絶対集客ビジネスプロフィール作成講座にようこそ。
目次
イントロダクション
この講座の対象
この講座をお読みの方はきっとこんなお悩みをお持ちではないのかと思います。
・自己紹介がそもそも苦手だから、プロフィール作成もいつも悩んでしまって、上手く書けない。
・プロフィール欄にはいつも資格と、過去の勤め先の経歴とか、短く書いて、いつも同じことをコピペしていて、顧客対象によってうまく書き分けられない。
・お客に響くってのかどんなのかよくわからない。
・どうしてこの仕事してるんですか、とかよく聞かれるんだけれども、うまく話せなくて、お金儲けしたかったからみたいなことしかうまく話せない。
つまりは、なんかうまく自己表現できていない、でも、もっと集客したい、こんなお悩みですね。
この講座で得られること
そんなあなたが、この講座を見ていただいて、得られることご紹介しておきます。
・まずターゲットが明確になって、あなたのご商売がビジネスがどんな人に向けて、誰に来てほしいのか、ということが明確に絞られ、表現できます。
・どんな人に響いてほしいのか、言葉が明確になるので、集客に不安がなくなります。
・自分のビジネスストーリーが、うまく自信を持って語れるようになる。
・顧客の結果や成果を出すことに注力できますので、私はこんなことしてていいんだろうか、とか、こんなやり方でいいんだろうかっていう迷いがなくなります。なので結果が出てもちろん顧客にも喜んでいただけます。
・あなた独自の肩書き、つまりキャッチコピーといった、短いバージョンも作れるようになります。エレベーターピッチのようなものから、名刺に書くような一言の肩書きまで、あなたの目指すところ、やっていることが一言で決まるようになります。なので集客につながるキャッチコピープロフィールが出来上がるわけです。
必要な5ステップ
顧客に出会うためのプロフィール作成には五つのステップがあります。
五つのステップを最初にご紹介します。
・第一のステップ 顧客の声を集め、分析する。
・第二のステップ 出会いたい顧客を特定する。
・第三のステップ 顧客から信頼を得るアイテムとして数値や理念をあなたのご経歴の中から拾い出してくる。
・第四のステップ あなたの過去のエピソードを特定する。
・第五のステップ 時系列を意識してつなげる
プロフィール作成方法をお伝えする和田の自己紹介
自己紹介も簡単にしておきます。
どうしてプロフィールの講座をお届けする資格があるのかという点についてお伝えしたいと思います。
マーケティングプロデューサーです。主な仕事では、店舗プロデュース業を行っておりまして、年間、お金をいただく相談としては20件、無料のものを含めると100件ぐらいを11年ずっと行ってきています。
ご相談をお受けする中で開業や開店、または独立開業スタートアップのお手伝いをしていて、いつも感じているのは、皆さん技術もお持ちで、実績もお作りになることができて、かつご経歴もしっかりしておられるにもかかわらず、ご自身のことを表現するのが下手くそなために、例えば、せっかく技術があるのに安くたたかれてしまうお客様しかいらっしゃらないとかお悩みなんですね。
なぜそんなことが起こるかというと、私は技術があるから集客できるんだ、とか思っておられる方が結構多くて、ご自身のことを語られない方が多く、ただそこをなんとかすればもっといい風に集客に繋がるのに、という風に常々感じていることが、この口座を作ったきっかけになっています。
私自信もまた、店舗プロデュースの他に、経営コンサルティングも行い、他に直営店舗2店舗を運営し、小豆を海外に広めるメディア事業も行なっております。
それぞれに、専門のプロフィールを作って、それぞれのホームページに置いてます。
店舗プロデュースの専門家としても、コンサルタントとしても、店舗の代表としても、メディア事業のインタビュアーや編集者としても。
それぞれの顧客が違うので、顧客に響くプロフィールをかき分けています。
そのことによって顧客が安心しますし納得していただけますし、また顧客だけでなくそれぞれの事業を行うときの応援を得ることもできます。
だから、プロフィールを書くことはとても大きい影響があることを実感しています。
集客だけでなく、事業を進めるにおいて仲間の輪も広がるのですから。
是非このことをお伝えしたいと思って講座を開きました
過去のプロフィールセミナーのお客様の声
過去、私がプロフィール作成をセミナーをとおしてお手伝いしたお客様の声をご紹介しておきます。
