メルマガとメールマーケティングの違いってわかりますか?
「わたしはメルマガ送ってるから大丈夫」って思ってませんか?
いえいえ、メールアドレスを集めてリストを構築しているなら、ただメルマガを送るだけなんて、もったいないです。
ここでは、メールマーケティングを、「メールをつかって、受信者に行動してもらえるように促す」ものとしてお話しします。
ゴールは、もちろん、メールをつかってあなたのビジネスが成長することです。
今日お話しするのは、メールマーケティングを成功させるために、土台となるよう基本的な「5原則」です。
5原則をまず押さえることが、メールマーケティング成功の第一歩です。
目次
1、迷惑メールフォルダーにつかまらない
まず、受信箱にとどかなければ、メールを送ることそのものが無意味になってしまいます。
迷惑メールフィルターに捕まらないための10の方法は、こちらの記事を参照ください
2、開封してもらえる件名をつけること
受信箱に届いても、開封してもらわなければ、中身を伝えられません。
そこで、開封してもらうための件名をつけるための8つのポイントは、コチラの記事を参照ください。
3、読みやすいメールにする
読みやすいメールを書きましょう。
受信してる人は、一字一句丁寧に読み、時間をかけて読んではくれません。
あなたもきっとそうだとおもいます。
みな忙しいので、1通づつは、必要な個所、興味がある箇所が入ってないか、目で画面をスキャンするようにしかみてません。
メールを読むのに時間をつかってはくれません。
わたしも、そうです。
メルマガを受信しても、開封するのさえまれですし、毎週必ず開封するメールだったとしても、まずテーマや見出しをざっとまずながめるだけで終わります。
読みたい内容があれば、さらにそこで★しるしをつけて後で読むなどで、まず情報を選別しています。
だから、わたしたちも、送るメールは、読みやすいメールを作る必要があります。
読みやすいメールの最重要事項は、「メールの上に、最も重要なメッセージを置く」ことです。
なぜなら、開封して、まず目にはいる最初の1、2文は、読んでくれている可能性が高いからです。
だから、冒頭の1~2文は、要点を絞って書くようにしましょう。
それから、「メールの最後にも、最も重要なメっセージを置く」こともあわせてやっておく必要があります。
冒頭をみて、メール本文はただすっとばし、そして最後までスクロールするという読み方が一般的だからです。
フォントは、小さすぎない、大きすぎない大きさにします。
使用するフォントの数は、1つ、最大でも2つに絞って、使用箇所を統一しましょう。
送信前に、テストメールを送って、デスクトップとモバイルの両方で、見栄えがどのようになっているか、確認するのもやっておきましょう。
また、ひとつの段落は、短くします。
箇条書きもうまく使いましょう。
というのも、大きなテキストの塊は、それだけで圧迫感をあたえ、読まれない可能性が高くなります。
太字や下線をつけるのは、最低限必要な個所だけにしましょう。
くれぐれも、全文を太字にするのは無しです。
このように、読みやすいメールを作る工夫を心がけましょう。
4、1メール1アクション
4つ目の原則は、「1つのメールで伝える焦点を1つに絞る」ことです。
つまり、メールを送るときはいつでも、1つのテーマだけにしようということです。
というのも、メールマーケティングは、受信者に行動を起こしてもらうようにするのが送信の目的だからです。
起こしてもらいたい行動は、統一しておかないと、受信者も混乱します。
1つのメールで伝える「起こしてもらいたい行動」は1つです。
だから、メールを1回送信するときは、1つのテーマに絞る必要があるのです。
また、メールのパフォーマンスを評価する際にも、「起こしてもらいたい行動」がひとつ決まっていたら、計測しやすいですよね。
起こしてもらいたい行動としては、たとえばこんなものがあります。
・商品を購入頁へのリンクをクリックしてもらう
・アポイントをとってもらうためにメールを返信してもらう
・ブログ記事を読んでもらうためにリンクをクリックしてもらう
など。
特定の1つの行動を追跡することができると、コンバージョンの計測が容易になります。
5、セグメント機能を使う
最後の5つ目の原則は、メール配信時に、オーディエンスをセグメント化することです。
セグメントは、SNSと比べ、メールマーケティングが有利な点です。
SNSは、「全員」にたいしてしか送れません。
でも、メールマーケティングは、オーディエンスをセグメント化し、必要としている人に必要な情報を届けることができます。
たとえば、ある特定の商品を購入した人に、つぎにおすすめの商品を、メールで案内することができ、「自分のことをよくわかってくれる」と思ってもらえます。
また、セグメントは、商品購入の行動以外でも、他にも様々な分け方があります。
・メルマガ登録時期によって案内を送り分ける
・メールの開封をしていない人にだけ送る
・最高ランクのVIP顧客だけにシークレットメールを送る
など。
セグメントは、MailchimpやConvertkitをつかっているなら、セグメンテーションは可能です。
もし、セグメント機能がないメール配信プラットフォームを利用しているなら、この機会に配信プラットフォームの引っ越しをしておきましょう。
セグメント化されたメールは、開封率、クリック率ともに高いことが分かっています。
リストの全員に送信されるメールよりも、セグメント化されたメールの方が、多くの人に行動を起こしてもらいやすくなるのです。
なぜなら、セグメント化されたメールが、受信者にとってより具体的で、関連性がある内容になるからです。
つまり、受信者にあった内容を、ターゲット別に送ることができるからです。
誰にどんなメールを送りますか?
以上が、メールを成功させるための5つの原則です。
これらを実践すれば、スパムフィルターを回避できるため、より多くのメールを配信することができます。
効果的な件名を使っているので、開封率も上がります。
魅力的でよみやすいメールなので、より多くの人がメールを読みます。
そして、行動を起こすようになります。
という循環に入ります。
この環境をまず整えましょう。
さて、5原則でメールマーケティングの環境を整えたら、「どんなセグメントに、どんな内容のメールを送るべきか」気になりますよね。
また、別の記事でご案内していきます。
お楽しみに。
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