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リード獲得って何?ビジネス成長に不可欠な見込み客集めの基本

2025年8月1日 by 和田 美香

目次

  • 1.なぜ今、「見込み客集め」がビジネスに不可欠なのか?
  • 2. ビジネス成長の道筋を示す「マーケティングファネル」とは?
    • 2-1. マーケティングファネルの全体像:お客様は5つのステージを歩む
    • 2-2. あなたのビジネスに当てはめてみよう:和菓子職人から学ぶファネル活用術
  • 3. ファネルで「リード獲得」のしくみをつくるステップと、ヒント
    • 3-1. 「リード獲得」って、一体何?(What)
    • 3-2. なぜリード獲得があなたのビジネスに不可欠なの?(Why)
    • 3-3. もしリード獲得がうまくいかないと、どうなるの?
  • 4. リード獲得の具体的なステップとヒント
    • 4-1. リード獲得の具体的な方法:見込み客との出会いを作る7つの入り口
    • 4-2. 成功するための大切なヒント:数より「質」、そして「導線」
  • 5. まとめ:リード獲得は、あなたのビジネスを未来へ繋ぐ羅針盤
  • [記事:ゼロから始めるメールマーケティング:リード獲得のためのステップ・バイ・ステップ]
  • 【無料ダウンロード】 メールマーケティング「最初の1歩」ロードマップ:計画から効果測定まで。第一歩でも迷わない基本用語集付き

1.なぜ今、「見込み客集め」がビジネスに不可欠なのか?

「うちの商品、すごく良い自信があるんだけど、どうもお客様が増えていかない…」

「サービスはこれだ!って決めたのに、なかなか売上が伸びなくて困ってる…」

もしあなたがこんな風に感じているとしたら、それはもしかしたら、「見込み客集め」、つまり、あなたのビジネスに興味を持ってくれるかもしれない人たちと、まだ出会えていないだけなのかもしれません。

想像してみてください。どんなに素晴らしいカフェがあっても、誰もその存在を知らなければ、お客様は来てくれません。美味しいコーヒーを淹れる腕があっても、お店の場所が知られていなければ、席はガラガラのままです。

カフェに来てくれる、「お客様」を集める前に、あなたのカフェに興味をもってくれるかもしれないひと、つまり「見込み客」と前もって出会いつながっておくことができれば、「見込み客」のなかから自然に足をカフェに運んでくださる「お客様」が生まれることはあなたも容易に想像できるでしょう。

これは、インターネットの世界でも全く同じです。どんなに素敵なウェブサイトがあっても、どんなに便利なオンラインサービスがあっても、そこに「お客様になりそうな人」を連れてくる仕組みがなければ、あなたのビジネスはなかなか成長していくことができません。

私たちがここで言う「見込み客集め」とは、ただ単にたくさんの人の連絡先を集めることだけを指すのではありません。それは、あなたのビジネスの「ファン」になってくれるかもしれない人たちと、最初に出会うこと、そしてその出会いを大切に育んでいくこと、です。

インターネット上には、星の数ほどたくさんの情報が溢れています。その中で、あなたのビジネスを見つけてもらい、「ちょっと興味あるな」「もっと詳しく知りたいな」と思ってもらえるように、こちらから優しく声をかける。それが、「見込み客集め」の最初のステップの極意です。

「でも、どうやって声をかけたらいいの?」

「どこでそんな人と出会えばいいの?」って、思いますよね。

大丈夫です。この記事では、私たちが「見込み客集め」と呼ぶこの活動が、なぜ今の時代、あなたのビジネスにとって欠かせないものなのか、そして、それがあなたのビジネスの成長にどう繋がっていくのかを、分かりやすく解説します。

この「見込み客集め」がうまくいくと、あなたのビジネスはまるで、道に迷っていた人が、ふと希望の光を見つけたかのように、新しいお客様との出会いを次々と生み出すことができるようになります。

そして、その出会いが、やがてあなたのビジネスを大きく、そして強くしていく、大切な土台になっていきます。

もし、あなたが「メールマーケティングってそもそも何だろう?」とか、「リード獲得の全体像を、もっとステップごとに学びたいな」と、もう少し広い視点で知りたいと思ったら、私たちのメイン記事もぜひ読んでみてください。この記事は、そこへの第一歩となるための、見込み客集めの「基本のき」を学ぶための記事です。

[参考記事:ゼロから始めるメールマーケティング:リード獲得のためのステップ・バイ・ステップ]

さあ、あなたのビジネスがもっとたくさんの人に愛されるために、この「見込み客集め」の基本を一緒に学んでいきましょう。

2. ビジネス成長の道筋を示す「マーケティングファネル」とは?

