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はじめてのオンラインコースづくりでトピックをカリキュラムに落とすための9ステップ

2022年4月27日 by 和田 美香

これからはじめて動画コースを作る方に、カリキュラム作成の極意や注意点をお伝えします。

これは、コースクリエイターの和田が、どんな手順で動画コースのカリキュラムをつくっているのかをお伝えする内容です。

この記事は、本や論文など3000文字以上のテキストコンテンツを組み立てた経験がない方向けにお届けします。

原稿用紙でいうと50枚以上、もしくは、ある程度まとまった文章を書いたことがある人は、この記事を読まなくてもいいです。

この記事の前提条件もお伝えします。

カリキュラム作成前に、すでにあなたはコースのトピックを決めているという段階から始まっています。

もしまだコーストピックが決まっていないっていう場合は、まずコーストピックを決めてから、あらためてこの記事にもどってきてください。

目次

  • ステップ1 創りたい動画コースの型を決める
    • 完全版かテーマ型か
    • あなたの手順をみせる型
    • こだわりの手順を伝える型
    • 理論と事例を組み合わせる型
  • ステップ2 売れるコースに必要な4要素を決める
    • 対象を絞り込む
    • タイトルを仮決めする
  • ステップ3 コースアイデアのキーワードを芋づる式に書いてアイデアを出し切る
  • ステップ4 キリのいい数字をエイと決める
    • コースの長さ時間の目安
    • 作業時間の目安
  • ステップ5 レクチャーのアイデアを書き出す
    • アイデアを並べ替え整列させる
    • 作業時間は短く
    • レクチャーの順番を並べ替える
  • ステップ6 理解を促す4要素を揃える
    • 4要素を足すときの2通りの例
    • 章に足すべきか、レクチャーに足すべきか迷ったら
  • ステップ7 受講生がゴール達成できるかどうかを確かめる
    • 「一口サイズ」に細かくする、その一口サイズがわからなくなったら
  • ステップ8 他の講師との差別化要素を入れる
    • 自分の何を語ればいいのか?
  • ステップ9 ゴール達成を促す要素を追加しよう
    • 時短も大きな理由
    • 仕上げに見直す
  • つぎにスライドづくり

ステップ1 創りたい動画コースの型を決める

完全版かテーマ型か

まず、あなたがつくりたい動画コースは、完全版かテーマ型かを決めてください。

完全版は、たいてい8時間以上の長いものになります。

テーマ型っていうのは、一つの事象をより深く掘り下げます。

例 完全版 「ライブ配信の仕方」

内容 道具の選び方、YouTubeライブ配信のし方、Instagramライブ配信のし方、Facebookライブ配信のし方、そしてOBSの使い方、そしてマルチ配信のし方、

つまり、ライブ配信の技術的な内容を網羅的に伝える。

例テーマ型「Facebookライブ配信の仕方」

内容 Facebookライフをスマホで直配信する方法、パソコンで直配信する方法、OBSを利用して配信する方法、そしてStreamYardなどソフトを利用して配信する方法、喋り方、オーディエンスをどうやって確保していくのか,

つまり、Facebookライブに特化して伝える。

完全版は、広く浅く。

テーマ型は、深く狭く。

こうご説明すると、わかりやすいでしょうか。

あなたの手順をみせる型

時系列に沿って、あなたの手順をそのまま動画にする型のご紹介です。

手順をみせる動画コースでよくあるのは、テック操作系です。

Mailchimpの使い方など、ある特定の作業を完了するためには、どういう手順で操作したらいいのか、どこ画面のどのボタンを押したらいいのかを伝えます。

あと動作解説系もこれにあてはまります。

水泳の、クロールの手の動かし方、水中で息を吐く時の体のローリングのさせ方もそうです。

茶道の袱紗点前の解説もこれにあたります。

これは、あなたが行う内容をそのまま視聴者に伝えると、動画コースが出来上がります。

こだわりの手順を伝える型

上でご紹介したのは、動作の順を伝えるだけでした。

ここでは、「あなたがこだわって組み立てた順」を伝えます。

たとえば、「ランニング初心者だったら、まず自分の目標を立てるところから始めましょう。そして、まず歩くフォームを練習しましょう」と、あなたの中で組み立てた手順をお話しすることになります。

