Teachable(ティーチャブル)の標準クーポン機能にプラス、「クーポン頁に訪れてから24時間だけ有効」という設定をしたい。
これを実装するために、DeadlineFunnel(デッドラインファネル)とMailchimp(メールチンプ)を組み合わせ、Teachableのクーポン機能を拡張する方法をご案内します。
目次
Teachableの標準クーポン機能
Teachableは、標準で、次の2つの機能を用いて、希少性の演出を助けてくれます。
・任意の日時で有効期限がきれる(特定の日時限定)
・任意の枚数だけ有効(数量限定)
この2つの機能は、生涯で一度しか現れないThankyou頁や、日時限定のキャンペーンではとても有効に働いてくれます。
和田の不満
何度も訪れることが可能なボーナスレクチャー内では、数量限定でしか希少性が発揮できません。
なぜなら、「今月末で有効期限が切れます」という特定の日付限定のクーポンを設置したところで、何本もあるコースのボーナスレクチャーそれぞれに、毎月クーポンを貼りなおしてゆく作業が発生するのは効率が悪いからです。
でも、数量限定にして、「先着10名様」と希少性を表現しても、反応が薄いのが現状です。
そこで、「クーポン頁を訪れたら、その訪れた時間を起点として24時間限定で有効」という風に、訪問者に「今しかない!」という希少性を実感いただける運用方法がないかとずっと思っていました。
はい。
みつけました。
Deadline Funnel(デッドラインファネル)という締め切りを管理する米国のマーケティング・ツールとTeachableを連携させる方法です。
前提条件
この記事では、次の4つのツールを使用します。すでにアカウントがあり、DeadlineFunnel以外のそれぞれの画面が作成されているという前提ですすみます。
・Teachable(ティーチャブル)
・Deadline Funnel(デッドラインファネル)
・Mailchimp(メールチンプ)
・WotdPressのLP機能(ワードプレスでつくったのランディング頁)
※Deadline Funnelは、アカウント作成後から14日間の無料トライアル期間があります。この記事を参考に、Teachableのクーポンを作成して、キャンペーンを作成してみてください。
最初に4つのタブを開いておく
最初に、「Deadline Funnelの新しいキャンペーンを作成する画面」と「Teachableクーポン閲覧画面」と「Mailchimpのキャンペーン編集画面」「WordPressの固定ページ機能でつくったキャンペーン終了を告げる画面」を別タブで開いておきます。
Deadline FunnelsのBluePrintを選ぶ
DeadlineFunnelのキャンペーンを作っていきましょう。
Campaigne Createから、クイックスタートガイドが始まります。
最初、Blue Print(ブループリント)を選ぶ欄では、「Page Visit」を選択します。
Platforme(プラットフォーム)では、Mailchimp(メールチンプ)とTeachabl(ティーチャブル)を選択します。
次にすすみます。
Pages
Pagesの設定です。ここでは、どの頁を訪れたときに、この締め切りツールを働かせるのか、という設定をする場所です。
まず、FloatingBar(フローティング・バー)ば、画面の上で、締め切りツールの表示のされ方の種類です。
FloatingBarが選択されていると、画面がスクロールしてもバーがずっと画面上に残り続ける形式で、カウントダウンの表示が現れます。
Before the deadlineの覧は、デッドラインファネルの現れる画面の頁URLをココに入れます。
私の場合、今回は、Teachableのクーポン頁URLを、「カウントダンタイマーが表れてほし
い画面」として設定しました。
Agter the deadlineの覧は、カウントダウンタイマーが切れた後、つまり今回は24時間が切れたあとに、このページを訪れた人に、「このキャンペーン終わってるんだ」というのが分かるように「このキャンペーンは終わりました」と書かれた画面を表示させたいとき、そのURLを設定します。
今回、私は、WordPress(ワードプレス)の固定頁機能にランディングページ機能があるのを使用して、「キャンペーンを終了しました」という画面を作り、この固定頁のURLを使用しています。
次にすすみます。
Emails
Emailsの設定です。ここでは、カウントダウンを表示させたい頁に、メールに置いたリンクから飛ぶとき、メールに貼るリンクURLを生成してくれます。
また、Email本文のなかにカウントダウンタイマーを連携して表示させたいときにも、この頁から必要な部品をコピーしてメールに貼ることもできます。
このEmailsの部品は使っても、使わなくても、PageVisitの機能は有効です。
次にすすみます。
TrackingCodeをコピペする
DeadlineFunnel(デッドラインファネル)とTeachable(ティーチャブル)を連携させます。
DeadlineFunnelのTracking Code(トラッキングコード)をコピーして、Teachableの所定の場所に張り付ける作業を行います。
トラッキングコードは、DeadlineFunnelの一番上のナビゲーションにトラッキングコードのメニューがあります。
これをクリックします。
コードをコピーする画面が現れます。
上段のコードをコピーしてください。
次に、Teachableのタブに飛びます。
Teachable内の、一番左のメインナビゲーションの中の「Site(サイト)」を選び、サブナビゲーションからCodeSnippets(コードスニペッツ)選択します。
Head Code Snippets(ヘッドコードスニペット)を開きます。
上でコピーしてきたTracking Codeを貼り付けました。
Save(保存)します。
DeadlineFunnelのタブに戻り、次にすすみます。
Appearance
Appearance(アピアランス)は、カウントダウンタイマーがどのように見えるのかを、ここで修正、設定します。
次にすすみます。
Setting
Settingは、DeadlineFunnelの表示詳細設定です。
Type選択
DeadlineFunnelの締め切りは、どのタイプを使うかを3つのなかから選択します。
ここでは「Evergreen」(ずっと続く)を選択します。
Deadline length
任意の時間からはじまって、カウントダンタイマーが有効な時間(日数等)を数値で入力します。
もし48時間だったら、48と入力します。
もし2日間だったら、2と入力します。
Type of deadline
カウントダンタイマーが有効な時間の単位を選びます。
上記の例でいうと、もし48時間だったら、ここではhourを選択します。
もし2日間だったら、dayを選択します。
Timezone
日本標準時としてJapan standard timeを選択します。
Deadline Format
カウントダウンの数字や日にち、曜日の表示のさせかたを、選択肢のなかから選びます。
Language
日本語がありません。無難なところで英語でいいとおもいます。
設定は以上で終わりです。
クーポン期限は長いほうが売れるのか?
クーポン期限は長いほうが売れるのでは、という質問をいただきました。
わたしは、短くても長くても、興味喚起と予告さえきっちり行っていれば、同じだとお返事しております。
たとえ、60日間でも、3日間でも、売れるタイミングは決まっているからです。
売れるのは、セールスがはじまったばかりの時と、セールスの終了間近な時、この2つのタイミング以外ではほぼ売れません。
なので、しっかり、興味喚起と予告さえできていれば、クーポン有効期限は短くても売れます。
あなたも、「クーポンページにアクセスしたら、そのアクセスしたときを起点にクーポン有効期限が切れる」この組み合わせ機能を、つかってみてください。
そして、うまくいったよ、のあなたの様子をぜひメールでおしえてください。