ホームページを開設したらまずブログを100本書くべき。
100本以上の記事がないあいだは、検索上位にあがってくる時間がすごくかかる。
こんなことを聞いたら、「うわー、ブログだけで手一杯。メルマガに別記事なんて書く余裕がない」とおもうかもしれません。
そんなときは、逃げかもしれないとおもわず、Mailchimpのブログを自動でシェアしてくれる機能を使いましょう。
このブログを自動でシェアするのには、RSSをMailchimpのオートメーションで設定します。
なお、2023年以前にMaiclhimpをつかいはじめていて、すでにClassic Automation機能を使ったことがある人は、こちらの記事でご案内のRSS設定方法も使えます。(もちろん、本記事でご案内の2024年の新しい入口も両方つかえます)。
目次
1, 2024年以降にはじめてMailchimpを使いはじめた方のRSS入口
まず、あなたのMailchimpの管理画面にログインしておきます。
つぎのMaiclhimpの公式チュートリアルの、RSSをつかってメールを送信する方法を説明する画面へ行ってください。
記事名 Turn your blog posts into emails
URL https://mailchimp.com/features/rss-to-email/
上記記事の、上部と下部に、「Set Up Rss-to-Email」というボタンがあります。
そのボタンをクリック。
すると、「Share Update Blog」を設定する画面がポップアップで、管理画面上にでてきます。
キャンペーン名(管理画面のなかだけで使用する名前)を入力し、Audienceを選択したら、Beginボタンをおして、次の設定にすすみます。
2, RSSの探し方と設定
次に、RSSを設定する画面が現れます。
ブログサイトのRSSを探すとき、RSSを検出してくれるサービスを利用すると便利です。
たとえば、無料で、次のサイトに、あなたのURLを入力してみてください。
あなたのサイトのRSSをおしえてくれます。
https://berss.com/feed?#google_vignette
ちなみに、この検出サイトを利用するとき、注意することが1点あります。
必ず、URLの最後に、スラッシュ(/)をつけましょう。
たとえば、
✖ https://wadamika.com
〇 https://wadamika.com/
と入力する、ということです。
表示されたRSSをコピーし、Mailchimpの設定画面に貼り付けます。
次に、配信したい日時を選択します。
さらに、イメージ画像の大きさを最適化してくれるように、チェックボックスをオンにしておきましょう。
3, 受信者を設定する
受信者をセグメントするのか、すべての人に送るのかを選択します。
4, 自動配信メールの設定をする
メールの件名、プレヴューの文言、送信者情報を入力します。
メールの件名のところに、デフォルトでは、「ブログタイトル」と「ブログ投稿日」を自動入力されるようなマージタグがすでに埋め込まれていますが、このマージタグを使うかどうかは、あなたが決めてください。
ちなみに、和田は、マージタグは削除し、「ブログ更新通知」としています。
毎週メールの件名は変らないのですが、開封率は40%台後半です。
わりとまともな数字だと自分ではおもっています。
これは、ブログの内容を、ちゃんとお役立ちマーケティング情報を流しているから、受信者のみなさまも「クリックして読むべき内容が今週も来た」とおもって読んでくださっているからと自負しております。
5, テンプレートを選ぶ
ここは、レガシータイプ(旧タイプ)のテンプレートを選んでください。
つまり、新しいデザインのテンプレートを選択しないでください。
理由は、次の、本文作成の折に、RSSブロックが使えるのが、いまのところレガシータイプのテンプレートだからです。
6, 本文を編集する
メールヘッダー、メールタイトル、メール本文、メールフッターをここで編集していきます。
メールヘッダーや、メールタイトルは、「ブログ自動更新通知」であることがわかるように、ご案内すればOKです。
RSSを設定するうえで大切なことは、本文部分に、「RSS items」のブロックを使用する、ということです。
右のブロック群から、「RSS items」のブロックを、左へドラッグ・アンド・ドロップしてみてください。
すると、このブロックを入れただけで、あらかた必要なRSSのマージタグがすでに入力され、しかもタイトルは見出しスタイルになっているなど、あとは「手直し」程度の作業で済むようになったのが、2024年では画期的なことでした。
あなたの好みの情報がはいっているかどうか、いったん、プレヴューしてみましょう。
プレヴューはここから。
画面上の「Preview and test」をクリックし、さらに「Enter preview mode」を選択すると、プレヴュー画面が表示されます。
RSS itemsのブロックなかでデフォルトで入っているのは、
・タイトル
・執筆者
・投稿日
・記事全文
・その他の最近の記事
です。
わたしは、次の項目に変更したいと考えました。
・タイトル
・投稿日
・記事一部
・つづきはコチラ(記事URLへジャンプ)
なので、まず不要なマージタグを削除します。
次に、変更したいRSS marge tagを、Mailchimpの公式ページから探し出します。
Mailchimpで使用できるマージタグは、Mailchimpで決められています。
次のページから拾ってコピーしてきましょう。
ページタイトルRSS Merge Tags
https://mailchimp.com/help/rss-merge-tags/
削除したり、変更したり作業をしたら、都度、プレヴューで画面を確認して、完成まで作業をつづけます。
7, 2023年以前にMailchimpを始めた方のRSS設定方法
Mailchimpは2021年ごろから、オートメーション機能を、カスタマージャーニー(Customer Journey)へと機能変更を行ってきています。2023年までにMailchimpを始めた方は、昔のオートメーション機能は、いまClasicc Automation機能と名前を変えて、表示されています。
もし2023年以前にMailchimpでオートメーション機能を使ったことがある方は、下記記事でのRSS設定方法もまだまだ有効です。
Mailchimpをつかってブログ更新通知を自動配信する設定とは
8. RSS設定が残るといいな
Clasicc Automation機能の入口がだんだんと隠れてしまって、RSS自動配信設定がつかいづらくなったなと感じていましたが、意外や、入口だけポンとおしえてくれるだけでなく、RSSitemsのブロックまで用意してくれてるなんて、Mailchimpもきっと、この機能はなんとか残そうとしてくれてるだなって、ちょっと嬉しくなりました。
あなたもRSS設定してみて、Mailchimpに「この機能を残してほしい日本語ユーザーがこんなに沢山いる」ことをアピールする一人になってください。
9. こまったときはカスタマーサポートよりも
なお、RSS設定は、ワードプレスとの連携で、微妙に調整がたくさん必要な場合もあるかもしれません。
手に負えないときは、Mailchimpのカスタマーサポートへ質問するより、ワードプレスでホームページ制作くださった担当者さんに質問するほうが早道な場合もあるので、困ったらそちらのルートも頼ってみてください。
もちろん、和田にご相談いただくのもありです。
リクエストいただいたら、RSS設定のワークショップを企画するようにもしますので、ご希望あるかたは和田までメールください。