これは、単純な時系列の操作を伝えるのとは違います。

伝える順序そのものが、あなたのオリジナルなノウハウです。

「自分だったら、こうやる」という、こだわりを見せやすい型です。

理論と事例を組み合わせる型

理論ばかり話しても、視聴者は眠たくなるだけで、自分はどうすればいいのか、わからなくなります。

なので、理論を伝えるときは、どう実践すればいいのか具体的になるよう、事例を交えながら伝えます。

まずこのステップ1では、あなたは、どのタイプの型の動画コースをつくるのか、決めましょう。

ステップ2 売れるコースに必要な4要素を決める

売れるコースには必ずこの4つの要素が入っています。

だれに

何を

どのように

効果(ゴール)

この必要な要素を、最初に決めます。

対象を絞り込む

4要素のうちの「だれに」」をより具体化する方法をお伝えします。

対象がぼんやりしていると、「ああ、私のことだ」って思ってもらえない。

つまり売れないっていうことになってしまいます。

対象を絞り込むために、3つの方法があります。

1つ目は、あなたの対象を定量的に絞ってみます。

数字や統計で表されるように表現します。

数字や統計で表されるものとは、年齢、年収、性別、家族構成、地域、国籍、宗教があげられます。

二つ目は、定性的に絞ってみます。

趣味仕事や立場がそれにあたります。

例えば、会社でどういう役職にあるのかとか、といった具合です。

属しているコミュニティーは、どんなところに属しているのかも定性的なところにはいります。

三つ目は、困っていることで絞り込みます。

これはとても重要です。

どういうところで困っているのか、何に不安や抱え課題につまずいているのか、どんな痛みを感じているのか、夜も眠れない原因は何か。

もうやってらんないって、投げ出したくなる気持ちの原因は何なのかを特定します。

この3つを書き出すことによって、あなたが誰に向かってこれからコースを作ろうとしているのかを明確にしていくことができます。

絞り込んでゆく段階で、特定の一人の方を思い浮かべばしめばものです。

その人が良かったよ、ありがとう助かったわって、言ってくださるだけでいいと思える動画コースをつくるだけでいいのです。

その一人の人にむかって語りかけることで、実際には多くの方のお役に立っていきます。

あなたのこれから作る動画コースも、その人にむかってつくります。

自分の友達でもいいです。

自分の家族でもいいです。

あるいは過去の自分でもいいです。

3つの観点から、対象を一人決めたら、書き出しておきましょう。

タイトルを仮決めする

これからつくる動画コースのタイトルを仮決めします。

どうして、この段階でコースタイトルを仮に決めるのか。

それはそこに向かってあなたの思考を働かせ、あなたの思考をそらさないためです。

タイトルを仮に書いて、コースカリキュラムが書き出し終わるまで、目につくところに貼っておきましょう。

そうすることで、このコースのゴールは何だったか、対象は誰だったかということに、いつも立ち戻ることができます。

論旨を外さないし、また、余計なものもはずせるようになります。

このメモを見るたびに、「いや、もっとあれもこれもお伝えしたい」と思う気持ちも、押さえることができます。

項目は決まりましたか?

