どんな商売をするときも、価格設定はほんとに悩ましい問題です。
仕入れた雑貨を売るときも、育てた農作物を売るときも、自分のノウハウや技術を売るときも。
価格の数字づくり何日も頭を悩ませてしまいます。
それは、デジタルコンテンツ販売のときも、同じです。
どんなに長くビジネスを行ってきている経営者でも、「安くした方がいいのでは」と、付けたい価格と、売れる価格の差を怖がり、まだ売る前から不安で押しつぶされそうになっています。
でも、大丈夫。
この記事は、「まず、どの戦術かを採用してあなたの商品やサービスに価格づけし、セールスを開始する」ことを後押しするために書きました。
まず、このシリーズ記事を読んでください。
そしてエイと価格をつけて、おもいきって一歩踏み出してみてください。
いや、でも、「売れなかったら?!」って心配!!
そんな不安は、あなたがまだ「売り出していない」から出てくる感情です。
いますぐ売り出しを開始したら、そんな感情とはおさらばできます。
目次
プライシングの極意(1) 9で終わる数字がほんとにいいのか?
有料か無料か。低価格にするべきか、高い価格をつけるべきか。
そんなプライシングの悩みは、初めて自分の商品やサービスに価格をつける起業家ばかりでなく、ベテラン経営者も抱えています。
あなたの本業がオンラインコース制作と販売だけでないという方にも役立つ、プライシングの技法について、「価格づけ」「価格の見せ方」「割引」といった話題で、シリーズでお届けしていきます。
今日お届けするのは、「最後が8や9で終わるといいと言われるのはなぜ?」というテーマです。
プライシングの極意(2)見た目に訴える
価格表示については、紙媒体も、デジタル画面上でも、「分かりやすく書く」ということが鉄則です。
でも、「ただ分かりやすく書くって言われただけでは、具体的にどこに注目して表現すればいいかわかりにくい」というお声もいただきます。
そんな疑問におこたえし、2つポイントをお伝えします。
プライシングの極意(3)成功する松竹梅にする
松竹梅の価格をつけるとき、なんとなくで、3つの数字を並べてませんか?
今日お伝えする記事は、利益を最大化するために、真ん中を選んで購入してくれる人を増やすための方策です。
プライシングの極意(4) 松竹梅で松を選んでもらうには
松竹梅で一番高いものを選んでもらう戦法もあります。
松は、たいてい、利益率を高く設定していますので、売上だけでなく、利益創出に大きく貢献します。
プライシングの極意(5)高い数字を当たり前に感じてもらうには
大きな数字を、その文脈のなかにおくだけで、人は高い価格のものを買うのは当然と考えるようになります。