デジタルコンテンツを作ったあと、どうやって販売するのか?その方法についてお伝えします。
動画コースを販売するには、リストを集める仕組みさえあれば、動画をつかって売るのも、メールをつかって売るのも、セミナーをつかって売るのも、なんでもできます。
ちょうど先日、動画を販売するのに、プロダクトローンチをおしえてくださいという受講生さんがおられました。
そこで、プロダクトローンチだけが販売手法ではないのですよ、と、ちょっと力を入れて説明してしまいました。
プロダクトローンチも、売る型のひとつです。
型なので、アレンジはいくらでもできます。
ということで、あなたにも、自分にあった販売手段のアレンジをしていただけるよう、この記事をお届けします。
目次
プロダクトローンチとは
プロダクトローンチというのは、「プロダクト=製品」の「ローンチ=売り出し」という意味です。
動画4本をつかった、販売のしくみづくりのことだけを指すわけではありません。
たしかに、プロダクトローンチといえば、4本の動画をつかい、縦長のセールスレターを横に倒したもの、とかいう説明をされている方がおられます。
でも、わたしは、ここで、ただ、「コース販売」という意味だけで使います。
プロダクトローンチはこの型に則っている
プロダクトローンチは、動画4本使おうが、メールをつかおうが、セミナーをつかおうが、できてしまいます。
次の型に則っていればセールスができるからです。
- ステップ① 見込み客集めで無料コンテンツを案内
- ステップ② 見込み客を教育する
- ステップ③ 商品の販売をお知らせする
- ステップ④ 販売開始をお知らせした方に締め切りまでフォローアップする
上記、動画4本をつかった型のセールス手法をプロダクトローンチだと思っておられた方がおられたとお話ししました。
動画4本は、このステップ②の教育部分と③のセールスのところが、動画3本プラス1本で一連のものとして観ていただけるようにシナリオが組まれているのが特徴です。
ステップ①まで一体化しているので、動画4本で集客する手法の販売は強力で、秀逸と言えるでしょう。
でも、動画4本を一体化した手法をとらなくても、この型にのっとった商品販売の方法は他にもあります。
例
- メールローンチ
- ライブセミナーローンチ
- オンラインライブセミナーローンチ
- オートウェビナー(動画セミナー)ローンチ
いかがですか?
自分でもプロダクトローンチ(販売開始)できる気になりませんか?
一人ビジネスでローンチ作業を始めるために必要な道具
プロダクトローンチは、動画4本を設置しなくてもできるとお話ししてきています。
なので、一人でビジネスしているあなたも、最小限のツールと労力で、まずやってみることができます。
まず最低限必要なツール
・Mailchimp
・Teachable
たとえば、和田美香オンラインスクールで学び始めてまだ4カ月目という受講生さんも、MailchimpとTeachableだけで販売されました。
手法は、メールローンチの型をさらに簡単にアレンジしたパターンをとられました。
それでも、メールを2か月間にわたって定期的に送られただけで、販売価格4万円弱のコースを、初ローンチで28万円の売上をだされました。
どのように簡単アレンジしたかというと、上記ステップ①~④必要なうち、ステップ①をぬかして、リスト全体にローンチのために必要なメールを配信されました。
リストが少なかったので、アレンジバージョンでローンチをされました。
でも、いずれにしても、リストが必要になるのにはかわりありません。
初心者がローンチを成功させるための条件
まず、リスト集めのしくみを構築していることが条件です。
かつ、ある程度のリスト数、できれば200以上を蓄積していると有効になってきます。
Mailchimpは、Freeアカウントでは運用が難しい段階にはいります。
Essensialプラン以上の契約にしましょう。
理由は、配信スケジュールをセットできるようにしたいからです。
複数ものメールを、毎回、きまった時間に約束したとおりの日に流すために、パソコンの前にすわっているなんて難しいですよね。
Maichimpは、ステップ②の教育のフェーズと、ステップ④のフォローアップのフェーズでがんがん使います。
商品販売のお知らせをどのように行うか?
販売のお知らせ部分、つまりステップ③をどんな手段で行うのかによって、ローンチのバリエーションがでてきます。
メールローンチは、メールだけで、ステップ①~ステップ④までを行います。
ステップ① 無料コンテンツを案内するメール
ステップ② 無料コンテンツをとった人にお役立ち情報をメールする
ステップ③ 販売開始案内
ステップ④ フォロアップメール
ライブセミナーローンチと、オンラインライブセミナーローンチは、ステップ②と③を、時間共有型のセミナーのなかで行うのが特徴です。
ステップ① セミナー募集案内のメール
ステップ② セミナーのなかでお役立ち情報をしっかり伝える
ステップ③ セミナーの最後でセールスさせていただく
ステップ④ セミナー後録画を渡しながらフォローアップメール
オートウェビナーローンチは、ステップ②とステップ③を、録画した動画をみせて行うのが特徴です。
ステップ① セミナー募集案内
ステップ② セミナーのなかでお役立ち情報をしっかり伝える
ステップ③ セミナーの最後でセールスさせていただく
ステップ④ セミナー後フォローアップメール
バリエーションからどう選ぶか?
ステップ①から④までの型をつかえば、デジタル商品の販売は可能だとお伝えしてきました。
まず自社内の2~3人の少ない人数でやりたい場合、どのようにして、セールスのアレンジパターンを選べばいいか、和田の考えている目安をお伝えします。
一番労力が少ないパターン
・メールローンチ
労力はかかるが講師の熱量を受講生集めに転換しやすいパターン
・ライブセミナーまたは、オンラインライブセミナーローンチ
ライブセミナーローンチでの手法でベストプラクティスが集まってきたら
・オートウェビナーローンチ
手軽に行うなら、メールローンチ。
しっかりやるなら、ライブローンチ。
この2つから最初は選ぶのがいいでしょう。
オートウェビナーをつかったローンチ、または、動画4本をつかったローンチは、中級、上級者向けです。
スケジュールはどう組むか
完全にオートメーションを組むまでの初心者の段階で、ローンチは、年間で何回行うか、あらかじめ年初に計画を立てておくことをおすすめします。
年に3回? 2回?
セールス期間は、気の張る作業の連続です。
これを、年に何度も頻繁に行っていたら、あなたの有限の時間のなかで、新しいコース制作にまわしたり、受講生のために使う時間が減ってしまいますよね。
そこはうまく折り合いをつけて開催回数を加減してください。
じゃあ、年間計画をたてた跡、ひとつひとつのセールスのパーツを組み立てるためのスケジューリングはどうしたらいいか?
おまかせください。
メールセミナーローンチの手法をつかったパターンでの作業スケジューリングをカレンダーに落とした資料を作成しました。
よかったら、あなたも使ってください。
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あなたのセールスが成功したら、和田にもその喜びをシェアくださいね。
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