決まったら次のステップにすすみます。

ステップ3 コースアイデアのキーワードを芋づる式に書いてアイデアを出し切る

何のコースをつくるのか、アイデアをまず拡散させる作業を行います。

アイデアを連想ゲームのように拡散させやすいので、わたしは、マインドマップらしき図を手で書いています。

ランダムに枝葉を発生させやすいですし、なにかの順序で並べるプレッシャーがかからないためです。

書き出したら、次に、広がったアイデアを収束させます。

私の場合は、色を付けたり、あるいは真ん丸で囲ったり、あるいはつなげたり線で繋いだりして、更にそこに印を加えていきます。

そうして、いったんグルーピングしてから、絞り込んだり、順番をつけたりします。

ステップ4 キリのいい数字をエイと決める

コースの長さ時間の目安

これから作るコースのボリュームの見通しを立てましょう。

とはいえ、初めてだと見通しは立ちにくいと思いますので私の経験上の数字をお話しします。

まず、時間の目安。

1レクチャーは3分から8分以内におさめてください。

もちろん、1分以内のものでも、8分超えるものでも構いません。

ただ、8分を超えるとき、例えば10分超えたら、分轄してみてください。

1本のレクチャーの分数を短くしていただきたい理由は、視聴者の関心を引き続けたいからです。

どういうシチュエーションで聞いている人なのかを想像できなかったら、まず、ご自分自身がどういう状況で動画講座を視聴しているかふりかえってみてください。

通勤途中に聞いているよとか、台所で料理をしながら聞いているよとか、なにか、ながらで聞いてませんでしょうか。

人は、集中して聞きつづけることができるのは、3分以内程度といわれます。

なので、1本1本を短くして、「今日はよしここまで聞こう」とか意識して学んでもらいやすくするために、やっぱり短い方がいいですよね。

特に動画視聴に慣れていない初心者向けのコースをつくるときはなおのことです。

それから、1セクションに入れるレクチャーの数です。

1セクションに、レクチャーは、なるべく8レクチャー程度に抑えましょう。

もし8レクチャーより多くなるようでしたら、セクション分けしてみてください。

どうしてセクションの数を気にするかというと、これも受講生が「よし、ここまで学んでみよう」って思えるセクションのボリュームにしたいからです。

もし、1セクションに20レクチャーもあったら、いや、見ただけで気持が重くなって「今日は聞くのをやめておこう」って思いかねません。

そうじゃなくて、ここまで終わらせようと、気軽に前進してもらえるようにしたいですよね。

まず視聴してもらわないと、そもそも、成果にたどりついてもらえないのですから。

1本のコースのなかに、いれるセクション数、レクチャー数、レクチャー1本あたりの時間が決まれば、コース全体の時間のボリュームの目安も立ちやすくなります。

Udemyでは、有料コースを出すにしても、無料コースを出すにしても、1本、合計30分以上のコース時間が必要になります。

なので最低短いコースを作るとしても。

セクション数は2から3で、そのなかに入れるレクチャー数は全部で約15レクチャーぐらいできるでしょうか。

作業時間の目安

これは、私の場合の作業日数の目安なんです。

1日4時間の作業時間を週3日確保できたとします。

出来上がりが30分のコースだと、3日で1本程度できます。

コース全体が1時間程度の短いコースだと、セクション5程度で、そのなかにレクチャーが30ポン程度はいります。これは1週間に1本作れます。

時間の確保の仕方は、講師の先生ごとに工夫があるようです。

でも、共通するのは、みなさんすごくストイックに時間管理しておられ、コツコツと時間を積み重ねておられます。

動画コースを作るということは、まるでマラソンの練習をするみたいなものだと、最近すごく感じています。

話を元に戻して、コースのボリュームをまず決めてしまいましょう。

これからどんな程度のボリュームのものをつくるのか、先にエイときめてみましょう。

完全版の型だと恐らく5時間を超えてくるとおもいます。

すると、動画コースを制作するために、どれぐらいの時間を確保しなければならないのかも、おぼろげながらみえてきます。

とはいえ、一番最初だから、まず腕試しに、コース全体が30分から1時間ぐらいのものをつくってみようと思っておられますでしょうか。

目安なので、多くても、少なくてもいいです。

自分の目安をまず決めるのが大切です。

ステップ5 レクチャーのアイデアを書き出す

なんという名前の、どんな内容のレクチャーを置くのかを、書き出してゆきます。

わたしは、手書きで書き出すほうが、集中できるので、まずノートにボールペンでマインドマップのようなものでアイデアをひろげてゆきます。

キーワードは、上から順に最初は並べません。

ランダムに書き出します。

整理しながら、書き出すと、整理することに脳の働きがとられる気がするので、とにかく、頭のなかのバケツから、ドサっとキーワードを洗いざらい、とにかく出す、という気持で書き出しています。

