
日本の 哲学をコンテンツ資産に変え、世界で高付加価値で売る戦略を構築 「Global Contents Asset」ディレクター
和田美香
Global Contents Asset(GCA)サービスへの想い
13歳の息子から「地球にいいことをすべきだと授業で習うけど、それじゃ会社が儲からないと親が言ってると主張する子がいて、みんな納得して授業がおわってしまった。自分のところは損してもいいって人はたしかにいないので、結局ずるずる今のまま、戦争も地球問題もすすんでしまうのかな」と、社会のディベート授業での出来事を、社長でもあるわたしにぶつけられたことがありました。
わたしたちは、何のために、収益を得ようと事業を行っているのでしょうか。
自分や家族や、関わるひとたちが、幸せでいるため。
なのに、子どもたちには、今、欺瞞の教育時間を強いているということになるのでしょうか?
建前はこうだけど、本当にやるべきことは違うよ、と。
そんなことはないはずです。
わたしは、2009年にみかんぐみ設立後、わたしたちを必要としてくださる人たちに対し、マーケティングや開業支援のサービスを無心にただひたすらに提供してきました。
頼っていただけることはひたすら嬉しく、やりがいもあり、声をかけてもらえるならなんでもやる、というスタンスでずっとやってきました。
でも、母がガンだと知らされたときから、ただ事業を大きくするだけでなく、わたしもあと何年生きているかわからない、もっと、自分の信念に基づいた活動もして死んでいきたい、あのときああすればよかったとは思いたくない、と、考え始めるようにもなりました。
そこで始めたのが、「和菓子を世界にプロジェクト」でした。
小豆の消費拡大をひろげることにより、健康、地球環境、日本文化継承の、3つもよいことに貢献できると考えたからです。(詳しくは、コチラ)
コロナのとき「消費拡大は結局のところ移動や輸送で石油を大量に使うことになるので、ほんとに地球のため、世界のためになるのか」と悩みました。
でも、コロナが収束し、時間の使い方を考え直すきっかけをくれた母が亡くなり、改めて、和菓子プロジェクトの活動を再開して感じるのは、ビジョンを伝える大切さです。
ビジョンやミッションは、わたしたちを食わしてはくれない、というのは嘘です。
ビジョンやミッションがあるから、出会えなかったかもしれない人と出会って話をし、課題を一緒にかいけつしようとしてくれる人と組むこともでき、また、商売も長きにわたってがっぷりよつを組んでさせてもらえるということを強く思わせられました。
これは、商売のことであって、地球環境の改善や地球上の紛争解決にむけたこととつながらないと、あなたは思いますか?
わたしは、そうは思いません。
商売をしていても、地球や世界にとってよい方向へと小さな一歩づつでも向かうことはできます。
その大きな助けとなるのが、ビジョンやミッションを持ち、それをストーリーとして語ってゆくことです。
商売をするわたしたちは幸いです。
その一歩を、自分の意思でいちはやく踏み出すことが出来るのですから。
商売をしているから、地球環境や世界平和にたいして貢献できない、と、子どもに残念な思いをさせるのはもう終わりです。
商売をしているから、世の中をよくしたいというミッション・ビジョンをこの手で強力にすすめることができるという喜びと希望を、ストーリーを語りまだ届かないところへ架け橋となって、ひろげていきたいと考えております。
事業名 Global Contents Asset (GCA グローバル・コンテンツ・アセット)は、ミッション「日本と世界」「技術と顧客」「今と未来」を、コンテンツマーケティングのストーリーでつないで資産化することを象徴化し、名前がつけられました。
Global Contents Assetは、みかんぐみ株式会社が提供する、マーケティングコンサルティング事業のサービスブランド名です。
<他の活動場所>
udemy講師 受講生4,257人
和菓子プロジェクト・リーダー 「azuki magazine」「Dorayaki Online School」
みかんぐみ株式会社 代表取締役
- 1971年、奈良県生まれ。
- ストレングスファインダー 最上志向・収集心・運命思考・戦略性・着想
- 資格 中小企業診断士/PRSJ認定PRプランナー/宅地建物取扱主任者
- 得意なこと 信念をもった未来のワクワクを語り道をつくること、突然のひらめきをやアイデアや人をつなぐこと。
- 苦手なこと 決まった事の繰り返し。夜の懇親会。
- 趣味 泳ぐ、散歩、MTBトレイル、