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「この人、本気?」を見抜く!“いますぐ客”と“そのうち客”を見分ける3つの方法

2025年6月25日 by 和田 美香

「ステップメールの設計には、“共感・信頼・販売”という3つの軸があるということを「ステップメール改善法」でご紹介してきました。また、3つの軸について、それぞれをどのくらいぶ厚くするかは、顧客の状態に合わせて考えるべき」ということを、
『成果を伸ばす!5通・7通構成のステップメール設計法』の記事でご紹介してきました。

でも、そこで多くの方が次に感じる疑問があります。

「その“顧客の状態”って、どうやって見極めればいいの?」

この記事は、まさにその疑問にお答えします。

今読んでくださっているあなたが、もしこんなふうに思っているなら

  • 「比較検討中の人と、まだ悩みに気づいてない人って、どう見分けたらいい?」

本記事では、そんなお悩みに応える「3つの見極め方」を紹介します。

そして最終的には、見込み客がAIDMAのどのステージにいるかを把握できるようになることを目指します。

これを理解すれば、
「自社のリストのなかに、“今すぐ買う可能性がある人”がいるのかどうか」
「どの人には、販売よりもまず、どれぐらいの共感が必要なのか」
といった判断がつくようになります。


目次

  • 第1章 なぜ「いますぐ客」を見分ける必要があるのか?
    • 顧客の“温度”によって、響くメッセージはまったく違う
    • ステップメールは、“全員に同じ”では成果が出ない
    • 「いますぐ客」だけがターゲットじゃない
  • 第2章 方法①:接点の出どころを見る 相手は何に反応したのか?
    • 何をきっかけに接点が生まれたのか?
    • タグ付けと連携で、“動き”を記録しよう
    • AIDMAのどこにいるのか?を、出どころで見極める
    • 大切なのは、“ひとつの行動”に注目すること
  • 第3章 方法②:行動データを見る 相手はどれくらい動いているか?
    • 数字は嘘をつかない。「本気度」は行動に出る
    • どうやって行動を追跡する?
    • 数値をグループ分けする
    • 数字で相手の気持ちが見えてくる
  • 第4章 方法③:本人の言葉を拾う 相手になにを聞き、相手は何に反応したか?
    • なにを見れば「本気度」がわかるのか?
    • どこでその声を拾う?
    • やりとりの中に、最高のヒントがある
  • 第5章 3つの情報をどう使えば「AIDMAのどこか」がわかるのか?
    • どのメールで何を届けるべきか?
    • 「共感・信頼・販売」どの軸を厚くすべきか?
    • 精度高く、押し売りなく、価値を届けるために
  • まとめ AIDMAステージがわかれば、ステップメールが変わる
    • 通数は「相手に合わせて」決めるもの

第1章 なぜ「いますぐ客」を見分ける必要があるのか?

「うちのリストの中に、買う気のある人って、どれくらいいるんだろう…?」

そんな疑問を持ったことはありませんか?