集中して書き出せるのは、10分から15分程度です。

それ以上の時間をかけても、だらけてしまって、他に意識がむいてしまうので、それ以上かかるときは、一旦そこで作業をうちきって、別のことをします。

アイデアを並べ替え整列させる

ノートにキーワードを出し切ったら、その後、それらをスプレッドシートに順番をラフに決めながら書き入れてゆきます。

手書きで書いたアイデアを、ここで整理していきましょう。

ここでは、エクセル、もしくはスプレッドシートを使います。

どうして、レクチャーを整理するとき、表計算ソフトを使うかといえば、セルの中を増やしたり削除したり、移動もさせやすいからです。

Googleドキュメントやワードで整理すると、ページをまたいでカーソルを上下させながら、コピーアンドペースして削除したり付け加えたりする必要があります。

時間効率が悪くなります。

上記写真のような整理用のエクセルデータをダウンロード請求する

書き込んだものを眺めながら、どの順番で並べるかを決めます。

・このとおりに学んでほしいという順に並べる?

・シチュエーション別に分ける?

・とっつきやすいものから並べる

など、セクション分けが、エイと決めた数にうまくはまりそうな区分けを考えます。

セクション分けの基準を決めたら、次に、レクチャーのキーワードを、それぞれ適したセクションに割り振って置きなおしていきます。

私はこのように、最初に、どれぐらいの数のノウハウを伝えたいのか、直感で数字決めてしまってから、そのボリュームの数字を埋める内容を考えるという方法をとることが多いです。

伝えるアイデアが漏れたとしても、あとから追加レクチャーをつくって足せばいいだけなので、今の段階で「全てを書き出そう」としなくても、問題ありません。

1カ月間、毎日1個やれば出来る内容をお届けするとか、3日で出来る内容をお届けするとか、期日を区切ってボリュームの見通しをつけるのもありですね。

レクチャー出しの段階は、時間をかけるというより、短時間で書き出して、割り振りまで行い、その後、2~3日、もしくは1週間程度寝かせます。

寝かせる時間を置いた後に見直すと、コースタイトルや対象からゴロっと変わってしまうこともあれば、ほとんど追加作業無で、次の段階のスライド作成に進む場合もあります。

寝かせる段階をもうけるので、わたしは、レクチャー出しをスプレッドシートに落とすところまでという、コースネタだし途中のものを、複数本走らせています。

なので、1本コース制作がおわってから、次のコースにすすむというよりは、コースネタを書き出す日、レクチャーネタを書き出す日と、複数のコースアイデアを、育てる時間をつくっています。

ノッテるときは、アイデア出しが、いくつも、いくつもできるし、違う作業をしないので、気が楽だし、ノッテる感覚がそがれることがありません。

作業時間は短く

それから、レクチャーを書き出すための作業時間です。

わたしは、15分単位で集中して時間を取ることをお勧めしています。

さらにおすすめは、ストップウォッチもしくはキッチンタイマーを用意することです。

15分をセットしてカウントダウンタイマーを働かせます。

15分経ったら鳴ってくれるので、そこまでしか時間が使えないと思うと、必死になって、集中しやすいです。

延長できるとか考えたり、今日は30分あるぞと考えたら、余計なことしてしまいます。

逆に、究極、いま5分だけしかないけど、ここで出してしまおう、って、頑張るのもありです。

というのも、これはわたしの持論ですが、頭のなかに入っているアイデアの上限書き出す段階ですでに決まっているので、時間をひきのばしたところで、出てくる量は変わらないからです。

