Teachable(ティーチャブル)をプロフェッショナルプラン以上で契約して使用すると、Upsell機能を使うことができます。
Upsell機能は、ひとりの顧客からの売上を最大化させる機能です。実際に使うと、その威力を手放せなくなります。
さて、2024年にTeachableでは、Upsellに新しい、「Post-purchase Upsell」という機能がお目見えしました。
従来のThank you pageでアップセルするのと比べて、何が違うのか、どう使い分けたいか、和田なりに考えたことを、本記事でお伝えします。
機能の違い
2つの機能を、独断と偏見で比較してみました。
Post-purchase upsell | Thank you page upsell | |
現れるタイミング | 決済直後 | 決済直後 |
比較割引表示(クーポン表示) | あり | なし |
ワンクリック決済 | なし | あり |
Upsellに応じず「いいえ」ボタン押下後のアクション | ホーム | カリキュラムページ |
どう使い分けるか?
アップセル商品がひとつしかなかったら、この二つのアップセル機能を、どう使い分けるのかなやみます。
和田なりに考えてみました。
(1)Post-purchase upsell を選択する場合
価格比較表示させたいなら、こちらを利用する。
割引していることを視覚的に訴えるアップセルブロックをつかえるため。
特別なオファーというのが、わかりやすくみせられます。
ただし、アップセル画面で追加で提案された商品の購入ボタンを押すと、もいちど決済画面にゆき、決済ボタンを押す作業が発生します。
(2)Thank you page upsellを選択する場合
ワンクリックでアップセルできる環境にしたいなら、こちらを使う。
アップセルの場にいる購入者に、再度決済画面にゆかなくても、そのままクレジットカード決済が、直前の購入の保持されている情報をつかって行われるので、決済画面に再度ゆかずにボタンを押すだけで決済が終わる。
つまり、追加購入を迷うスキを与えたくないなら、こちらが有利。
ただし、価格を割り引いた比較表現はできない。
まとめ
2024年7月現在では、この2つは、Upsell funellとしてまとめられたなかでの過渡期のアップセル機能だと推測しています。
和田は、まだしばらくは、Thank you pageのアップセル機能を従来通り使おうと考えています。
理由はワンクリックで決済できる点を利用したいから。つまり追加購入を迷わせる時間をつくらないため。
それと、ずるいと言われそうですが、実は、わたしはエディター1.0を使っているので、Thank youページのアップセル機能で割引クーポンが表示できてしまうのです。
もしエディター2.0の方でも、セールス文言と、セールス動画でうまく案内して、割引クーポンではないですけれど、プライス表示を操作し、特別価格のアップセルブロックをつくってご案内すると、実質として割引価格でアップセルブロックを運用できます。
ただし、元の価格に棒線をひいて消したようにみせかけて、割引比較ができるようにする表現はできない、というだけです。
ちなみに、Post-purchase upsellと、Thank you page upsellの両方を、同時に設定して使うこともできます。
2つ以上のアップセル商品があり、つづけてアップセルを行いたい場合は、ここで議論したアップセル機能を両方を設定してもいいでしょう。
2つ以上アップセル商品がある場合は、また従来どおりの方法で、アップセルを永遠につづける方法をとることもできます。2つの以上の商品のThank you page でアップセルを設定しつづければいいだけです。いくらでもアップセルが繰り返せます。
どの方向にゆくにしてもTeachableは、コース販売者の売上をあげる環境をより整備してくれる方向にあるんだなととらえています。
楽しみです。
あなたの成功しているUpsell商品はどんなものか、Upsellの設置のセールスページはどんな工夫をしたのか、ぜひ、和田にもメールやコメントでシェアいただけると嬉しいです。
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