特に、メールマーケティング初心者の方がつまずきがちなのが、「誰に何を送るべきか」が曖昧なまま、ステップメールを一斉に送ってしまうことです。

結果、「クリックされない」「返信もこない」「購入されない」——そんな反応の薄さに悩み、

「このやり方で合ってるのかな?」と不安になってしまいます。

実は、その原因の多くは、「読み手の現在地」が見えていないことにあります。

読み手の現在地とは、いいかえれば、

・AIDMAのどの段階にいるのか

・すぐ買う、熱の高い顧客なのか/興味も顕在化していない、冷めたい顧客なのか

といえます。

顧客の“温度”によって、響くメッセージはまったく違う

たとえば、あなたが提供しているのが「中小製造業の営業力を高めるコンサルティングサービス」だとしましょう。

比較検討中の人なら、すでに他社とも比べており、「誰に頼もうか」を見極めている段階。

→ この人には、価格や実績、専門性、導入事例が気になるはずです。

もしまだ悩みに気づいていない人だとしたら、「うちの営業、ちょっと非効率かも?」くらいに自社に違和感を少し感じるレベル。

→ この人には、いきなり提案しても響きません。それよりも、まず「今のままだと売上が頭打ちになるかも」と気づかせる“共感”のメッセージが必要です。

つまり、読み手がいまいる状態によって、

「響く言葉」も「求めている情報」も、まったく違うのです。

ステップメールは、“全員に同じ”では成果が出ない

多くの方が、「とりあえず3通送る」「内容は自社紹介+サービス案内+キャンペーン」で終わらせてしまいがちです。

ですが、それでは“今すぐ客”以外には届きません。

むしろ、多くの見込み客は「そのうち客」や「まだ悩みに気づいていない人」。

この層に対しても、段階に合ったアプローチをするからこそ、反応が返ってきます。

「いますぐ客」だけがターゲットじゃない

見込み客の大半は、“いますぐ買うわけではない人”です。

ですが、その人たちを無視しては、長期的な売上は作れません。

だからこそ、「今、相手がどの段階にいるのか?」を知り、相手に適した言葉を届けることが、ステップメール設計の出発点になります。

そしてこの相手がいる“段階”は、マーケティングの代表的な購買行動モデル「AIDMA(アイドマ)」に当てはめて考えると、整理しやすくなります。

次章からは、

「今、この人はどこにいるのか?」を見分けるための3つの方法をご紹介します。


第2章 方法①:接点の出どころを見る 相手は何に反応したのか?

「この人、いま何を考えてるんだろう?」
——リストに登録された見込み客を前に、考えてしまいますよね。

その最初のヒントになるのが、リストとの「接点の出どころ」です。
つまり、見込み客が「どこから」やってきて、「何に反応したか?」を見ることで、その人の関心度や現在地が見えてくるのです。

何をきっかけに接点が生まれたのか?

たとえば、次のような導線ごとの反応を比べてみましょう。

  • ✅「営業効率を可視化するチェックリスト」のダウンロード
    → 明確な課題意識あり。Interest(関心)に入っている可能性大。
  • ✅「売上アップ事例集」の請求フォーム
    → 比較検討中の可能性がある。Desire(欲求)やMemory(記憶)に近い段階。
  • ✅ブログ記事「町工場の営業を強くするための第一歩」からの登録
    → 悩みの自覚が薄い状態。Attention(注意)段階にいる可能性。

このように、リードマグネット(資料や無料特典など)やブログのテーマそのものが、「読み手の今」を教えてくれます。

タグ付けと連携で、“動き”を記録しよう

使用しているメール配信ツール(Mailchimp、HubSpot、ConvertKitなど)では、
こうした接点ごとに「タグ付け」ができます。

たとえば:

  • DL_sales_checklist
  • DL_success_book
  • BLOG_entry_sales

といった具合です。(Mailchimpでは、タグは、半角英数字でのみ、作成できるので、全角のかなや漢字は利用できないため、意味をおきかえた英単語をタグに利用することをおすすめします)。

これにより、「この人は今、どのフェーズにいる人か?」を後からでも簡単に確認できます。

たとえば、ステップメールを設計する際に、
「課題意識の高い人だけに5通構成を送る」
「まだ注意段階の人には、共感重視のコンテンツを中心に7通送る」
といった振り分けが可能になります。

AIDMAのどこにいるのか?を、出どころで見極める

こうした接点は、AIDMA(Attention/Interest/Desire/Memory/Action)の中でも、
特に「A:注意」と「I:関心」の間に位置する見込み客かどうかを測る材料になります。

  • 課題意識の高い反応 → Interest 段階以上
  • なんとなく読み始めた → Attention 段階

という具合に、出どころだけでおおまかにステージを把握できるのです。

大切なのは、“ひとつの行動”に注目すること

「全部を把握しよう」とするのではなく、まずは
登録時に“何に”反応して入ってきたかを見てみましょう。
それだけでも、最初の設計がグッと精度を増します。

次章では、もう一歩深く読み手を理解するために、
「行動履歴」を読み取る方法をご紹介します。


第3章 方法②:行動データを見る 相手はどれくらい動いているか?