であれば、出しきってしまうアウトプットのスピードは早いほうが、あとからロジカルに精査する時間をとることができて、効率がいいですよね。

それに、5分ぐらいなら、隙間時間が、わりとあります。

例えば、待ち合わせ時間までにあと5分あるとか、よくありませんか?。

早く着いちゃったとき、相手の人がくるまで、この5分でやり切ってしまおうって、集中する環境に早変わりすると、作業は進みます。

(なので、わたしは、スマホに、Googleスプレッドシートのアプリを入れていて、いつでも、レクチャーのアイデア出しのデータを同期させてあります)。

あなたも、15分より短い時間で自分を区切って、タイマー鳴らせてみることおすすめします。

ということで、まずレクチャー内容を書き出すこと、やってみてください。

レクチャーの順番を並べ替える

ざっと書き出したあとで、レクチャーの順番を入れ替え、コースの視聴の順番をととのえていきます。

順番を入れ替えた後、まだ、足りないレクチャーを足す作業が後ろに残ってますので、ここで決め打ちでないから、おもいつきで、安心して入れ替えていきます。

気持ちとしては、「今日はただ並べ替えて、スッキリさせよう」って思う程度の入れ替えでいいです。

仮決めでいいと思ったら、直感を信じて作業しやすくなりますよね。

結局、その順番でレクチャーを創っていいのかどうかは、コース公開後に受講生さんからのフィードバックを受けるまでわからないのですから。

ここで悩んで手がとまるぐらいだったら、さっさと公開まですすんで、受講生さんからの御託宣をもらいましょう。

もし良かったらラッキー。

もし悪かったら、そこを修正すればいいだけ。

自信を持って、すすみましょう。

ステップ6 理解を促す4要素を揃える

ここまでの段階で、あなたの頭の中にあるアイデアを、とにかく短時間で出し切る作業をやってきました。

出し切ってから、次、精査し、追加したい項目を考えればいいのです。

「アウトプット」と「思考」を分けると、時間効率がいいんですよ。

さて、ここでは、受講生の理解を促す要素を、あなたのアウトプットしたレクチャーアイデアに、プラスしてゆく段階です。

受講生の理解が深まり、行動してもらえたら、「いい動画コース」になるからです。

理解を促す4要素をまずご紹介します。

・What(これは何か?)

・Why(なぜこれが必要か)

・How(ノウハウ)

・What if(事例)

です。

たとえば、こんな具合です。

・what   有料動画と無料動画の違いは何か?受講生に変化を起こさせる点が違う。

・why       どうして有料動画は「変化を起こさせる」ことが必要か? 人がお金を払うのは変化量に対してだけだから。 

・How      変化を起こさせるために必要なものは? 3つ。全体の道のりがみえること。最初の一歩目が示されていること。一歩一歩を手を引くようにナビゲートする具体性。

・What if   和田美香の【中級オンラインスクール】教材で成果を挙げている受講生さんの紹介

4要素を足すときの2通りの例

理解を促す4要素を、あなたがアウトプットしたレクチャーアイデアに加えてゆくときの視点を2つご紹介します。

一つは、章立ての項目を、What, Why, How ,What ifで揃えてしまうパターンです。  

つまり章ごとに、4要素を当てはめ、足りないものが、例えばWhy(理由)が無いなとみつけたら、Whyの章を足す、という具合dえす。

もう一つは、一つの章の中のレクチャーで、章立ての項目を、What, Why, How ,What ifで揃えてしまうパターンです。

What if(事例)が無かったなということをみつけたら、足します。

章に足すべきか、レクチャーに足すべきか迷ったら

4要素を足すときの2つの視点を、自分に活かすにはどうしたらいいか、悩んだらここの項目を読んでください。

出来る人は、飛ばして次へすすみましょう。

まず、章で要素を表現し、追加するかどうかをみる場合です。

このパターンは、章構成が簡単になります。

なぜなら、章構成を4つのWhat, Why, How ,What ifにすればいいだけですから。

なので入門者におすすめです。

また、超短いコースを作るとき、この構成だと作りやすいです。

でも、ノウハウが多岐にわたったり、大項目、小項目が入れ子状態になってて、伝えたいときのボリュームが少し長くなる場合。

それは、ひとつの章のなかに、How(ノウハウ)1個を入れ、そして同時にWhat ,Why, What ifも同じ章のなかに、レクチャーとして入れます。

もし、ノウハウが9つあったら、それぞれの章にノウハウを1個づつ割り当て、章のなかにHow を説明する、What ,Why, What ifを入れるという具合です。