第1章では、見込み客集めが、あなたのビジネスを成長させるための、いかに大切で、そして最初のステップであるかをお話ししました。

とはいえ、マーケティングの実践上、ただやみくもに見込み客を集めればいい、というわけではありません。せっかく出会えた人たちを、どうやってあなたのビジネスの「お客様」になってもらうか。そして、どうやって「熱心なファン」になってもらうか。その「道筋」をはっきりさせる必要があります。

この「道筋」を考える上で、絶対に知っておいてほしい考え方があります。それが、「マーケティングファネル(Marketing Funnel)」です。

これは、「お客様があなたのビジネスと出会い、やがてファンになってくれるまでの流れを、漏斗(じょうご)の形に例えた考え方」

のことです。

なぜこのファネルを理解することがそんなに大切なのでしょうか?

それは、このファネルが、あなたのビジネスにとっての「地図」や「羅針盤」になってくれるからです。

地図がないまま旅に出たら、目的地にたどり着くことは難しいです。それと同じように、マーケティングも、お客様がどんなステップを経て「購入」というゴールにたどり着くのかがわかれば、あなたはそれぞれのステップで、どんな情報を、どんな風に伝えるべきかがあらかじめ見えるようになります。そうすれば、無駄な努力をすることなく、お客様をゴールまでスムーズに案内することができるようになります。

あなたが顧客を導くために迷わないように設計するのが、マーケティングファネルです。

2-1. マーケティングファネルの全体像:お客様は5つのステージを歩む

マーケティングファネル図の最上部は、たくさんの人が興味を持ってくれる「入り口」で、間口は広くなっています。そして、そこから実際に商品を買ってくれる「出口」に向かって、つまり、下に向かって、だんだん狭くなっていく、そんな漏斗の形をしています。

お客様は、この漏斗の中を、主に5つのステージを歩んでいくと考えられています。

【ファネルの各ステージ】

  1. 認知(Awareness):
    • 状態: まだあなたのビジネスの存在を知らない人、あるいは漠然と課題を感じているけれど、解決策を探し始めていない人たちです。ファネルの最も広い入り口にあたります。
    • 例: SNSのタイムラインで、たまたまあなたの投稿を目にした。インターネットで調べ物をしていたら、あなたの広告が目に留まった。
  2. 興味・関心(Interest):
    • 状態: あなたのビジネスや商品に「ちょっと面白そう」「もう少し知ってみたい」と興味を持ち始めた人たちです。
    • 例: あなたのブログ記事を読み始めた。SNSをフォローした。ウェブサイトで商品ページをいくつかクリックしてみた。
  3. 比較検討(Consideration):
    • 状態: 複数の選択肢の中から「どれを選ぼうかな?」と、あなたのビジネスと他の競合を比べ始めている人たちです。
    • 例: 他社のサービスとあなたのサービスを比較している。レビュー記事を熱心に読んでいる。無料トライアルに申し込んでみた。
  4. 購入(Purchase):
    • 状態: 「これにしよう!」と決めて、実際に商品やサービスを購入してくれた人たちです。ファネルの出口にあたります。
    • 例: オンラインショップで商品を購入した。サービスに契約した。
  5. リピート・推奨(Retention / Advocacy):
    • 状態: あなたの商品のファンになり、繰り返し購入してくれたり、「すごく良かったよ!」と周りの人に勧めてくれたりする人たちです。
    • 例: 新商品が出たら必ず買ってくれる。SNSであなたのブランドについて良い投稿をしてくれた。友人や同僚に「このサービス、すごくいいよ」と紹介してくれた。

このように、お客様はこれらのステージを順番に歩んでいきます。そして、私たちが今回特に注目したいのが、「認知」から「興味・関心」へとお客様を動かす最初の段階です。この最初の広くて大切な入り口をしっかりと作るのが、まさに「見込み客集め」、つまり「リード獲得」の役割となります。

