• Skip to secondary menu
  • Skip to main content
  • Skip to footer
  • 無料セミナー
  • メールマーケティング
  • オンライン講座つくり方
  • リスト構築
  • 和田美香について

和田美香オンラインスクール

中小企業のセールスファネルをデジタルマーケで加速させる情報をおとどけします

  • ホーム
  • 学びのロードマップ
  • ラジオ番組
  • 使用ツール
You are here: Home / メールマーケティング / メールマーケティングで失敗しないための注意点:よくある間違いと回避策

メールマーケティングで失敗しないための注意点:よくある間違いと回避策

2025年8月11日 by 和田 美香

目次

  • 1. はじめに:安心してメールマーケティングを続けるための心得
  • 2. 「許可型マーケティング」の原則を徹底する
    • 2-1. 許可なく送るメールは「スパム」と見なされる
    • 2-2. リストを「買う」のは絶対にやめよう
    • 2-3. オプトアウト(購読解除)は必ず設置する
  • 3. 個人情報保護と法令遵守の重要性:お客様との信頼を守るために
    • 3-1. 個人情報を大切に扱うマインドセット
    • 3-2. デジタル時代の個人情報保護ルール
  • 4. 「送信頻度」と「内容」のバランスを保つ
    • 4-1. 頻繁すぎる送信と一方的な売り込みの罠
    • 4-2. 解決策:セグメント配信で「パーソナライズ化」を心がける
    • 4-3. パーソナライズ化の具体例
  • 5. 「配信リスト」の鮮度を保つことの重要性
    • 5-1. なぜ古いリストは良くないの?
    • 5-2. 解決策:リストクリーニングを定期的に行おう
  • 6. 効果測定を怠らないことの重要性
  • 7. まとめ:失敗から学び、お客様と信頼を築く
  • [参考記事:ゼロから始めるメールマーケティング:リード獲得のためのステップ・バイ・ステップ]
  • 【無料ダウンロード】 メールマーケティング「最初の1歩」ロードマップ:計画から効果測定まで。第一歩でも迷わない基本用語集付き

1. はじめに:安心してメールマーケティングを続けるための心得

「よし、メールマーケティングを始めよう!」と意気込んでいるあなた。

その勇気と、一歩の購読力は素晴らしいです。

あなたのせっかくの努力が水の泡になったり、お客様からの信頼を失ったりしないように、事前に知っておくべき注意点をこの記事ではお伝えします。

メールマーケティングの初心者が陥りがちな失敗を避け、安心してメールマーケティングを続けるためにお伝えしたいポイントは5つあります。

もし、メールマーケティングの全体像からしっかり学びたいと感じたなら、まずは私たちのメインコンテンツも読んでみてくださいね。

[参考記事:ゼロから始めるメールマーケティング:リード獲得のためのステップ・バイ・ステップ]

2. 「許可型マーケティング」の原則を徹底する

メールマーケティングを始める上で、最も大切な心構えは、許可を得た人にだけメールを送るということです。これを、マーケティングの世界では「許可型マーケティング」(パーミッション・マーケティング)と呼びます。

この原則を必ず守ってください。

2-1. 許可なく送るメールは「スパム」と見なされる

あなたの受信トレイに、知らない人から突然、興味のないメールが届いたらどう感じますか?「迷惑だな」「どこからアドレスが漏れたんだろう?」と、不快に感じますよね。こうした、相手の許可を得ていない一方的なメールは、「スパム(迷惑メール)」と見なされます。

スパムメールと見なされないために、「オプトイン」をとる、つまり、メール送信に同意を得る段階を必ずいれてください。リストに入ってもらう段階で、オプトインのステップを必ずはさむことで、パーミッションを得ることが徹底されます。

あなたが、メール配信システムを使うメリットのひとつに、同意を確認する工程が必ず含まれているということもあります。

もし、あなたのビジネスが、あなたからのメール送信に同意のないメールを送ってしまうと、お客様からの信頼を一気に失ってしまい、ブランドイメージを大きく損なうことになりかねません。お客様に「迷惑」だと思われた瞬間、あなたのメルマガはゴミ箱行きになり、二度と読んでもらえなくなりますし、あなたのメールアサーバーから送信されるメール全体がスパムだと認定されかねません。

これはおおげさに言っているのではなく、現段階、厳しい法令に沿って、IPアドレスの運用の仕組み全体が厳格化されているので、自動的に機械から「スパムとみなされる」ことは起こり得ます。信頼をそぐ要因は、ひとつでも排除しておきたいものです。