このパターンにすると、創るコースは長くなります。

60分を軽く超えますね。

自分は、どっちの章立てでゆくのか、伝えたいノウハウはいくつあるのかということを鑑みて、どちらのパターンで足りない要素を足すか、決めましょう。

ステップ7 受講生がゴール達成できるかどうかを確かめる

レクチャーのひとつひとつで伝える情報は、小さな1口サイズにして、簡単にのみこめるぐらいに料理しましょう。小さな一口サイズというのは、一つ一つ簡単に片足を少しあげるぐらいで乗り越えられる壁にするということです。

つまり、一つ一つのレクチャーで伝える階段の段を、低くすることが大切です。  

わたしが「レクチャーの階段の高さを低くする」とか、「1口サイズにする」といった、その理由をまずお伝えします。

それはゴール達成までの道のりを間違いなく歩ききって欲しいからです。間違った解釈をして、違う方向に行ってほしくないからです。

ここでは、例を料理にしてみます。

カレーを初めて作る人にカレーの作り方を教えるとしましょう。

まず材料の説明をします。

そして次に、材料を実際に切ってもらう段階です。ジャガイモ、ニンジン、タマネギ、肉を、「切ってください」と伝えるだけだと、包丁を握ったことが無い人、料理にいままで目が向かなかった人は、戸惑います。

どう皮をむけばいいのか。

そもそも、皮はむくべきなのか?

いや、その前に、丸いものを、どう手で抑えて切るのか?

など。

なので、ただ「切ってください」という言い方でカレーが作れる初めての人はいません。   

もしかしたら、包丁の握り方から、伝えたほうがいいかもしれません。

包丁を入れるときの、玉ねぎの置き方や、押さえ方も指南が必要でしょう。

あなたはカレーを「とりあえず食べられればいい」というような、料理法を教えるわけではないのです。

有料の動画コースを買ってもらったからには、それをみてつくって、食べて、おいしいとなる、ように、コースのなかのレクチャーで教えるわけです。

また、だれに美味しいと言ってもらいたいのかによって、たとえば「包丁を握ったことがない一人暮らしをはじめたばかりの男性のための、料理合コンで成功するためのコース」とか、いろいろ対象設定ができます。

最後にたどりつきたい理想があって、そこに近づくために、コースを有料で買うわけです。

受講者の立場に立ってみましょう。

その受講者がもし自分だったらどうすと行動してしまうだろうかという点で見てください。

そして、自分だったらこの行動ができるだろうかという風に、具体的に想起しながら、レクチャーを組み立ててください。

ゴール設定が大事、対象が大事、というお話しがまたここでも出てきましたね。 

単に丁寧に説明してくださいだけではなくて、受講生がゴールに達成するためには、私たちはどういう手順から教え始めて、どういうステップを一つ一つお伝えしていくべきなのかというところをもう一度この視点で検証してください。

その視点で、今あなたが書き出したレクチャーを見直し、レクチャーとレクチャーの間に、飛躍がないか、これは1歩1歩前にすすんでいける順に並んでいるのかを検証しましょう。

「一口サイズ」に細かくする、その一口サイズがわからなくなったら

レクチャーとレクチャーの間に飛躍が無いか、という検証だと、抽象的で検証しにくいかもしれないので、チェックのための問いを2つご紹介します。

検証のための質問1つ目。

過去の自分0だった時、自分がつまずいていたところは、特にどんなところだったのか?

過去の自分を思い出してみてください。

どういうところに手探りだったのか、時間がかかっていたのか、人の助けを求めたのか、ということを詳細に思い出しましょう。

検証のための質問2つ目。

受講生にとって、自分に関係のあるものだって思ってもらえるように、伝えているか?