(上の図でいうと、青色の認知(Awareness)から、緑色の興味関心(Interest)に移動してもらうその間に、リード獲得が働きます)

2-2. あなたのビジネスに当てはめてみよう:和菓子職人から学ぶファネル活用術

「ファネルの概念はわかったけど、これを自分のビジネスにどう活かせばいいんだろう?」って思いますよね。大丈夫です。ここでは、海外にどら焼きづくりの和菓子職人の技術を伝える動画教材を販売する、わたしのビジネス「どら焼きオンラインスクール」を例に、ファネルがどのように機能するのかを、少し詳しく見ていきましょう。

  1. 認知(Awareness):
    • オンラインコンテンツ「どら焼きオンラインスクール」をまだ知らない、海外の和菓子好きや料理好きの人たちばかりがいます。この段階では、とにかく多くの人にあなたの存在を知ってもらうことを目指します。
    • 例:
      • YouTubeで「日本のどら焼き職人」というテーマの、目を引く短い動画を公開する。
      • Instagramで美しいどら焼きの写真を定期的に投稿し、ハッシュタグで和菓子好きのユーザーにリーチする。
      • 「どら焼きの作り方」や「和菓子の歴史」といったキーワードで検索した人が、あなたのブログ記事や広告にたどり着く。
  1. 興味・関心(Interest):
    • どこの段階にいるのは、ら焼きの動画や投稿を見て、「このどら焼き、作ってみたいな」「この職人さんの技術、すごい!」と興味を持ち始めた人たちです。この段階では、彼らにもっとあなたのブランドを好きになってもらうための情報を提供します。
    • 例:
      • ブログで「どら焼きをふわふわに焼く3つのコツ」という、読んですぐに役立つ記事を公開する。
      • 動画の概要欄やブログ記事の最後に、「和菓子職人の技術を学ぶ無料メールマガジン」への登録を促すフォームを設置する。
      • 限定で「どら焼きのあんこ作りの基本レシピ」のPDF資料を配布し、メールアドレスと引き換えにダウンロードしてもらう。
  1. 比較検討(Consideration):
    • この段階にいるのは、動画教材と、他のオンライン講座やYouTubeの無料動画を比べている人たちです。この段階では、あなたのコンテンツが選ばれる理由を強くアピールします。
    • 例:
      • メールマガジンで、教材を購入した受講生の声や、彼らが作ったどら焼きの写真を紹介する。
      • 動画教材の「なぜこの技術がプロにとって大切なのか」を解説する無料の特別動画を配信する。
      • 「今なら教材購入で、職人とのオンライン質問会に参加できます」といった特典をメールで送る。
      • 他の無料動画との違い(体系的なカリキュラム、職人からの直接指導など)を明確に伝える。
  1. 購入(Purchase):
    • この段階にいるのは、「この職人さんから直接技術を学びたい!」と決めて、動画教材を購入してくれた人たちです。
    • 例:LMSで動画教材を購入する。
  1. リピート・推奨(Retention / Advocacy):
    • この段階では、動画教材でどら焼き作りを楽しんでくれている人たちです。この段階では、「購入して終わり」ではなく、末永いお付き合いができるように、心を込めて接します。
    • 例:
      • 購入後のサンキューメールで、作り方のコツを補足するメールを送る。
      • 新しい和菓子(例:いちご大福)の動画教材の先行予約案内をメールで送る。
      • 「#どら焼きチャレンジ」といったハッシュタグを設けて、SNSで自分の作ったどら焼きの写真を投稿してもらうよう促す。

このように、ファネルの考え方を当てはめてみると、お客様があなたのビジネスとどう関わっていくか、そして、それぞれの段階でどんなアプローチをすればいいのかが、驚くほどはっきりと見えてきます。

特に、ファネルの最も広い入り口である「認知」から「興味・関心」へとお客様を動かすための「見込み客集め」は、ビジネスの成長にとって本当に大切な最初のステップになります。

次の章では、この大切な「リード獲得」に焦点を当てて、もっと深く掘り下げていきます。なぜリード獲得があなたのビジネスにとって不可欠なのか、そしてもしそれがうまくいかないとどうなってしまうのか、みていきましょう。

