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Mailchimpのオートメーションで使える全トリガーの紹介とその使い方

2025年4月30日 by 和田 美香

Mailchimpのオートメーション・メール機能、Customer Journeyは何を起点にする?

MAツールは、オートメーションが起動するきっかけを、なにかしら置く必要があります。

言い換えれば、「〇が起こると、△になる」といったロジックにするのに、「〇」の起点を指定することではじめて、設定された動きが開始されるわけです。

オートメーション機能を使ったことがないMailchimpのユーザーさんから、どんなきっかけでオートメーションを起動させて、使うことができるのかという質問をいただきました。

そこで、この記事では、Mailchimpのオートメーションを自動起動させる始点にはどんなものがあるのか、それはどう使うといいのかをご紹介します。

目次

  • 1、起点になるものは大きくわけて2種類
    • 【アクション】
    • 【特定の日】
  • 2、連絡先の動き(Contact Activity)
  • 3. 特定の日(Date and Specific Events)
  • 4. 買い物の行動(Shopping Activity)
  • 5. マーケティング的な動き(Marketing Activity)
  • 6. APIを使うなどで連携先から起点をもってくる(API & Integrations)
  • やってみよう

1、起点になるものは大きくわけて2種類

Mailchimpのオートメーションのトリガー(起点)になり得るものは、2つに分類されます。

それは、アクション(Action)と、特定の日(specific date)です。

【アクション】

アクションとは、ユーザーや見込み客が何らかの行動(アクション)を起こしたタイミングを起点にして、オートメーションをスタートさせる方法です。

たとえば、

  • メールを開封した
  • メール内のリンクをクリックした
  • 商品をカートに追加した
  • サインアップフォームに登録した
  • 購入完了した

といった連絡先(メールアドレス受信者)の行動をきっかけに、次のメールや施策を自動的に開始できます。

アクション起点の特徴は、受け手の「興味関心度」や「行動状況」に応じてタイムリーにフォローできる点です。
たとえば、資料請求をした直後に「さらに詳しいご案内」を送ったり、カート放棄をした人に「購入を後押しするオファー」を送る、といった活用が可能です。

顧客一人ひとりのリアルな動きに合わせた個別対応ができるため、成果につながりやすいオートメーションが作れます。

【特定の日】

特定の日とは、あらかじめ設定した「日付」や、連絡先ごとの「記念日」などを起点にして、オートメーションをスタートさせる方法です。

たとえば、

  • 登録日から30日後
  • 顧客の誕生日
  • 契約更新日
  • 会社の創立記念日
  • 年1回の大セール日

といった特定のスケジュールや記念日に合わせて、決まったタイミングで自動的にメールや施策を実行できます。

特定の日起点の特徴は、

  • 中長期的なフォローを計画的に行えること
  • 年間行事やキャンペーンに合わせたプロモーションを仕組み化できること

です。
たとえば、誕生日当日に「おめでとうメールと割引クーポン」を送ったり、契約更新日の1か月前に「更新案内メール」を送ったり、という使い方ができます。

顧客に特別感や安心感を届けやすいオートメーションを作れるのが大きな魅力です。

2、連絡先の動き(Contact Activity)

アクションに分類されるトリガーです。

Mailchimpのオートメーションで使える全トリガーの紹介とその使い方

Tag added(タグたついたら)
連絡先に新しいタグが追加されたときにオートメーションを起動できます。
たとえば、顧客がセミナーに申し込んだときに「セミナー申込者」というタグを付与し、それに反応してセミナー前にリマインドメールを送る、といった使い方ができます。イベントや購入履歴に応じて、異なるフォローアップを自動化するのに便利です。

和田は、このトリガーを一番よく使っています。

たとえば、ランディングページでメールアドレスを登録した、サーベイで回答した、といった、なんらかのアクションを起こしたセグメントをあらかじめタグ付けしておいて、そのタグが付いたらその後に、そのタグた付いた人に沿った施策をつづけてうつことができるためです。


Sign up for Email(サインアップしたら)
メールリストへの新規登録(サインアップ)があった瞬間に自動メールを送れます。
たとえば、登録直後にの連絡者に対して、ウェルカムメールを流したり登録特典のクーポンコードを配布するなど、登録直後のエンゲージメントを高める用途に最適です。


Join Audience Group / Leaves Audience Group(グループに入ったら/離れたら)
グループ(興味関心別リストなど)への参加・離脱をトリガーにできます。
たとえば、「旅行好き」グループに入った人に旅行コンテンツ中心のニュースレターを送ったり、離脱した人には「関心を取り戻すためのアンケート」を案内するなど、パーソナライズ配信に向いています。


Audience field change(登録情報が変更されたら)
連絡先のカスタムフィールドが更新された際にトリガーできます。
例として、顧客ステータスを「リピーター」に変更したら、特別な優待キャンペーンを案内する、などが可能です。情報更新のタイミングに合わせたアクション設計ができます。