あなたにもこういう体験をしていただきたいというふうに考えております。
・コーチングで独立を予定の方。
起業前で、まだ目の前に顧客がいないっていう中で顧客を想像しながら書く作業はかなり難しかったようなんですけれども、最終的にできたプロフィールをお読みになって、「自分で仕事をしていく自信が湧きました」という風に言っていただきました。
・これ店舗を開業する時のお手伝いをした方。
開業後、「自分を選んで来てくださるお客様に囲まれ毎日が楽しいです」っていう風に声を寄せて頂きました。
・店舗開業から3年以上の時間が経ってからご連絡いただいた経営者さん
「3年経ちましたあの時そんな風に仕事ができたらいいなって、和田さんといっしょにつくったプロフィールを見てそう思っていました。でもふと、今振り返ってみたら、全部実現しています。予言していただいたみたいいいです。引き寄せですね。ありがとうございます。」
あなたにもこんな体験を是非プロフィールを作って実現していただきたいです。
では講座を始めていきましょう
第一のステップ お客様の声を集めて分析する。
お客様の声を集めます
お客様の声を想像で書かないでください。
あなたのプロフィールを書くために、リアルなお客様の声を、まず集めて頂きたいです。
お客様の声は、まず、全部の方にお願いして集めてください。
あのお客様だけでいいかなとか、このお客様だったら書いてくれそうだなぁとか、ピックアップして2,3だけ集めるではだめです。
今のあなたのお客様全てに、お願いして回ってください。
もし開業前独立開業前で、まだリアルにお客様はいらっしゃらないっていう場合については、こういう風にしてください。
見込み客になってくれそうな人に、無料でサービス提供するかお試しで差し上げるから、あなたの声をお寄せください。お客様の声を今集めてるんです、協力していただけませんか。っという風に、あなたのコンテンツを差し出すことによって、代わりにお客様の声をくださいというお願いを、見込み客にして回ってみてください。
あなたの SNS の仲間にお願いしてもいいと思います。
またあなたが所属しているグループで自分のことを話し、協力してもらえませんかということを、お伝えしてもいいと思います。
とにかくリアルな声を集めてください。
ここでやってはいけないのは、繰り返しますが、想像で書くことです。
そしてリアルに集める方法としては、インタビュー、もしくは、紙に書いていただくという方法が有効です。
お一人お一人に、このサービスを受ける前はどうでしたか、このサービスを受けている途中はどんなことを感じましたか、このサービスを受けた後はどういう風な結果が得られましたか、何を感じていますか、今後どうなってほしいですか、ってことを、インタビューしていただきます。
紙でお願いするときも、「私のことを応援してください」という風に書いて、手書きで書き込んでいただくものをお渡しして、お願いします。
もしくはボイスメッセージをいただくでも構わないと思います。
今のお客様の声を取ってくださいっていうふうにお話ししたんですが、もちろん過去のお客様の声でも大丈夫です。
お客様の声を取るのは実は時間がかかります。
なのでこの講座を聞き始めてすぐ1日ぐらいでプロフィールを完成させようと思ったのに、なんだ!と思っておられるかもしれませんが、でも、リアルにお客様の声をまずとってください。
お客様の声をとるのに、2、3ヶ月かかっても構いません。
とにかくリアルなお客様の声をたくさん集めて下さい。
最低10以上です。
今までもうすでに、お客様の声はマーケティングとして大切な資料だから、いつもちゃんと取る仕組みがあるんだ、という方は,次に進んでみてください。
もし、これから、まだお客様の声をいただくお願いをしてまわるんだ、という方は、この続きは観ていただいてもいいですが、お客様の声があつまった段階で、また2度、3度と戻ってきてください。
お客様の声を分析する
お客様の声を集めた方は、次に進みましょう。
集めたお客様の声を分析するという段階です。
お客様の声の反対側を読み込んでみる、という作業をこんな風に行います。
例えば、美容室でこんなお客様の声を頂いたとします。
「朝のお手入れが楽になった。」
お手入れ系ですね。
「褒められたんだよ」
これは、自己肯定感あがった。パートナーさんに褒められた、友達にいいねって褒められたとか、職場で同僚から褒められたとか、褒められたらとにかくとっても嬉しい、だから気分も上がる。
