9月10月は、年末のブラックフライデーに向けて大型セールが、始まっています。わたしも英語圏のマーケターが行う年に一度の大型キャンペーンに参加してみました。
ほんとうに大量のメールがキャンペーンで送られてきて、そこに通常の定期コンテンツの案内も加わり、タイトルを読み分けるのに混乱しました。
この人のメールマガジンはとりつづけたいけれど、この大量のキャンペーンメールは要らないなとふと思ったら、キャンペーンメールだけを解除できる方法が、メールのフッターに案内されているではありませんか。
これは便利です。
かゆいところに手がとどくとはこのこと。
彼女はMailchimpユーザーではありませんが、Mailchimpで、特定のキャンペーンメールだけを受信者自身が拒否して離脱できるように設定できるなら、うれしいなとおもって探してみたらありました。
そこで、この記事では、「特定のキャンペーンメールだけを受信者自身が拒否できるようにMailchimpで設定する方法」をお伝えします。
マージタグを埋め込む
マージタグ(「差し込みタグ」ともいいます)機能を使用し、受信者が、オートメーションで送られてくるメールに、自分から、オートメーションメール配信削除できるようにします。
具体的には、Leave Automation マージ タグを使用します。
このタグは、受信者自身が、今受信しているオートメーションでのみ有効です。
*|AUTOMATION:WORKFLOWREMOVEURL|*
オートメーションのカスタマージャーニー機能内で生成された電子メールに、上記リンクを挿入します。
受信者は、リンクをクリックすると、カスタマージャーニー機能内で生成された自動送信メールから、自分自身を除外できるようにします。
ですが、安心してください。
この作業を受信者自身が行っても、オーディエンス全体から、受信者の連絡先が削除されるわけではありません。
つまり、Unsubscribeされるわけではありません。
マージタグの埋め込み方
まず、オート―メーションのなかで、受信者が離脱を選択できるようにするカスタマージャーニを選択します。
そのジャーニーをいちどPouseにし、Email作成するを選択し、メール編集画面にゆきます。
まずメール編集画面内で、必要な箇所につぎのような文を書いておきます。
「この〇〇〇(商品名)キャンペーンには興味がないときは、〇〇〇(商品名)キャンペーンメールには興味がないリンクをクリックしてください。〇〇〇(商品名)のメールのみお届けがなくなります。なお、和田美香オンラインスクールのブログ更新通知は引き続きお読みいただけます。
もし、完全に、和田美香オンラインスクールからの全てのメールを受信解除されたい場合は、本メール最下部に記載の「何とかして全てのメール受信を解除する」リンクをクリックしてください。」
そのうえで、必要な箇所を選択し、ハイパーリンクを挿入します。
リンク先URLのところに、
*|AUTOMATION:WORKFLOWREMOVEURL|*
をはりつけます。
文章を書くときのポイントは、「最終解除ではなく、この商品キャンペーンに関するメールだけ解除」できることを知らせる点です。
「何とかして全てのメール受信を解除する」と、分けて表現し、「全ての解除」(つまりUnsubscribe)とは違うことを、分かりやすく表示しておきましょう。
マージタグは、タグを埋め込んでおくことで、
特定のキャンペーンから、受信者自身が抜け出る方法をご案内しておくことで、受信者から不要な解除(Unsubscribe)されることもありません。
親切は発揮しておいたほうがいいですよね。
レギュラーメールはこのマージタグは働きません
ちなみに、このマージタグは、レギュラーEメールでの配信では、機能しません。
オートメーションで作成したメールで、そのオートメーションを止めるときに役立つだけです。