Manual add(手動で追加されたら)
手動でリストに連絡先を追加した際に起動します。
展示会などオフラインイベントで集めた名刺情報を取り込んだ直後に、お礼メールを送るなど、オフライン→オンライン連携にも有効です。


Viewed a page(ページを閲覧したら)
連絡先が特定のWebページを閲覧した際に自動配信できます(このトリガーを使用するためにはMailchimp内のwebサイト機能をつかって制作したページへの接続が必要です)。
たとえば、料金プランページを見たけど申し込みしなかった人に、無料相談案内メールを送る、というリードナーチャリング施策に使えます。

3. 特定の日(Date and Specific Events)

トリガーのうちの「特定の日」を起点とするものには、次のようなものが設定できます。

Email signup date(サインナップした日)
連絡先がリストにサインアップした日を起点にオートメーションをスタートできます。
例えば、サインアップ後1週間で「困りごとはありませんか?」というサポートメールを送ったり、30日後に「特別オファー」を案内するなど、タイムラインに沿った関係構築に役立ちます。登録直後だけでなく、登録後の中長期的なフォローアップを自動化できる点がポイントです。


Specific date(特定の日)
設定した特定の日付に、全員または一部の連絡先に向けてオートメーションを開始できます。
たとえば、自社の創立記念日に合わせて「感謝セールのご案内」を送ったり、イベント開催前日にリマインドを送信する用途にぴったりです。自社の重要イベントやプロモーション日程に連動させたい場合に有効です。

なお、このトリガーを使用するには、連絡先が保有する情報のなかに、日付についての情報、たとえば創立記念日、奥様の誕生日、といった情報を格納する項目があることが必要です。


Recurring date(繰り返しめぐってくる日)
毎年繰り返される記念日や季節イベントを起点にできます。
たとえば、お客様の契約更新日や「ご購入1周年記念」にあわせて特別メールを送り、リピート促進を狙う施策などが可能です。

なお、このトリガーを使用するにも、連絡先が保有する情報のなかに、日付についての情報、たとえばお客様の契約日、といった情報を格納する項目があることが必要です。

また、季節性ビジネス(例:バレンタイン、クリスマスなど)でも、毎年同じ時期にキャンペーンを自動展開できるので、手間をかけずに年中行事対応ができます。


Birthday(誕生日)
連絡先に登録されている誕生日情報をトリガーに、自動でバースデーメールを送れます。
たとえば、誕生日当日に「おめでとうございます!」のメッセージと一緒に、特別割引クーポンを贈るといった形で、感情的なつながりを強化しやすくなります。誕生日を祝うだけでなく、来店促進や購入促進にもつながる効果的なトリガーです。

なお、このトリガーを使用するにも、連絡先が保有する情報のなかに、お客様の誕生日についての情報を格納する項目があることが必要です。

4. 買い物の行動(Shopping Activity)

このアクションに分類されるトリガーは、Mailchimpがe-commerceのアプリケーションと連動しているか、もしくは、Mailchimpのe-commerce機能を追加契約しているかの場合に利用できます。

外部のe-commerceアプリケーションとMailchimpとが、APIで接続されていることが前提です。

日本語対応できるものとしては、ShopifyとWooCommerceが代表的です。

特に、MailchimpはShopifyとの連携でできる機能が豊富です。Shopifyユーザーのかたには、メールマーケティングによる収益増加をMailchimpを利用することですぐ見込めるので、この項目をぜひ使いこなしてください。

Buys any product / Buys a specific product(何か製品を買う、特定の製品を買う)
「何か購入した」または「特定商品を購入した」瞬間にオートメーションが発動します。
たとえば、コーヒー豆を買った人に「おいしい淹れ方ガイド」を送ったり、高額商品を買った顧客に「VIP顧客限定オファー」を案内する使い方ができます。購入後のクロスセルやロイヤルティ向上施策に役立ちます。


Abandons cart / Abandons cart with specific products(カート放棄/特定の製品のカート放棄)
カートに商品を入れたまま購入せずに離脱した場合にフォローアップメールを送れます。
例えば、カートに化粧品を入れたけど買わなかった人に「まだ在庫がありますよ」とリマインドしたり、特定商品に限って「今なら10%オフ!」と個別オファーを出す戦略が取れます。売り逃し防止に効果的です。


Time since last purchase(最後の買い物から一定の日が過ぎたら)
「前回購入から〇日経過」をトリガーに設定できます。
たとえば、前回の購入から90日以上経った顧客に、「新商品のお知らせ」や「もう一度ご利用ください」キャンペーンを案内し、再購入を促す施策に活用できます。休眠顧客の掘り起こしにも最適です。


