということです。
次に、左から3番目が、フロントエンドです。具体的に名前やメールアドレスなど、足跡を残していただく場所のことを指します。
最後に、一番右の列です。これが、バックエンドです。収益基盤になる商品がこの列に並びます。
このバックエンド商品にたどりつくまでに、「きっかけ」から、「タッチポイント」を通過して、フロントエンドも超すまで、どんな流れを通ってきていただけるのかをこの図は示しています。
書いてみよう
あなたにも、自身の事業について、この経路図を書いていただきたいのです。
この図をみてお気づきとおもいますが、書くときに2つの点に注意してください。
- タッチポイントは複数あるか
- 経路は複数あるか?
タッチポイントは、多いほうがいいです。
経路も、複数あるほうがいいです。
だから、もし、タッチポイントが少ない。フロントエンドが1つしかない、という図になってしまって、1本の矢のような図をあなたが書くようでしたら、ぜひ、タッチポイントを増やす、フロントエンドを増やす、バックエンドの収益になるものを増やすことをしてください。