この問の理由は、有料コースだと、受講生が自分で自分をゴールに連れていくように、私たちは動画でナビゲーションしなくてはいけないからです。

手取り足取りはやってあげられません。

ゴールまでゆくために、受講生は、自分で動くしかないわけです。

なので受講生が、これは自分のことだと思ってもらえるように、話せるかどうかを確認しておきましょう。

この2つ目の視点は、もしかして、今の段階で見つけられないかもしれません。

しょうがないので、これはシナリオを書くとき、あるいはスライド作成のときにも気を配りましょう。

録画の前までの段階で気づけたらラッキーですね。

でも大丈夫、録画してから気づいても、あとからレクチャーを足せばいいだけなのですから。

ステップ8 他の講師との差別化要素を入れる

オンラインコースビジネスは、どこで他の講師と差別化するのかというと、あなた自身の個性で勝負します。

これはキャラクタービジネスだからです。 

だから、あなた自身のことを語ってくださるだけで、差別化ができます。

どうして受講生にあなたのキャラクターのことを話すのか。

どうして、自分自身のことを話すのかというと、受講生の記憶に残りやすくなるからです。

記憶にのこしてもらえたら、次行動を促してもらいやすくなるからです。

行動してもらえたらしめたものですよね。

結果を出してもらいやすくなります。

とはいえ、私もいつも、自分のキャラクターを出すことにかなり苦労してます。

動画コースを作り始めた時、Udemyでもらった受講生さんからの評価は、厳しかったです。

私は、元々コンサルタントなので、理論やノウハウを整理して伝えるのはスムーズにできるのですが、事例とか自分のことを話すのは、すごく苦手だったんのです。

それでも。話さなくちゃいけないとおもって、いまでもすごく注意しています。

じゃあ、どうやって、自分のことを話すのか。

もともと自分のことを話すのが苦手だったわたしがやっているのは、「ノウハウとエピソードをワンセットにする」ということです。

ひとつノウハウを伝えたら、ひとつエピソードを話すことを心がけてます。

そのノウハウが、だれもが知るセオリーだったとしても、自分のエピソードを付け加えて話します。

このとき、「わたしの話なんてつまんない」と思わなくても大丈夫です。

あなたがつまらなくても、他人からみたら驚かれることが多いです。

特に喜ばれる例は、失敗事例です。 

たとえば、わたしがUdemyでもらった一番最初のフィードバック・コメントの内容などです。

わたしにとっては黒歴史ですが、 講座の受講生さんと、グループコンサルとか個別面談でお会いすると、動画のなかのエピソードを覚えてくださっている方が多いことにちょっと感動します。 

私にとって黒歴史かもしれませんが、でもそれは、受講生さんにとっては、踏み台にしか過ぎないんだなと、ちょっと気が楽になります。

だから、はずかしいこととか、素晴らしいことといった、優劣を自分で勝手につけずに、エピソードをありのまま話すのが、とにかくいい、ということです。

なので、まずは練習してみてください。

そして、自分のエピソードを語り尽くして、丸裸になってみてください。

自分の何を語ればいいのか?

オンラインコースはキャラクタービジネスだから、あなた自信のエピソードを話せと、先にお伝えしました。

でも、具体的に何を話すと差別化につながるのか、自分のキャラクターにつながるのか、迷いますよね。ということで、具体的な項目例をあげてみます。

①自分の過去のビジネス上の経験やプライベート上の経験

②信条、好きな言葉、書籍からの引用

 

たとえば、わたしは最近ランニングを始めたばかりなのですが、50歳になって始めてのことに取組むとき、ウェアはどうしよう、ストレッチは何をするといいのか、など、ほんとにいろいろ、細かなことが気になります。この初めての経験を、オンラインコースづくりの初めての人のやるべきことにたとえたりしています。

もひとつの例としては、『7つの習慣』のなかから、7つの原則のどれかをよくわたしは使います。これは、 なんでも外部環境のせいにする人を顧客にしないようにという予防線でもあり、かつ、『7つの習慣』を座右の銘にしている方とつながりたいという想いを込めて語ります。