Order confirmation / Cancellation confirmation / Invoice confirmation / Shipping confirmation / Order delivered / Refund confirmation(注文確認/キャンセル確認/請求書送付確認/発送確認/配達完了確認/返金確認)
これらはECサイト運営時の「購入プロセス通知」を自動化できるトリガーです。
たとえば、注文完了後に「ご注文ありがとうございます」メールを送り、発送完了後には「配送状況をチェックできます」と案内することで、顧客の安心感と満足度を高められます。顧客対応の品質向上にも効果的です。


Views pages with Shopify store / Views products with Shopify store / Performs search in Shopify store / Adds products to Shopify cart / Performs checkout action in Shopify store(Shopifyストアのページを観る/shopifyストアの製品を観る/shopifyストア内で検索する/shopifyのカートに製品を追加する/shopifyストアで決済を行う)
これらは、Shopifyストアと連携している場合に使えるトリガーです。
たとえば、商品ページを見た顧客に「レビュー紹介メール」を送ったり、検索だけして離脱したユーザーに特集ページを案内するなど、より細かなリマーケティング施策を自動化できます。


Product added to cart drops in price / Product added to cart back in stock / Product added to cart has low inventory(カートに入れた製品価格が下がったら/カートに入れた製品が再入荷したら/カートにいれた製品の在庫が少なくなったら)
カートに入れた商品に変動(値下げ・在庫復活・在庫僅少)があった場合に、該当ユーザーへ自動連絡できます。
たとえば「カートに入れていたあの商品が20%オフになりました!」とか「在庫が少なくなりました」いうお知らせを送ると、購入意欲を高めるきっかけ作りになります。非常に強力な販売促進施策です。

5. マーケティング的な動き(Marketing Activity)

オートメーションのトリガーとして、連絡先のアクション(行動)を起点とするとき、よく使う項目群です。

Sent an email(メールを送ったら)
あるレギュラーメールを送信したこと自体をトリガーにできます。
例えば、特定のお知らせを配信後、さらにフォローアップの「補足情報メール」を送るなど、キャンペーンの効果を高めたい場合に使えます。

このきっかけとなるレギュラーメールを、予約配信しておけば、その特定の日時からあとのアクションは、自動になるので、日付起点のメールの自動化にこの起点は便利につかえます。


Opens email / Unopened campaign(メールを開封したら/メールを開封しなかったら)
「開封した」「開封しなかった」をトリガーに自動化できます。
開封した人には「詳細情報を送付」、開封しなかった人には「件名を変えたリマインドメールを再送信」など、反応に応じた柔軟な対応が可能になります。


Clicks any email link / Doesn’t click email link / Click specific email link(どれかメール内のリンクをクリックしたら/メール内のリンクをどれもクリックしなかったら/メール内の特定のリンクをクリックしたら)
メール内リンクのクリック有無をトリガーにできます。
特定リンクをクリックした人には「次のステップ」案内を送り、クリックしなかった人には「興味を引く別の提案」をすることで、顧客の関心レベルに合わせたステップアップを図れます。


Respond to survey(サーベイに回答したら)
アンケート回答をトリガーにオートメーションが起動します。
たとえば、アンケートで「興味あり」と回答した人だけに個別オファーを送る、というように、顧客インサイトに応じた対応が可能です。フィードバック活用型マーケティングに向いています。

6. APIを使うなどで連携先から起点をもってくる(API & Integrations)

 MailchimpのAPIを活用して、外部アプリや自社システムとの連携を通じてトリガーを設定できます。
たとえば、Teachableと接続して、受講開始が起こったら、受講を継続的にフォローする仕組みの案内を、定期的に送るといった具合です。

また、自社の予約管理システムで「予約完了」になった顧客情報をMailchimpに自動連携し、予約内容に合わせたフォローアップメールを送信する、といった高度なオートメーションが可能になります。IT部門や外部パートナーとの協力が必要な場合もありますが、大規模なワークフロー設計に力を発揮します。

Zapier custom event
Zapier(ザピア)を使うと、Mailchimp以外の多種多様なツール(Googleフォーム、CRM、ECサイトなど)と連携し、イベント発生時にMailchimpオートメーションを起動できます。
例えば、Googleフォームで資料請求があったら、自動でMailchimpの「見込み客フォロー」シリーズをスタートさせる、という活用法が可能です。プログラミング不要で柔軟な自動化ができるのが魅力です。

やってみよう

「母の日」を起点としたキャンペーンをなにか考えてみてください。

それをフォローアップする流れを、オートメーションで組んでみると、あなたは最初に設定するだけで済みます。

あなたは、どんな母の日キャンペーンを組みますか?

あなたの組んだ母の日キャンペーンを、ぜひ和田にもコメント欄でおしえてください。

Filed Under: Mailchimp, メールマーケティング

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