ブログや、セールスページ概要から始まって、仕事だけでなく果ては子どもの作文指導、そんなものにまでも応用できてしまう、迷った時の鉄板文章作成フォーマットをご紹介します。
小学校の国語の時間に「起承転結」で文章をつくるといいと、あなたも習いませんでしたでしょうか。
でも、実際に書き出すと、起承転結の、起承まではいいとしても、どうしたら、転がって、結ではどう落ちをつけたらいいか迷いだすと、落ちがどこかへ行ってしまい筆がすすまない。そんな風景が重なり、作文は難しいと心の奥底で苦手意識をもったまま、大人になってませんでしょうか。
わたしも、文章を想いのまま書くのは苦になりませんが、人につたわる文章を書こうとして、起承転結の決まりを用いようなら、手が止まってしまいます。
ずっと我流でいろいろやってきました。
Webマーケティングをやっていると、ブログも、セールスライティングも、メルマガや、登録ページのちょっとした文章、概要説明欄、はてはプロフィールまで、読ませることが必須の文章を書く場所がそこかしこにあります。
読んでもらえる文章を書くことを意識したら、書けなくなるぐらい、書く蘭ばかりに囲まれていると気づいたら恐ろしくなります。
でも、大丈夫。
読んで欲しい人にだけ、最後まで読んでもらえればいいわけです。
読んで欲しい人にはバッチリ最後まで読んでもらえるよう、和田自身が、子どもの国語の先生からおそわった「大人のセールスライティングでも使える鉄板フォーマット」を、事例を交えてお届けします。
和田は、これを教わってから、自分のセールスライティングが楽になりました。
フォーマットが決まる前はこんな風に書いてました
UdemyやTeachableのコース販売ページでは、コース詳細を記載するセールスページ記載が必須です。
フォーマットを使う以前は、書くことをこんな風に決めていました。
冒頭文に、キッャチコピーとそれにつづく文章を2~3行
この講座の対象
この講座で学ぶこと
受講の前提条件
行動を後押しする言葉
この書く順番の何が問題と考えていたかというと、冒頭の「キャッチコピーとそれにつづく文章を2~3行」で、いつも手がとまっていたことです。
講座の対象や、講座で学ぶことといった2段落目以降は、コース作成のときにすでに決定しているものなので、そのコース制作前のメモや、動画コース内で使用しているスライド資料をコピー&ペーストしてくれば、すぐ出来上がります。
でも、肝心な冒頭が決まらないのです。
講座の対象に対して、なんとなく「こんなお悩みありませんか」というような書き出しを、ぼんやりと書いていました。
これが鉄板の売れる文章フォーマット
そんななか、冒頭の文章も、ばっちり決まるフォーマットを子どもの国語の先生から教わりました
大人のブログ文章やセールスレターも添削指導されている先生です。
このフォーマットは、大人だけでなく、子どもの作文指導にも、共通するものだから、どんどんつかっていいと教わりました。
段落を次の順で組み立てる
1段落目 問題提起
2段落目 結論
3段落目 理由(根拠)
4段落目 予想される反対意見と、それへの反論
5段落目 再び結論
これは、文章量が多くても、短くても、活かせます。
作成例
そこで、1つ、和田がつくったコース紹介文を事例としてのせます。
実際のコース紹介文の冒頭部分に、フォーマットを使用して書きました。
1段落目(問題提起) 30万円の、動画コースをつくったけど、売れない。こんなお悩みありませんか。
2段落目(結論) 大丈夫。フロントエンド商品から、バックエンド商品までつなぐために、ステップメールが必要というよくあるファネル説明の図は忘れてください。ファネルは、ただ、商品紹介頁が順番に表れるだけのものなのです。
3段落目(理由) 3角形のファネル図を、1枚の画面遷移が順番に示されているチャートに落とせば、ファネルの設計は終了です。あとはチャートのとおりに、自動化ツールを組み立てればファネルはすぐに完成します。
4段落目(反論と反証) でも、そもそも、自動化ツールっていろいろあって困る。なにを基準にベストなものを選べばいいのか。でも大丈夫。ファネルの実現は、「あなたがこんな風に売りたい」と経験したときに感じたものそのままを実現するだけでいいのです。なぜなら、セールスは、理詰めではなく、感情でうごいているからです。
5段落目(結論) 商品紹介頁が順番にあらわれるチャートを、まず書いてください。チャートが書けるようになるよう、『高額オンライン講座の自動販売を始める簡単7つのステップ』は、理論と事例をお伝えしています。
参考『高額オンライン講座の自動販売を始める簡単7つのステップ』セールスページ
でももっと文書フォーマットが世にあるじゃない?
いいフォーマットはわかった。
だけど、文章術の本や、ライティング指南の書籍や教材は山のように出回っています。
そのなかで、なぜ、5段落30分でかけるフォーマットを、鉄板フォーマットとして受け入れなければならないのか。
もっと、他のパターンも、覚えて、織り交ぜたほうがいいのでは?
そんな想いが、もしかして、あなたのなかで育っているかもしれません。
実は、わたしも、子どもの国語の先生から「これ、大人もブログで、子ども作文でつかえる鉄板フォーマットよ」とおしえてもらったとき、天邪鬼のように心のなかで湧いてきた言葉でした。
そこで、和田自身、ブログやセールスページ、そして、依頼原稿のなかで、この鉄板フォーマットを使いながら、どんな場面に対してこのフォーマットが効くのか、考えてみました。
するとわかったことがあります。
これは、「読み手の悩みや痛みに寄り添い、共感していることを伝え、そのお悩みが解決できる方法があることを強力に主張する方法」だったのです。
だから、出だしの第一段落が「問題提起」だったのです。
子どもにもぴったりというのは、子ども自身がかかえている、「自分のなかの不思議や疑問」から文章を書き始めると、書きだしやすい、また指導しやすいという側面があるということもわかりました。
子どもも、自分に全く興味のないテーマでは、作文しずらいからです。
まとめ
ということで、このフォーマットは、「読んでもらいたい人=問題を抱えている人」にうまく届く、セールスライティングに向いています。
この5段落の構成だけ覚えて置けば、急になにかを書かなければならないときも、セールスライティングに困ることはありません。
動画コースのセールスライティング、ぜひ、ここで紹介した5段落、次にすぐつかってみてください。
そして、書いたら、是非、和田にもおしえてください。