2-2. リストを「買う」のは絶対にやめよう

「お金を出してリストを買えば、最初からたくさんのお客様にアプローチできるんじゃないか?」と、メルマガをこれからはじめる人のなかにはいるかもしれません。しかし、これは絶対にやってはいけないことです。

なぜなら、購入したリストのお客様は、あなたのメールを受け取ることを許可していないからです。購入したリストを使うことは、お客様との信頼関係を築くどころか、最初からそれを壊してしまう行為に他なりません。あなたのメールはスパムとして認識され、あなたのドメイン(メールアドレスの@以降の部分)全体の評価を下げ、将来的に本当にメールを届けたいお客様にも届かなくなってしまうリスクがあります。

リストは時間をかけて、お客様が自ら「読みたい」と思って登録してくれたものだけを大切に集めていきましょう。

2-3. オプトアウト(購読解除)は必ず設置する

オプトイン(許可を得る)ことの重要性は、上記でお伝えしました。

もうひとつ、オプトアウト(登録解除)が簡単にできることも重要な要素です。

お客様との関係は、一方的なものではなく、常に双方向のものです。たとえ最初にお客様が「メールを受け取る」ことに同意し許可してくれたとしても、いつか「もう必要ないな」と思う時が来るかもしれません。

そんなときのために、いつでも簡単に「購読解除(オプトアウト)」できる仕組みを、必ずメルマガの最後に設置しておくことが大切です。

「せっかく集めたのに、解除されちゃうのは嫌だな…」と、登録解除ボタンなんて設置したくないと思うかもしれません。

ですがこう考えてください。購読を解除するお客様は、その時点であなたの情報が必要なくなっているか、または関心が薄れてしまった人たちです。そのような人たちのために、あなたがメール配信プラットフォームにアカウント数に比例した費用を高額に支払いながら、無理にメールを送り続けても、その費用はむくわれることはありません。かえって、迷惑メールとして報告されたり、ブランドイメージを下げてしまったりする方が、ずっと大きなリスクになります。

あなたの手を煩わすことなく、退出くださるお客様はいい人なのです。お客様がいつでも自由に「やめる」ことができるようにしておくことは、お客様への配慮であり、結果として、本当にあなたの情報が欲しい人たちとの、質の高い関係性を保つことにも繋がります。

お客様の許可と意思を尊重する。この「許可型マーケティング」の原則を徹底することが、あなたのメールマーケティングを成功へと導く、一番の秘訣です。

3. 個人情報保護と法令遵守の重要性:お客様との信頼を守るために

お客様と良い関係を築いていく上で、メールアドレスという個人情報を預かる私たちが、絶対に忘れてはいけない大切な心がまえがあります。それは、お客様の大切な情報を守る、という責任感と、信頼を預けてもらっているという矜持と感謝です。

3-1. 個人情報を大切に扱うマインドセット

考えてみてください。あなたは、どんなお店やサービスなら安心して個人情報を預けられますか?きっと、「この会社なら大丈夫だな」「信頼できそうだな」と思えるところですよね。お客様も同じです。メールアドレスを登録してくれたお客様は、あなたを信頼してくれています。

この信頼を裏切らないように、私たちは、お客様の情報を自分の大切なものとして扱う、というマインドセットを持つことが大切です。

お客様の情報を安易に、雑に扱ったり、不適切な方法で利用したりすることは、せっかく築いた信頼を、一瞬で壊してしまいかねません。

たとえば、メール配信リストを他社にむやみに公開したり、メール配信先にあなたのビジネスとは関係のない情報をやたらと流す、という行為はやめましょう。

大切にするといってもピンとこない人は、リストを、ただのメールアドレスの羅列の表と思っているからかもしれません。そうでななく、リストの中にいる生身の人を思い浮かべましょう。そのうちの一人、あなたの言うことをいつも楽しみに待ってくれている親しい人の顔をおもいうかべましょう。

リストは、あなたの応援者です。数字ではなく、人です。

これを想像できれば、細かな法令遵守の手続きうんぬんのまえに、個人情報を扱うマインドセットは、キット乗りこえられます。

参考記事:個人情報保護の法令順守についてはコチラみてください

3-2. デジタル時代の個人情報保護ルール

近年、インターネットの世界では、お客様のプライバシーを守るためのルールがどんどん厳しくなっています。これは、メールマーケティングだけでなく、ウェブサイトでの行動を追跡するGA4(Googleアナリティクス 4)のトラッキングや、デジタル広告で使われるクッキーといったものにも、同じように規制が及んでいることからも分かります。

