Zapier(ザピア)で、トリガーアプリから、テストデータが拾ってこれないというトラブルについて解消する法をお伝えする記事です。
ここではTeachableのコースを受講開始(New Enrollment)をした人を、Filterを通してコースを特定し、その受講開始した人をMailchimpでタグ付けするという一連のZap作成において発生したトラブルを、説明用サンプルとして利用します。
どんなトラブル か?
Zapを作成する前に、Teachableで、該当するコースに、テストデータとして、事前に架空の受講生をエンロールさせています。
テスト受講生データは正常に存在し、テスト受講生は該当するコースを受講開始できるようになっていることを確認しているにもかかわらず、Zapierの、トリガーアプリの段階で、テストデータとして先に登録したテスト受講生の情報がちっとも入ってこないという現象が起ってしまいました。
テストデータがうまくマッチしないと、zapの2段階目、3段階目がうまく働いているかどうかのチェックができないことになります。
Zapierのトリガーの段階で、テストデータがうまく拾えるかどうかは、Zapをうまく働かせるために欠かせない作業になりますので、ここで、テストデータがマッチしないことはゆゆしきことです。
解決方法の結論
トリガーの段階でテストデータがうまくzapierで拾ってこれない現象について、解決方法の結論を先にお伝えします。
Zapierのトリガーの段階で表示されるテストデータを、書き換えてしまえばいいのです。
理由は、Zapierのカスタマーに問い合わせたとき担当者が言っていたのをわたしが理解した範囲では、「Zapierは、ライブのデータを拾って来るわけではありません。トリガーテストは、ただテストの情報をそこに置いているだけです」とのこと。
なので、「先に設置した”あの”テスト受講生の情報そのものが表示されない」ことに目くじらをたてる必要はなく、ただ出てきた情報を、そのテスト情報に書き換えればいいだけ」ということになります。
ここでは、説明上、トリガーアプリをTeachableと、トリガーイベントをNew Enrollmentで行っていますが、どのトリガーでも、トリガーイベントでも同じです。
テストデータを編集する場所と手順
トリガーの段階で、テストデータを編集する手順の概要を先にお伝えしましょう。
トリガーの段階のテストデータをまず複製する→テストデータの必要箇所を編集する→テストを実行
次の動画で、テストデータの書き換えをするための作業の入口と、どこを書き換えたらいいのか っていうことをお伝えします。
あなたもテストデータを書き換えよう
トリガーで、テストデータを変更できる機能が実装されたのは、まだ新しいことのようです。
Zapierのトリガーの段階で、テストデータについて悩んで時間を浪費しているあなたにお役に立てる記事だと嬉しいです。
この記事の内容は、Zapierの公式のヘルプセンターでも確認していただけます。