そんな声をよくお聞きしますね。
「自分のマインドが前向きになった」「新しい自分に出会えた気がする」「よし頑張るぞっていう気持ちになれた」「元気になったよ」っていう声も多いですね。
また、「人生が好転した」という方も中にはいらっしゃります。
たとえば、恋人ができたとか。
これら客様の声を、どういう風に裏側を読むか。
「朝のお手入れが楽になった」
(反対)
つまりは、今まで、朝のお手入れが楽ではなかった。毎日、毎朝、憂鬱だった。イライラしていた。
あるいは、お手入れが長く時間がかかっていて、朝早起きしなければならなかったのが嫌だった。
そういう風な声読み取れますね。
「褒められたんだよ」
パートナーさんが褒めてくれて嬉しかった。
(反対)
この声の裏側を読むと、つまりは、今まで誰にも気付いてもらえなくて、寂しかった。
誰からも褒めてもらえなかった。
自己肯定感が上がらなくて、「自分なんか」っていつも思っちゃってた。
そんな声聞こえてきます。
「新しい自分に出会えた気がする」
(反対)
今まで、自分にうんざりしていた。だけど、自分を受け入れ、毎日が楽しくなかった。
そんな声が聞こえてきますね。
「恋人ができた」「人生が変わった」
結婚したんだっていうご報告もくださるそうです。
(反対)
今まで告白する自信が持てなかったけれど、髪を切ってプロポーズする自信が持てた。
以上のように、お客様の声からは、いままでどんなことでお悩みだったか、どんな課題を抱えておられたかが、読み取れます。
どうぞ、あなたが集めたお客様の声をひとつひとつ、裏側を読み取り、書き出してみてください。
はい、どうぞ。
できたら、次にすすみます。
お客様の声からあなたの強みを書き出す
ここまで、お客様の声を集め、お客様の声を分析していただきました。
ここまでの作業で、とても大切なことがわかります。
何か。
それは、あなたがお客様に提供している強み、あなただけの強みがわかるのです。
例えば、朝のお手入れが楽になった、つまりは、朝のお手入れを楽にするお手伝いができる、もしくは、ホームケアの時間を短縮するをお手伝いできる、毎日の気分を向上させることをお手伝いできる。
ってことがことがわかります。
例えば、パートナーさんにいいねって褒められた、つまり、今まで誰にも褒められなかったけど、褒められて嬉しい、自己肯定感を高めることが出来る、そういう自分を作ってくれる、それがあなたの強みっていうことが出てきます。
例えば、新しい自分に出会えた気がするっていう声は、今までは自分なんてつまらないとおもっていたけれど、自分を丸ごと好きになれるそんな自分を作ってくれる、そんなことがあなたの強みだということががわかります。
例えば、恋人ができた、それは告白できるぐらいの自信ができたということ。それまで自分に自信がなくて告白も出来なかったけど、そんな自分でも告白できる自信が持てるようになれる、それが、あなたの強み。
さあ、では、こんどは、あなたの番です。
ありたのお客様の声の裏側を分析したものをみて、あなたもここで、自分の強み書き出してみてください。
お願い致します。
肩書のキャッチコピーをつくる
色んなお客様の声があるので、あなたの強みとして、いろんな言葉が出てきましたね。
次に、あなたの強みを並べてみて、あなたの肩書き、キャッチコピーを見ていきましょう。
朝のお手入れを楽にする、時短にするというのが、あなたの強みだとしたら。
「朝のおたすけマン」とかいうキャッチコピーできそうですよね。
告白したよーとか、プロポーズしたよーからは、「人生を変える美容師」とかできそうですよね。
仕事で一目置かれ、お客様から褒められて、営業も成績が上がって、出世もできてとかであれば、「売り上げが上がるお手伝い」とか言えますね。
自分を褒めることができる、自己肯定感を上げるなら「自分が大好きになるお手伝い」というのも言えますね。
第二のステップ 出会いたい顧客を特定する
ここからは、いろいろでたお客様の声、そしてあなたる強み、そしてあなたのキッャチコピーから、どれを使おうかなと、選んでいただく段階です。
こんな事を言ってくれるお客さんともっとたくさん出会いたいな、というものが感じられるかどうか、自分に問うてみてください。
選ぶのは、あなたです。
いろんな強みがでてきたから、全部を自分の強みとしてアピールに使いたいという気持がでてくるかもしれません。