このお客様のプライバシーを守るルールの強化は、今後もより一層、厳格化すると予想されます。

このような変化は、決して「面倒な規制」ではありません。むしろ、お客様のプライバシーを尊重し、お客様との信頼をさらに強固にするための、大切なルールだと捉えましょう。

だから、面倒とはおもわずに、大切なお客様を守るという気持ちで対応しましょう。

これらのルールは、私たちのメールマーケティング活動にも深く関わってきます。お客様に安心してメールを受け取ってもらうためには、日本の「特定電子メール法」といった法律を守ることが不可欠です。詳しい内容については別の記事に譲りますが、「お客様からきちんと同意を得たうえで、正しく情報を取り扱う」ことができていれば、大丈夫。

この基本ルールを心に留めておきましょう。

4. 「送信頻度」と「内容」のバランスを保つ

「せっかく集めたお客様リストだから、たくさんメールを送って、たくさん読んでもらいたい!」と思う気持ちはよくわかります。しかし、メールの送信頻度や内容のバランスを間違えてしまうと、お客様はあなたのメールに飽きてしまい、最終的には購読解除や迷惑メール報告に繋がってしまいます。

4-1. 頻繁すぎる送信と一方的な売り込みの罠

メールを頻繁に送りすぎると、「またこの会社か…」と、お客様にネガティブな印象を与えてしまいます。また、売り込みばかりの内容では、お客様は「自分の役に立つ情報がない」と感じてしまい、あなたのメールを読む意味を見いだせなくなります。結果として、開封率やクリック率といった大切な指標が下がり、お客様との繋がりがどんどん薄れていってしまうのです。

これは、どんなお客様に、何を送るのかという設計をおわず、常に一斉配信ばかりをおこなっていると起こりがちです。

4-2. 解決策:セグメント配信で「パーソナライズ化」を心がける

では、どうすればお客様に飽きられずに、あなたのメールを「価値ある情報」として受け取ってもらえるのでしょうか?

その答えの一つが、セグメント配信によるメールのパーソナライズ化です。

セグメント配信とは、お客様を、興味関心の度合や、分野など、いくつかのグループ(セグメント)に分けて、それぞれのグループの興味やニーズに合わせたメールを送る方法です。たとえば、「商品Aを購入したお客様」「商品Bに興味があるお客様」「メルマガ登録から日が浅いお客様」といったように、お客様の行動や属性でグループ分けをします。

これにより、すべての読者に同じメールを送るのではなく、「あなたのためだけの情報ですよ」というメッセージを伝えることが可能になります。

参考記事:メールのパーソナライズ化を実現する鍵「セグメント」とは?

4-3. パーソナライズ化の具体例

多くのメール配信ツールには、このセグメント配信機能が搭載されています。例えば、人気のメール配信ツールMailchimp(メールチンプ)も、非常に強力なセグメント機能を持っています。

  • 例1:新規顧客への特別オファー
    • 最近商品を購入してくれたお客様のセグメントに、その商品に関連した使い方や、次回購入に使える割引クーポンを載せたメールを送る。
  • 例2:関心のあるコンテンツの提供
    • あなたのブログ記事「〇〇について」を読んだお客様のセグメントに、そのテーマに関するさらに深い情報を提供するメールを送る。

お客様の興味関心を計るための、分岐の方法はさまざまにあります。

参考記事:Mailchimpであらかじめ型として備えられているセグメント紹介

セグメントをつかって、お客様の行動や興味に合わせて配信するメールの内容を変えることで、お客様は「自分のことを理解してくれている」と感じ、あなたのメールを積極的に読んでくれるようになります。お客様は「迷惑」ではなく、「もっと読みたい!」という気持ちになってくれるはずです。

「送信頻度」や「内容」に悩んだら、まずはセグメントを分けて、パーソナライズ化を心がけてみましょう。これが、お客様との信頼関係を深めるための、効果的な一歩になります。

5. 「配信リスト」の鮮度を保つことの重要性

メールマーケティングを続けていくうちに、リストの中には、何ヶ月もメールを開いてくれないお客様や、アドレスが間違っていてメールが届かないお客様が、少しずつ増えていきます。こうした、反応がない古いリストをそのままにしておくことは、実はあなたのメールマーケティングにとって、あまり良いことではありません。

5-1. なぜ古いリストは良くないの?