読者の「今、どれくらい本気なのか?」を知るには、実際、相手がどんな動きをしたのかを見るのが一番です。

メールを開いたか、リンクをクリックしたか、どんなページをどれだけ読んだか。

こうした“行動データ”は、読み手の温度感を客観的に測れる、貴重なサインです。

→用語解説記事はコチラ

数字は嘘をつかない。「本気度」は行動に出る

たとえば、以下のようなデータが見られる場合:

✅ メール開封率が高い(複数回開封もあり)人

✅ 特定のリンクを何度もクリックした人

✅ 長文記事に3分以上滞在している人

✅ 複数の記事を次々に閲覧している人

これらは、単に“見た”というよりも、「関心が高まり、情報を比較・検討している」状態です。

つまり、AIDMAでいう Desire(欲求)や Memory(記憶)フェーズに入っているサインととらえてOKです。

どうやって行動を追跡する?

使用ツールによりますが、以下のような機能があります:

  • メール開封・クリック率のトラッキング(例:Mailchimp、ConvertKit など)
  • ウェブサイト上の閲覧履歴や滞在時間の確認(例:Google Analytics、HubSpot)
  • スコアリング機能で「熱量の高い人」を見える化(例:Mailchiimpでは★印の個数で評価、MAツールのリードスコア)

特に「どのリンクを何回クリックしたか」は、反応の強さを知る上で非常に有効です。

数値をグループ分けする

すべての数字を分析するのではなく、ざっくりと3つのグループに分けると扱いやすくなります。

  • ほぼ動いていない人(=興味薄)
  • たまに反応している人(=関心層)
  • よく動く人(=検討層)

この「よく動く人」には、次のメールで「事例」や「価格」「申込み方法」などの情報を積極的に提示していきたいですね。

逆に、「ほぼ動いていない人」には、共感や悩みの可視化をもう少し丁寧に伝える必要があります。

数字で相手の気持ちが見えてくる

人の「感情」は直接見えませんが、「行動データ」はその感情の“足あと”です。

特に、複数回のクリックや、特定ページへのアクセスは「今、気持ちが動いている証拠」。

この温度感を読み取れるようになると、送る内容も、通数の設計も、ぐっと的確になります。

次章では、さらに“見えない要素”としての「背景ストーリー」を読み取る方法を紹介します。


第4章 方法③:本人の言葉を拾う 相手になにを聞き、相手は何に反応したか?

読者が「いま、なにを求めているか?」を、いちばん正確に知る方法は、ズバリ

本人の言葉にじっくり耳をかたむけることです。

アクセス数やクリック数といった行動データでは測りきれない、高い温度や具体的な意図は、直接のやりとりから読み取ることができます。

なにを見れば「本気度」がわかるのか?

たとえば以下のような発言が見えたら、相手はすでに行動寸前、つまり AIDMAの「Action(行動)」フェーズに非常に近いと判断できます。

  • 「具体的な料金を教えてください」
  • 「導入事例をもっと見られますか?」
  • 「申し込み方法について詳しく知りたいです」

また、

  • 「他社と迷っているのですが、違いはありますか?」
  • 「今すぐではないけれど、今後の参考に読みました」

というような言葉は、まだ比較検討中、もしくは今は「Memory」にとどまっている可能性が高いです。

どこでその声を拾う?

顧客の声を拾う代表的な場面は、以下の3つです

①サーベイ(アンケート)

「今、どんなことで困っていますか?」「この情報をどう思いましたか?」といった問いを通して、関心や温度感を把握できます。

②問い合わせフォームの自由記述欄

「一度話を聞いてみたい」などのコメントがあれば、高確度リードの可能性大です。

③返信メールやLINEの反応

メルマガへの返信は「あなたに話しかけている」証拠。内容を読めば、その人が「今どこにいるか」がよくわかります。

また、こうした声に基づいてステップメールを調整することで、「自分のことをわかってくれている」という共感・信頼の気持ちを育てやすくなります。

やりとりの中に、最高のヒントがある

一見、非効率に思えるかもしれませんが、こうした言葉の拾い方は、見込み顧客を深く理解するうえで欠かせません。

とくに販売フェーズの前に「この人は本気だ」と確信できると、メールの内容や通数の設計にも自信が持てるようになります。

次章では、ここまでの情報をどうAIDMAに落とし込んで活用するかを整理していきます。


第5章 3つの情報をどう使えば「AIDMAのどこか」がわかるのか?