キャラクター表現で差別化を図るということは、実は顧客をフィルターにかけていることにもなります。

ランニングが好きな人とか、『7つの習慣』が好きな人には、響きやすいからです。

これは、この後のバックエンド商品 で、直接顔を合わせる人をフィルタリングにかけるっていう作業にもつながってきます。

なので、自分の好きなことを、バンバン話しちゃってください。

出会いたい人と出会って仕事していきたいものね。

お金のために人と話すなんて、やりたくないですものね。

お金のためだけだったら、新規事業として取り組むのは、別にオンラインコースじゃなくていいとわたしは思います。

ステップ9 ゴール達成を促す要素を追加しよう

受講生のゴール達成の確度を高める要素を追加しましょう。

ゴール達成の確度を高める要素は、次のものを各章や、レクチャーに加えます。

・クイズ

・ワークシート

・ワーク

・テンプレート

どうして、これらの要素が、受講生のゴール達成の確度を高めることになるのかというと、受講生にまず手を動かしてもらい、行動を起こしてもらうからです。

ゴール達成するためには、理解してもらうだけでは、ゴールに到達しません。

受講生が、自分で行動を起こして初めて、ゴールをつかみとっていただくことになります。

なので、ただ聴くだけの状態から、手足をうごかしてもらう状態へ、少しでもにじりよっていただくために、まず手を動かしてもらうところへ移動してもらって、そして、自分の行動へとつなげていってもらいたいからです。

時短も大きな理由

ゴール達成の確度を高める要素のなかで、ワークシートとテンプレートは特に人気です。

その理由は、「時短」につながるからです。

講座のなかで、理論と実践を聴いて、さて、自分でゼロからやろうとするけれど、ゼロから構築するのって時間がかかりますよね。

でも、ワークシートのように考える枠が決まっていたら、考えやすいです。

テンプレートのように、枠が決まっていたら、制作物も着手しやすいです。

自分がもらって嬉しかったものを思い出して、あなたも、創って、レクチャーに追加してみてください。

仕上げに見直す

タイトルを仕上げに見直しましょう。

さあ、いよいよ、カリキュラムを完成させる段階です。

カリキュラムをつくった後は、スクリプトを作ったり、スライドを作ったりしていく段階になります。次へすすむのに、正式なコースの名称を必要ですね。

あなたが先のセクションで作った、仮タイトルを見直すポイントをお伝えしておきます。

まず仮タイトルそのままでいてもいい場合もあると思います。

でも、次の要素を考えてみて修正できるなら修正してみましょう。

①SEOのキーワードがうまく入っているかどうか。

②何のトピックのコースなのかがわかりやすいか。

③ゴール達成までのノウハウ個数や、ゴール達成までの期間の数字入れられるかどうか

たとえば、3つのステップがはいってるのか。21個の秘密が入ってるのか。ワクワク度も期待度も違ってきますよね。

また、コースの効果がでるのが、1日後なのか、3カ月後なのかをみると、ボリュームや難易度も想定されやすくなります。

⓸タイトルで対象が分かりやすいかどうか。

たとえば「サルでもわかる」というシリーズの人気本がありましたが、これは超初心者でもわかりやすく解説してますよと、伝えてますね。

⑤ ゴールが魅力的な表現になっているかどうか。

たとえば、「30日後にマネタイズできる」とか。

つぎにスライドづくり

コースづくりのこの次の段階は、スライド、もしくは、スクリプトづくりです。

カリキュラム作成で手が止まってしまうという声をお聞きしたので、この記事を作成しました。

わたしのおすすめは、「えい」ととにかく作ってしまうことです。

つくってしまってから、足りないところは、受講生に教えてもらえばいいだけなのです。

だから、考え込んで手がとまるぐらいなら、さっさとコース公開してフィードバックをいただいてしまいましょう。

この記事をみて講座をつくったよ、という方がいらしたら、ぜひコメント欄で、和田にもおしえてください。

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About 和田 美香

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