反応のないリストをたくさん含んだままメールを送り続けると、全体の開封率やクリック率といった大切な指標が、どうしても下がってしまいます。これらの数字が下がると、メール配信システムやプロバイダーから「このメルマガはあまり読まれていないな」と判断され、あなたのメルマガが迷惑メールに分類されやすくなるリスクがあります。

そうなってしまうと、本当にあなたの情報を求めているお客様にも、メールが届きにくくなってしまうかもしれません。到達率に影響が出てしまいます。

5-2. 解決策:リストクリーニングを定期的に行おう

こうしたリスクを避けるために大切なのが、リストクリーニングです。これは、反応がない古いお客様をリストから削除して、リストの鮮度を保つ作業のことをいいます。

リストクリーニングは、次の手順で行います。

  1. 反応がないお客様を特定する:
    • 過去半年〜1年間、あなたのメルマガを一度も開いていない、またはクリックしていないお客様を、メール配信ツールの機能を使って探します。(Mailchimpなら、過去の任意の期間openしていない人を選べますので、そこでセグメントを作成します)
  2. 最終確認のメールを送る:
    • 特定したお客様に、「今後もメルマガを受け取りますか?」と尋ねる、最終確認のメールを一度だけ送ってみましょう。「もし今後メールが不要な場合は、このメールへの返信は必要ありません」と伝えてもいいですね。
  3. 反応がなければリストから削除する:
    • この最終確認メールにも反応がなければ、思い切ってリストから削除しましょう。

せっかく集めたメールアドレスなのに!と、身を切る思いがするでしょう。もったいなくて、リストクリーニングなんてとんでもないと思うかもしれません。

でも、このリストクリーニングを行うことで、本当にあなたのメールを必要としている、質の高いお客様だけに集中してコミュニケーションを取ることができます。これにより、開封率やクリック率といった指標が上がり、あなたのメールマーケティングは、より健康的でパワフルになっていきます。

6. 効果測定を怠らないことの重要性

メールマーケティングを成功させるための大切な心得の最後です。

効果測定と、改善活動を、必ず行いましょう。

どんなに良いと思うメールを作って送っても、その結果を見て、改善するというプロセスを怠ってしまっては、せっかくの努力がもったいないことになってしまいます。

開封率やクリック率といった数字は、あなたのメールマーケティングが正しい方向に進んでいるのかを教えてくれる、大切な道しるべです。この道しるべを見ないままでは、改善なくして、ゴール達成はありません。

メール配信ツールが教えてくれる数字を定期的にチェックし、「この件名は響かなかったな」「この内容はもっと工夫が必要だな」といった、改善のヒントを見つけ出す習慣をつけましょう。失敗から学び、次に活かす。この地道な繰り返しこそが、あなたのメールマーケティングを成功へと導く、一番の近道になるはずです。

7. まとめ:失敗から学び、お客様と信頼を築く

メールマーケティングで失敗しないための注意点:よくある間違いと回避策

メールマーケティングを成功させるには、いくつかの大切な心得がありました。お客様の許可を得ること、個人情報を大切に扱うこと、そして結果を振り返り、改善すること。これらの注意点を押さえておけば、お客様からの信頼を失うことなく、安心してメールマーケティングを続けることができます。失敗を恐れずに、これらのポイントを一つひとつ実践していきましょう。

もし、メールマーケティング全体の流れを学びたいなら、メインコンテンツをご覧くださいね。

【メールマーケティングを「ゼロ」から始めるあなたのための完全ガイド】

[参考記事:ゼロから始めるメールマーケティング:リード獲得のためのステップ・バイ・ステップ]

さらに、「計画から改善まで、スムーズに進めたい!」という方のために、この知識をすぐに実践に移せる、特別なダウンロード資料もご用意しました。

【無料ダウンロード】 メールマーケティング「最初の1歩」ロードマップ:計画から効果測定まで。第一歩でも迷わない基本用語集付き

Filed Under: メールマーケティング Tagged With: Mailmarketing

603人が学ぶマーケティング情報で一緒に学びませんか

メールマガジン登録で毎週水曜日にあなたにマーケティング情報が届きます

About 和田 美香

欲しいと思ってくれる人と出会うのがマーケです。

Footer

会社概要

個人情報保護方針

特定商取引法に基づく表記

Copyright © 2025 · Lifestyle Pro on Genesis Framework · WordPress · Log in