でも、ここでは、あえてひとつ選んでいただきたいのです。
お客様が発信するメッセージから、「お客さんは誰でもいいってわけではない。来てほしい方に来てほしい」ということを、ちゃんと伝えるためなんです。
どういうことか、例をあげてみましょう。
ある、パーソナルコーディネーターさんの困りごと。
それは、本当は経営者向けのビジネスシーンで活躍する方のお手伝いをする仕事をしたいのに、なぜか、ママばかり集まってしまって、あまり売上が上がらないというお悩みでした。
それは、原因をしらべていくと、お客様の声を集めてくださって、掲載しておられる内容が、「入学とか卒園の服選びお助けてもらって良かった」という声が多く載っていたんですね。
このように、載せたお客様の声の属性に似た顧客が増えます。
女性の場合は、いろんな顔をもっています。
母であり、娘であり、上司であり(新人であり)など、いろんな役をもっています。
その女性のいろいろな役のなかの、ママの顔でしか、このパーソナルコーディネーターさんにはお世話になれないのかと思われたら、もったいないですよね。
ただ、お客様の声として出てこないので、じゃあ仕事の面での自分の時にはお世話になろうとは思いつかないというわけです。
ということで、経営者に利用してもらいたい、結果もいままで出してきているという場合は、お客様の声のボリュームを、ママ属性の声にプラス、経営者属性のものも加える必要があります。
とにかく、お客様の声をたくさん集めて、載せてしまうだけだと、こんなことがおこってしまうので、ここでは、出会いたいお客様の声を選んでくださいということをお伝えしています。
では、どうやって特定するか。
特定する手順と注意事項をお伝えします。
まず一番目。
あなたが伝えたい人は誰ですか?
一人まず決めてください。
あなたのお客様の声の中から、この人に一番自分の技術あるいはサービスをもっと提供して差し上げたいと思う人を、一人まず選んでください。
次。
あなたが伝えたいこと、これも一つ選んでください。
例では、美容師さんの例をあげていました。
「朝の時短」を選びますか、それとも「告白できたよ」って喜んでくれたお客様を選びますか。
あなたが選びます。
あなたが出逢いたい人、あなたが伝えたい人はどのお客様でしたでしょうか?
「生活を楽にするお手伝い」のか、「時間をより節約するお手伝いをする」のか、「人生を変えるお手伝いをする」のか、どれにしますか?
もし全体で50人からお客様の声があつまり、でも、自分が選びたいお客様の声が、たった一人の特殊なものだったとします。
それでも構いません。
もし、たった1人の「結婚したよ」という声を、あなたが出逢いたい人として選んだとしまでも構いません。
なぜなら、未来のお客様は、現在のお客様の延長線上にいらっしゃるからです。
今後、こんなお客様を増やしたい、未来に出会っていきたい、そういうことを宣言するのは、あなただからです。
たくさんの方が、自分を~~とっいって褒めてくださるから、自分の強みはこれだ、という決め方はしないでください。
無難な道を選ぶために、このワークをやってプロフィールをつくるのではありません。
未来に出会いたいお客様と出会うために、プロフィールをつくります。
ではやってみましょう。
お客様の像をより具体化する
お客様の声を選んで頂きました。
ここまでで、大事な素材が3つ揃ったことになります。
まず「特定したお客様の声」。
これは、どのようにプロフィールで使うかというと、お客様が将来手に入る未来はこんな姿だよっていう風に提示することができるんです。
そして「お客様の声の裏側」。
これは、お客様があなたのサービスを受ける前にもっていたニーズ、つまりこういうことでお困りだった、ということは、あなたはこんなお困りの方を助けてきますよっていう風に使うことができるんです。
そして、あなたのキャッチコピー。
キャッチコピーをお伝えすることで、あなたと、ターゲット結びつけることができます。
そして、ここでは、特定したお客様の声をもっと具体的にできないかっていうと、もうすこし探していただきたいのです。
例えば、パーソナルコーディネーターさんが、「経営者のお客様」の声を選んだとしてます。
経営者といっても、いろんな方がおられます。
創業したばかりの経営者。
二代目の方なんでしょうか。
300年ほど続く老舗の経営者なんでしょうか。
それによって、経営者といっても、もっておられるお悩みが違ってきます。