ここまで、顧客の現在位置を知るための、3つの方法をご紹介してきました。

①接点の出どころを見る

②行動データを見る

③本人の言葉を拾う

この3つの視点を組み合わせると、読み手が「AIDMAのどの段階にいるのか」が、より正確に見えてきます。

「接点」+「行動」+「言葉」で、立ち位置の精度が高まる

1つの情報だけでは曖昧だった温度感や本気度も、3つをクロスさせることで、読者の“今”の状態が明確に見えてきます。

たとえば、

接点で「資料請求」をしていて(=Interest)

行動として、何度も開封+事例記事を読み(=Desire〜Memory)

「導入費用はどれくらい?」と問い合わせてきた(=Action)

このように“3点そろえば”、ほぼ確実に「いますぐ客」だと判断でき、販売に直結するメールを送るべき相手だとわかります。

逆に、「チェックリストをDLしたが、開封も少なく、無言」の人は、「まだ悩みに気づいていない/気づいたばかり」の段階だとわかります。

どのメールで何を届けるべきか?

AIDMAモデルで見た場合、それぞれのフェーズで効果的なメールの目的は下記のようになります:

Attention / Interest:共感・気づきを与えるメール(「あなたの悩み、わかります」)

Desire / Memory:信頼を育てるメール(事例・お客様の声・実績・理念など)

Action:販売につながるメール(ベネフィット提案+明確なCTA)

つまり、顧客の立ち位置がわかれば、「いま何を届けるべきか」が自然と見えてくるのです。

「共感・信頼・販売」どの軸を厚くすべきか?

ここまでお伝えしてきた「ステップメールの3軸」――

  1. 共感
  2. 信頼
  3. 販売

このうちどれを厚く設計すべきかも、顧客の現在地によって決まります。

  • 「悩みに気づいていない人」には、共感パートを手厚く
  • 「失敗体験や不信感を抱えている人」には、信頼構築に時間をかけて
  • 「比較検討段階」や「導入意欲が見える人」には、販売パートを厚く

このように、顧客の“いま”に合わせて、通数や構成を調整できるのです。

精度高く、押し売りなく、価値を届けるために

「見込み客を無理やり売る」のではなく、

「その人が欲しい情報を、ちょうどよく届ける」ためには、

相手の現在地を正しく捉える視点が必要です。

今回の3つの視点を活用することで、見込み客ごとに最適なシナリオを描きやすくなり、売り手にとっても書きやすく、読者にも喜ばれるステップメール設計が可能になります。


まとめ AIDMAステージがわかれば、ステップメールが変わる

ステップメールは「何通送るか?」ではなく、
“誰に・どんな順番で・何を届けるか”という構成がすべてです。関連記事コチラ→

その設計の起点になるのが、読み手が今どの段階にいるのか。
AIDMAモデルを使えば、その“現在地”をしっかり見極められます。

  • 気づきを与えるべき人なのか?
  • 信頼を深めたい人なのか?
  • すでに購入を検討している人なのか?

その判断ができれば、共感・信頼・販売のどの軸を厚く設計すべきかも自然と見えてきます。

通数は「相手に合わせて」決めるもの

3通、5通、7通――どの通数も正解です。
ただし、相手の状態に合わせた構成になっているかが、成果を分ける最大のポイント。

もしあなたが、

  • 「構成をどう分厚くすればいいのか知りたい」
  • 「信頼パートを厚くした5通ってどう作ればいい?」
  • 「販売パートを7通で組むってアリなの?」

と感じたなら、ぜひこちらの記事もご覧ください。

👉 【応用編】成果を伸ばす!5通・7通構成のステップメール設計法
―必ず考慮すべき13のポイント―

あなたのステップメール設計が、もっと自由に、もっと成果に近づくために。
次の記事で、お会いしましょう。

また、もしあなたが次の項目が気になるなら、関連記事をどうぞ参考にしてください。

→相手の立ち位置の段階にわけてひびくリードマグネットの作り方

→相手とこちらの間の信頼度の測り方

Filed Under: マ―ケティング, メールマーケティング

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About 和田 美香

欲しいと思ってくれる人と出会うのがマーケです。

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