よいコピーを書きたい!
でも、マーケティングの場面でよい文章を書こうとするとなかなか手が動かない。
よし、スワイプファイルをつかってよいコピーをお手本にして真似をすればいいと割り切っても、うまくいかない。
でも、どう、うまくいかない?
ブログの記事にアクセスが集まらない。
メールの開封率が悪い。
無料ダウンロード資料を案内しているのに登録してもらえない。
などなど。
もし、そんなお悩みがあったら、この記事がお役に立ちます。
よいコピーとは?
そもそも、マーケティングにおける「よいコピーライティング」って何でしょうか?
小学校では詳しく習わない、読点を正しく打つ方法を習得していることでしょうか?
辞書どおりの意味で単語を適切に使いこなすことでしょうか?
読者に「すごい!」と思ってもらうことでしょうか?
いいえ、そのどれでもありません。
読み手が本当に望んでいるのは、 あなたのコピーが、ニーズを満たし、 問題を解決してくれることだからです。
あなたが、村上春樹のようなベストセラー作家でなくても、日経新聞の記者でなくても、よいマーケティングのコピーを書くことができます。
必要なのは、 たった2つ。
・顧客(読み手)を理解する
・顧客(読み手)を説得するための戦術
この一連の記事のなかで、「よい コピーライティング」とは、言葉を使って物やサービスをよりよく売るための作業を指します。
その目的はただ、 コンバージョンをあげることです。
つまり、読み手に行動を起こしてもらうことを目指します。
言葉の組み立て方によって、読み手がとる行動が変わります。
マーケティングツールは、どれも必ず、読み手に行動を促すことを最終目的としています。
それは、メールでも、 ウェブページでも、 ビデオスクリプトでも、 すべてです。
書いて提案すということは、読み手(顧客)を、 「はい」か「いい」の分かれ道に連れてゆくことを意味します。
あれ、マーケティングって、売ることにつなげるものではなかったかしら?
そうあなたは思いましたか?
はい。
売るまでには、小さな行動がいくつも積み重なっているから、「行動してもらう」ことは、「売る」ことにつながります。
でも、もし、何も行動してもらわなければ、売るところに誰もたどりついてはくれません。
だから、ひとつひとつのマーケティングツールで、小さな「はい」を選んでくださる方を、一人でも増やしたいわけです。
小さな「はい」が積み重なって、大きな金額になっていきます。
だから、わたしたちは、ここで「はい」を生みだすその理由を理解し実行することが大切なのです。
いまどうして小さな「はい」が必要か?
実店舗や、対面セールスでは、目の前の顧客に対して、反応をみながら「はい」を引きだすための情報提供方法を細かく調整することもできました。
でも、インターネットが登場し、 顧客は見えなくなりました。
相手の関心を集めるのは、各所にちらばっている、こちらから一方的に発する言葉だけになったのです。
さて、ここであなたも考えてみてください。
「各所にちらばっている、こちらから一方的に発する言葉」を、あなたは、自分のビジネスを発展させるために、どこに置いてますか?
あなたのウェブサイト?
間借りしているブログサイト?
問い合わせのメールへの返信?
いま、ちょっとこの記事を読む手を止めてみてください。
そして、メモアプリをたちあげるか、手にペンを持ってください。
いま、おもいつく限り、あなたがビジネスで利用している、コピーを書く場所を書き出してみてください。
もしくは、どんな場所にコピーを書く必要があるかを考えてみてください。
…
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…
…
…
…
…
6~7箇所は書けましたか?
はい。
よくできました。
え、もっと沢山あるよ、という方も、もちろんいいワークをしていただいてありがとうございます。
ここで、お伝えしたいのは、「コピーが活きる場所」が、それほど沢山ある、ということを実感していただきたかったのです。
ChatGPTが生まれてきたら、もうコピーを「うんうんうなりながら書く必要がなくなってしまった」。
いまさらコピーライティングをやるなんて、学なんて時間の無駄という人もいます。
でも、わたしはそうは思いません。
人の生活体験からくるニーズや課題は、それぞれ固有のものだからです。
それに、ChatGPTだって、質問したりして、状況設定を「コピーライティング」で与える必要があるのです。
いまでも、結局、マーケティングスキルとして書く場所は広がっています。
自社内ばかりでなく、社外でも、チームの仲間に、自分の真意や達成したい目的を伝える必要があります。
もっといえば、資金調達のために銀行に提出する、新規事業の企画書だって、言葉で構成されています。
採用の際の募集のときも、言葉を用いるのです。
コンバージョンとは
読み手に「はい」を選択してもらって行動してもらうコピーを書くことは、ビジネスを動かす大きな武器になります。
ちなみに、この記事のタイトルで使用している「コンバージョン」とは、読み手に「はい」を選択してもらって行動してもらうことを指します。
読んで行動してもらうこと、これがひとつひとつのマーケティングツールの一番大きな目的です。
さあ、ひとつひとつのマーケティングツールの目的を叶える武器を手に入ましょう。
つぎに学ぶこと
まず手始めに、顧客(読み手)が知りたいことはなにかを知り、それを表現するための一連の事前てつづきについて、次にお伝えします。
コピーライティングについて、あなたが聞きたいことがあったら、メールをおおくりいただくか、コメントをお寄せいただくかで、和田まで、お知らせください。
[…] コンバージョンを生むよいコピーライティング(1) よいコピーとは? […]