また、20代のおしゃれ感度の高い女性、というのも具体的にできますね。
見た目の印象がアップして接客業で個人売上を上げたい20代のファッション業界にお勤めの人。
という風に。
もうひとつ。
あなたの過去のお客様は、どうやって、あなたのところへたどりつかれたかも、特定しておいてください。
たとえば、取引先の会社の経営者からの紹介なのか、インターネットで検索してなのてか、ママ友からの口コミで知ったののか、などです。
これは何に役立つかと言うと、今あなたのプロフィールを見ている未来のお客様、つまり見込み客が、どういう風にしてあなたにアプローチしたらいいのかなと思う段階で、「あっ、そんな風にアプローチしていいんだ」という安心感を与えるためです。
無料相談って申し訳ないなーと思う方にも、無料相談を気軽に利用していいんだと示して背中をおして差し上げることもできますね。
相手にアクションを起こすオーケーを与える素材になります。
女性オーナーから紹介してもらって、と書くと、私女性だから問い合わせできるわ、とそういう風に思ってもらえます。
もしか男性だとしても、私は経営者だし女性に関わるサービスを提供する仕事をしてるから、女性に強いコーディネーターさんにお願いしようかな、とか、みなさま自分に引き寄せてお考えになります。
自分目線にひきよせて考えるきっかけをここで情報として提示いただきたいのです。
お客様の属性を、さらに具体化すること。
そして、あなたの所にどうやってこられたのか。
ぜひいま付け加えてください。
第三のステップ 信頼されるアイテム
信頼されるアイテムとして数値を出す
今回は信頼されるアイテムとしての数字の面をまず見ていきましょう。
どうやって作っていくか、探していくか、ですよね。
まず信頼がなぜ大事か3つの理由をお伝えします。
一つ目は、信頼性のアップです。
二つ目は、それがあなたの実績の証明になるから。
三つ目は、あなたがここまで続けてきた継続性が安心感を生むからです。
昨日ぽっと出の人よりも、10年やってきてる人の方が信頼される、そういう事ですよね。
ということで、この信頼の三要素を、あなたの過去の経験をふりかえってみて、数字にして使えるものはないか、探して頂きたいんです。
さあ、書き出してみてください。
まず、人数を書き出す要素を洗い出してみましょう。
また、インタネットでコンテンツがよく読まれてるとかだと、ダウンロード数とかページビュー数もつかえますね。
それから、実績の数値。売上、営業利益率、粗利、経営指標であなたの会社の優れた部分をお伝えするのもつかってください。
また、見落としがちですが、1年単位で言ったらいいのか、1日単位で言ったらいいのか、など、区切りによって、インパクトを与える数値になるかどうかもかわってきますね。
もし講師をされていたら、セミナー開催回数、生徒数も、生徒のべ総数にしたら相当な数になります。
また、相談の回数も、リアルで会ってるのとあわせて、メールでのご相談も全て含めると、数が増えますね。
ちょっと細かな振り返り作業が必要です。
是非時間を取ってやってみてください。
信頼されるアイテムとして理念を出す
信頼のアイテムとしての理念を見ていきましょう。
理念はどう書いたらいいのかと思っておられると思います。
そもそも、あなたの会社に経営理念はありますでしょうか。
かくいう私も、お恥ずかしながら、経営理念を言葉にしたのは、実は創業から5年は経っていました。
創業時の取締役以外にスタッフが初めて増えたときにつくったのでした。
さて、理念はどういう風に作っていくのか、言葉にしていくのか、みていきましょう。
まず、あなたのこだわりを洗いざらい出してみてください。
こだわりを洗いざらい出した後、次に、やりたくないこと、嫌なことも、洗いざらいだしてみてください。
かっこつけて、やりたいことを言ってるかもしれないです。
でも無理して、やりたくないことをやる時間は、人生短いのでやる必要はありません。
やりたくないことも正直に書いてみましょう。
やりたいことと、やりたくないこと、こだわりとを掛け合わせてみて、次に社会的意義があることにつなげられるものはあるかどうかという視点で、ながめてみましょう。
社会的に意義がある言葉につなげていけるかどうか。
そしてもう一つ。
最後、未来に向かって、行動する姿や、状態が見える言葉とくっつけることができるかどうかも、響く言葉の選び方としては大切です。
え、たくさん要素がありすぎて大変?
