いい文章を書くこと、感動させる文章を書くことが、よいコピーライティングだと勘違いしてませんか?
コピーライティングの知識にプラス、よいコピーライティングに必要なことは、まず計画をたてることです。
それとは、「書くことの目的」を決めることです。
そんなの当たり前?!
コピーライティングなんだから、っておもってませんか?
でも、気づいていただきたいのです。
まず、一文字目を書く前に、書くための明確な目標を設定してください。
これをしなければ、人を動かすコピーライティングはできません。
目次
コンテンツの目的
コンバージョンの高いコピーを書きたいなら、書き 始める前に目標を設定する必要があります。
アスリートが世界で活躍するためには、 トレーニングプランが必要で、
夏休みの計画を立てるには、行き先を決めることが必要なのと同じです。
ここでは、 コピーを目的にそうようにするための、3つのプランを提案します。
一文字目を書く前に、 こう自問してください。
3つのプラン
このコピーで、あなたは
・読者に何を知ってもらいたい」のか?
・読み手に何を感じてもらいたいか?
・コピーを読み終えた読者に何をしてもらいたいか?
この3つを決めることにより、 書くことの意図を明確にし、書いている途中でコピー文章が 脱線するのを防ぐことができます。
さあ、あなたも、書く前にこの3つをプランニングしてから、コピーライティングの実践に移りましょう。
一緒に実践しよう
あなたも書きたいとおもうコピーについて、3つのプランニングを実践してみてください。
準備はいいですか?
たとえば、ブログの記事を書くとしましょうか。
まず最初に、読者に何を知ってもらいたいかを決めます。
あなたのブログのコピーを読んで、 読者に持ち帰ってもらいたいアイデアを1つ決めます。
例「コピーライティングで仕事を獲得するための5つの方法」
例「ビジネスプランの書き方に関するトレーニングイベントを開催し、 参加してもらう」
例「自家製うめぼしを1年間カビないように保存する方法」
ポイントは、アイデアを1つだけ、明確かつ簡潔に示すことです。
2つとか3つのアイデアを、欲張って盛り込んではいけません。
ひとつに絞ることで、 読者があなたのコピーの内容に注目できる可能性が高くなります。
つぎに、 「読者にどう感じてもらいたいか」です。
ここであなたに知っていただきたいのは、読者に、論理を超えた、 心の奥底にある感情を呼びさましてもらって、 行動を起こしてもらいたいから、「感情」を想起させる必要がある、ということです。
あなたが、読者の感情をここで誘導するのです。
そしてその誘導にのっかってもらうように、コピーを書くのです。
たとえば、イベントに興味を持ってもらいたいとしましょう。
ローンチイベントやトレーニングイベントに人を集めようとしているとします。
便利な書き出しは、
「もし~~できることを想像してみてください」
「もしA4用紙1枚で企画書を完結に表すことができるとしたら?」
といった具合です。
あるいは、読者自身に、怒りや悲しみを思い出して、再び感じとってほしい、というのも有効です。
負の感情、特に怒りは、 人を行動にむかわせる良い動機付けになります。
なので、日ごろ読者が不公平だと感じていることを強調するような書き出しで始めるとよいでしょう。
たとえば「自動車保険 を払いすぎ損してるっておもいませんか?」といった具合です。
もしくは、ワクワクを感じてほしい、というのももちろんありますね。
ワクワクして楽しい、だから、あなたから買おうという気になってもらうというきっかけにできます。
例えば、 あなたがスピーチを上達させるコーチをやっているとしましょう。
あなたのコーチングを受けた人の人生がどうなるか、描写してみてください。
「会場のスタンディングオベーションの中でスピーチを締めくくる自分の姿を想像してみてください」と。
読み手は、そうあったらいいな、と、 読んでいるだけであこがれとワクワクが増し増す。
感情を呼び起こすことが必要な仕組は、わかりましたね。
さあ、あなたも、どのような言葉を使い、 どのような文言や質問を投げかければ、 あなたが求める特定の感情を呼び起こすことができるのかをプランニングしてみてください。
最後に「読者に何をしてもらいたいか」をプランニングします。
多くのコピーライターがここで挫折しています。
次に何をすべきかを伝えていない、ブログ記事、メール文が多すぎます。
セールスページだけは、さすがに「買ってもらう」ことを意図して書かれていますが、それ以外は「なにかしてもらう」ことを意図しなさすぎです。
あなたも、 はっきりと、「この文章を読んで次に読者は 何をすべきか」を伝えてください。
例えば、 「メールを返信する」、 「リンクをクリックしてより詳しい記事を読む」、などでいいのです。
これを、マーケティングではCall to action( コール・トゥ・アクション,行動喚起)といいます。
コール・トゥ・アクションがない文章は、マーケティング文章ではありません。
魅力的なコール・トゥ・アクションをどうつくるか
いますぐ起こしてほし行動を、読者に知らしめるには、どうすればいいのか?
ここでは、読者に行動をおこしてもらうためのヒントを4つご紹介します。
ヒント1:直接的かつ、 能動的な言葉を使う。
コール・トゥ・アクションは、 短く、 シンプルで、 力強い言葉である必要があります。
ここでは、読者に優しく行動を促すのではなく、してほしいことを直接的に伝えます。
「いますぐ電話をする」
「登録する」
「いま返信ボタンを押す」
「ここをクリックする」
「受信トレイをきれいにする」
「登録する」
など
ヒント2:おもしろくしてみる
問題を解決するものを提供することを表現し、 興味を引きます。
「今すぐ参加して生産性を上げよう」
「このガイドをダウンロードして、ダイエットの苦しみを永遠に終わらせよう」
など
ヒント3:緊急性をほのめかす。
すぐに申し込まないとチャンスを逃してしまうかもしれないと思わせて、コンバージョン率を向上させることができます。
「お見逃しなく」
「午前0時までにお申し込みください」
「今なら送料無料です」
など
ヒント4:リスクを取り除く
「クレジットカード不要」
「全額返金保証」
たとえば、 Spotifyでは、
「いますぐ登録可能、 3か月間はいつでも解約可能」
「1ヶ月間無料で聞き放題」
さあ、あなたも、シンプルで、かつ、リスクのない、コール・トゥ・アクションを書きましょう。
書く前のプランは出来ましたか?
なぜ、コピーライティングの一文字目を書く前に、まず目標を持つ必要があるのか、この記事で学んだことを簡単に振り返ってみてください。
あなたが書くコピーを成功に導くためには、3つのプランと、 説得力のあるコール・トゥ・アクションの書き方を学びました。
計画はできた、次は、公式を知りたいというとき、また次の記事をおまちください。
あなたは、よいコピーを書くための基礎知識はもうばっちりですか?関連する記事で確認してください。