オンラインコースを自動で販売するためのラーニング・マネジメント・システム(LMS)として、Teachableを導入決定される方がほとんだとおもいます。
わたしは、他の事業の商品の説明や決済の窓口案内にも、Teachableを利用しています。
プロプランでTeachableを利用しているため、売上に対してStripeの決済手数料のみかかる状態です。つまり、手数料分の収益の減額を気にせずに使用できるからです。
あなたもこの記事を読んで、あなたがご利用するプランのなかで、そんな使い方もできるのかと検討出来る要素があったら嬉しいです。
ここでは4つご紹介します。
- (1)オンライン相談付きのアドバイザリーサービス
これは、Caching機能をつかっています。
コーチングではないけれど、まず面談して、その面談にもとづいて報告書なりの書類や資料を作成し納品するサービスを行っています。
具体的には、小規模事業者持続化補助金申請のための、書類を作成するサービスです。
URL
https://school.wadamika.com/p/sakusei-daiko
大々的に売りたい商品ではありませんが、おつきあいのある関係のなかで、補助金の利用について頻繁に相談をうけます。
それだったら、作成のお手伝いできますよ、と、話のなかで出たとき、すぐに、「説明と決済はこちら」と案内できるのが、つくりつけのセールスページが出来ていることの利点です。
小規模事業者持続化補助金の書類の書き方のオンラインコースをUdemyで公開しているので、そのボーナスレクチャーにも、書類作成そのものをやっぱり助けて欲しいならコチラとリンクをはってます。でも、こちらのリンクからの問い合わせはゼロです。
直接なんらかの関わりがあったうえで、それで、補助金の話題も、となった場合からのURL紹介ばかりなので、マーケティングツールというより、セールスまわりの作業を簡素化するツールとして使っているという具合です。
目次
(2)オンラインセミナー参加の決済と会場案内、録画案内
これは、Courses機能をつかっています。
有料、無料にかかわらず、オンラインセミナーを開催するとき決済の入口として、コースのセールスページを使用しています。さらに、決済後の受講生に、オンラインセミナーの会場URLや宿題や持ち物等、事前につたえることをカリキュラムページでご案内しています。
親切にするなら、メールで、セミナー会場のリマインドを直前に流すこともありますが、わたしはあまり、リマインドを丁寧に複数回送りません。
リマインドを流さなくても、コースカリキュラム頁を受講生にみにきてもらえれば、会場もわかるし、諸注意事項ももれなく伝わると考えているからです。
メールの送信本数が少なくなり、楽です。
ちなみに、セミナー特典に、「セミナー録画が視聴できます」という内容を付加しているなら、Teacableのそのカリキュラムページに録画動画をアップすればいいだけです。
もしYouTubeの非公開リンクでセミナー録画をご案内したいなら、レクチャーのなかにYouTubeリンクを貼っておけば、セミナー録画も、一度にご案内できます。
セミナーで使用した投影資料も同じようにお手元にダウンロードしてもらえるサービスを付加するにしても、同じようにレクチャーにアップロードし、ダウンロード可能な状態にしておくだけで受講生にすぐ利用してもらえます。
このように、特典のご案内も楽なので、わたしは気に入っています。
例
school.wadamika.com/p/mailchimp-automation-step
(3)オンラインコミュニティー商品参加への決済と会場案内、サービス商品提供
これは、Courses機能をつかっています。
オンラインコミュニティー機能がTeachable内でも今は使えますが、コミュニティー機能を、Teachableとは違うアプリで運営されている方も多いのではないでしょうか。
たとえば、Facebookの非公開グループとか秘密のグループ、Chatwork、Slackなどなど。
コミュニティー商品のセールスページで、商品案内を行い、決済もしてもらう。
そして、コミュニティーへの参加方法の案内や、注意事項をカリキュラムページに案内しておく。
さらに、もしコミュニティー参加への特典が発生するなら、その特典コンテンツも、カリキュラムページを通じてお渡しできる。
そんな使い方ができます。
例
https://school.wadamika.com/p/waon_gold
(4)YouTubeなどライブ動画をシリーズにして動画教材として販売する
これは、Courses機能をつかっています。
有料、無料かかわらず、配布する方法として使用できます。
オンラインコンテンツ作成に携わるあなたなら、ひとつの情報を複数回使用することを考えるクセはついているとおもいます。
YouTubeに配置したライブ配信の録画について、よく聞くお悩みは、「順番どおりにみてもらえない」「途中で広告がはいって、視聴者が離脱する」ということです。
でもTeachableなら、カリキュラムページに配置した順番どおりに、受講生に視聴してもらえます。
受講生の側にも「教えてもらう順番どおりに動画を観たい」というニーズは強くありますので、「順番どおりに観ることができる」のは、受講生にとってもストレスと手間の軽減があり、喜ばれます。
ライブ動画をシリーズで提供している人なら、「順番どおりにみせる」のを、Teachableで提供すると、きっと受講生に喜ばれます。
Teachableは、決済システムにプラスαの便利機能とおもえばもっと使い方も広がる
動画教材提供コース以外の使い方を4つご紹介してきました。
つまり、Teachableを、動画教材を自動で販売するプラットフォームとおもわずに、決済システムに、セールスページもくっついていて、ユーザー管理もできる機能がくっついている、と考えれば、さまざまに用途が広がるとおもいます。
特にCoaching機能には、カレンダー機能や、オンラインミーティングとの接続を自動化する機能がついているので、決済から、ミーティング実施までがシームレスです。
うまく使いこなすと、商品の幅も広がりますので、あなたのつくりたい商品が、もっと自由になります。
いい使い方があった、と、みつけられたら、メールでぜひ和田までシェアいただけると嬉しいです。