であれば、あなたの仕事の姿勢が表れていればまず最初 はOK にして進んでください。
理念は、事業やあなたの成長とともにかわってゆきます。
だから変えてもOK。
最後に大切なポイント。
言い切り方で書いてください。
いい切っちゃってください。
言い切りを怖がらないっていう気持ちで表現すると、現実はすぐそこにあります。
では、理念をここで言葉にしてください。
第四のステップ 過去のエピソードを特定する
どうして過去のエピソードを特定する必要があるのか、その理由、目的をお話しします。
理由は、あなたの現在と過去のギャップを伝えるためです。
なぜギャップが大事かと言うと、あなたが今後どうしたいとか、今あなたがどうだとかって言う今のことだけ書かれても、人は「ああ、理想を言ってるだけか」と不安を覚えるからです。
なぜあなたが、ここまでそうしてやってきたのか、ここまで来ることができたのか、っていうことに対して、過去と現在との間にギャップがあることによって共感を生みやすくなるわけなんです。
例えば、ハリウッド映画や、絵本で読んだおとぎ話を思い出してみてください。
最初主人公は、平凡でなんのとりえもない人だったけれども、途中でミッションを得て、山あり谷ありの人生を送り、最後成果を得ることができている。
という流れにそって観たり読んだりしていると、ストーリーに飲み込まれ、共感するわけなんです。
もし、ただ、最後、成功したという所だけを見ても、感動も何もないわけです。
有名な『指輪物語』もそうですよね。
平凡なホビットが、ひょんなことから指輪所有者となり、苦難を乗り越え、世界を救うエンディングを向かえる。
もし、この大長編小説の最後だけを読んでも、なんの感動もないでしょう。
ということで、これからあなたに過去のエピソードを特定していただくのは、今、そして未来に、顧客に届けたい理念のところへ、あなたが顧客とともにゆかなければならないというストーリーに仕立てるためです。
何のきっかけのエピソードがあったから、あなたの掲げる理念が必用なのか、いまここまでの数値を生み出すきっかけになってきたのか。
そういうことが、今と昔のギャップをのストーリーを描くことで、浮き上がってきます。
ワークしていきましょう。
(ワークの図)
まず紙を横方向に用意してください。
紙の大きさは A 4以上でお願いします。
方眼紙だと書きやすいと思いますが、白い紙でも構いません。
そして紙の横方向に、真ん中にまず棒一本引いていただきますね。
そして、横方向にメモリをつけてください。
一番左端が、0歳。あなたの生まれた時です。そして一番右端が、今のあなたの年齢です。横線は、あなたの人生をきざんでいることになります。
そして、左端に縦線をひいてください。
縦方向の目盛りは、上に、「人生で幸福に感じたこと」、下に、「人生でつらかったこと」です。上にいけばいくほど、「幸福度が高い」、下にゆけばゆくほど、「気持ちがつらかった」になります。
で、ゼロ歳から、いまの間まで、うれしかったときは、何歳の何があったときかなあと、まず、「幸福に覚えているとき」の年齢と、そのときの幸福の大きさを、上の方に点で示してしてください。
次に、ゼロ歳から、いまの間まで、悲しかったときつらかったときには、何歳のときに何があったかなあと、まず「つらくおぼえているとき」の年齢と、そのときのつらさ度を、したの方に点で示してください。
まあ、なんにもなく普通、ってときはそんなにないとおもいます。
そして、よかったときと、つらかったときを、結んでみてください。
すると、折れ線グラフになります。
たとえば、18歳のとき大学受験失敗しました、とか、40歳の時に子供が出来て超うれしかった、とか、いろいろありますよね。
折れ線グラフができたら、次です。
折れ線グラフの波の形に注目していただきたいのです。
特に注目していただきたいのが、波の形の一番下から、上向き下限に線がのぼっているあたりです。
波乱だった時、つらかった時、つまり気持ちのなかでどん底だった時から、上向きになってる線があります。
あなたの線が、なぜ上向きになったのか、何がきっかけで上向きになったのか、よーくよーく思いだしていただきたいのです。
時間が癒してくれたと、簡単に終わらせないで、もしすぐに思いださなくても、じっくり時間をとってなんどもその頃の自分にむきあってください。
そこにあるのは、今あなたが理念としていること、あるいは、これから目指そうとするビジョンやミッションに近づく、何かきっかけになるエピソードが必ずあります。
そういうのを、しっかり探して頂きたいんです。
特にないよって、最初は皆さんおっしゃるんです。
子供が生まれたからやっぱり幸せになっただけですよ、とかね。
でも、たとえば職場でとてもつらかった時に、あなたの人生が終わらずに、上向きになった理由はぜったいに何かあるはずなんです。
お子様ができる環境が良かったとおっしゃるときも、その環境を作ったのはあなたなんです。
周りが用意してくれた環境に乗っかっただけとおっしゃるかもしれませんが、でも、用意してくれた環境を受け入れたのはあなたなんです。
なぜ、自分がこの道を歩くことができたのかな、こんな出会いが生まれたのかな、そう考えてください。
自分が生み出せた理由はなにかきっかけがあったはずです。
もしかして、お客様の何気ない言葉ですか?
いまのパートナーさんの、言葉だったでしょうか。
なぜ。
なぜ。
なぜ。
なぜ。
なぜ。
何故5回をくりかえしましょう。
それでも、自分でなっとくする理由がなにも出てこないときは、寝てください。
そして、幾晩も寝かしてください。
このグラフの波が、上向きになった理由がすぐに特定できなくても構いません。
いま、あなたは、とても大切なワークにとりくんでいただいています。
その時に何が起こったのか、なにに出会ったのか、思い出すまで待ってください。
その思い出したエピソードが、あなたがここまでたどり着くためのきっかけになったものなんです。
これを過去のエピソードとして書きます。
人に伝えるために、とても大切な要素になります。
これがあるから共感を得るプロフィールになるわけなんです。
あなたがここまで来たことを、誰もが認めるエピソードになるわけなんです。
即興で創作してはいけません。
必ずあなたの中にあります。
発掘するだけで大丈夫なんです。
でも発掘するのに時間がちょっとかかるかもしれません。
諦めずに、ここ取り組んでみてください。
はいどうぞ。
第五のステップ 時系列でつなげる
いよいよ最終段階です。
ここまでやってきたワークでさがした要素を、時系列でつなげましょう。
どうやって繋げましょうか。
まず今まで用意したパーツの中に、誰に対してあなたがサービスをおこなっているかということを特定するものがあります。
そう、お客様の声を特定し、具体化した姿ですね。
起業1年目の経営者を選んだとしましょう。これが現在です。
その方は、どんなお困りごとをおもちだったかも、出ていますね。これが過去です。
そして、どんな結果を手にされたかも、でていますね。これが未来です。
あなたの、お客様の現在と未来と過去がすでにでています。
そして、あなたの、過去と、現在と未来も、出ていますね。
あなたの過去は、エピソードを特定しました。
あなたの現在は、数値で表現しています。
あなたの未来は、理念で表現しています。
あなたの現在 → お客様の現在・過去・未来 →あなたの過去 → あなたの未来
という順番に並べて頂きたいんです。
最後に
いまから未来は変えられる
今から未来は変えられます。
あなたの未来はこれから作るんです。
あなたが今の仕事を続けてきた理由は、そしてこれから続けていこうとするわけ、それを実現しようとする理念があるからなんですね。
その世界を理念としてお客様にお伝えし、共有して、一緒に歩んでいこうと訴え、お客様から選んでもらうための道具がプロフィールです。
いま、もし、自分の身の丈以上の内容になったと感じても、大丈夫です。
そこへゆけばいいだけなのですか。ら
だから、どうか大切に作ってみてください。
メンテナンスも大事
納得のものが出来上がったとしても、2、3年に1回は、プロフィールもメンテナンスしていてあげてください。
なぜならば、あなたもお客様も、成長しているからです。
プロフィールは決して固定のものではありません。
是非楽しんでこの旅の途中の作業を楽しんでメンテナンスしつづけていってください。