3. ファネルで「リード獲得」のしくみをつくるステップと、ヒント

第2章で、お客様があなたのビジネスと出会い、やがてファンになってくれるまでの道筋を、漏斗の形をしたファネルで見てきました。

上記でもみたように、ファネルの中で、「認知」という一番広い入り口から、「興味・関心」という次のステップへとお客様を動かす、その最も大切な「ゲートキーパー(門番)」のような役割を担っているのが、このブログ記事のメインテーマ「リード獲得」です。

どれだけたくさんの人があなたの存在を知ってくれても、その人たちが「もうちょっと知りたいな」という次の行動を起こしてくれなければ、その先のステップには進めません。リード獲得とは、その「もう少し知りたい」という気持ちを持つお客様をしっかりとキャッチし、あなたと彼らをつなぐ、最初の、そしてとても重要な「接点」を作ることです。

では、この大切な「リード獲得」について、「何なのか」「なぜ必要なのか」「もしうまくいかなかったらどうなるのか」という3つの視点から、もっと深く掘り下げていきましょう。

3-1. 「リード獲得」って、一体何?(What)

私たちが言う「リード獲得」とは、あなたのビジネスに興味を持った人たちから、「メールアドレス」や「SNSアカウント」といった連絡先を、相手の許可を得て手に入れることです。

これは、ただ単に連絡先を集めることだけを指すのではありません。

ファネルの入り口で、漠然と興味を持っただけの状態から、「あなたのビジネスともっと関わりたい!」という、より具体的な意思表示をしてくれたお客様を、しっかりと次のステップへと迎え入れることです。

例えば、ブログ記事を読んだ人が「無料メルマガに登録」してくれたり、YouTube動画を見た人が「あんこの作り方PDFをダウンロード」するためにメールアドレスを入力してくれたり、といった行動が、まさにリード獲得にあたります。

この「リード(見込み客)」の情報を手に入れることで、あなたは彼らに対して、ただ一方的な情報発信をするだけでなく、よりパーソナルで、継続的なコミュニケーションを取ることが可能になります。この、お客様とあなたの間に「専用の、相互に行き来できる通路」を設けること、これがリード獲得の最もシンプルな定義です。

3-2. なぜリード獲得があなたのビジネスに不可欠なの?(Why)

なぜそこまでしてリード獲得をする必要があるのか、おさらいしておきましょう。それは、リード獲得が、あなたのビジネスの成長を支える、いくつかのとても重要な役割を担っているからです。

  1. 見込み客がいなければ、次のステップに進めないから
    • ファネルの各ステップを見てきたように、お客様は段階を経て購入に至ります。リード獲得という最初のステップがなければ、どんなに素晴らしい商品があっても、お客様は次の「比較検討」や「購入」というステージに進むことができません。リード獲得は、お客様とあなたを結びつけ、購買というゴールへと案内するための、最初の出発点になります。
  1. 顧客リストがビジネスの「資産」になるから
    • SNSのフォロワーやウェブサイトの訪問者は、プラットフォームのアルゴリズムや外部要因によって、いつかあなたの元から離れてしまうかもしれません。でも、あなたが自ら集めたメールアドレスのリストは違います。お客様が「受け取る」ことを許可してくれた、あなただけの「顧客リスト」です。これは、あなたのビジネスが成長するにつれて、どんどん蓄積されていく、かけがえのない「資産」となります。この資産があることで、あなたはいつでも好きなときに、お客様に直接アプローチすることができるようになります。たとえば、リストさえあれば、商品販売のプラットフォームを変更したり、店舗を移動したりすることも、顧客減少を恐れることなく、行えるでしょう。

  1. 関係性を築き、顧客ロイヤルティを高める第一歩だから
    • リード獲得は、お客様との間に「信頼関係」を築くための、大切な第一歩でもあります。メールアドレスを登録してくれたお客様は、あなたのビジネスに対して、少なからず期待や興味を持っています。その期待に応えるように、継続的に価値ある情報を提供することで、お客様はあなたのビジネスに対して、どんどん好感を持ってくれます。この関係性の積み重ねが、やがて「このブランドは信頼できる」という、揺るぎないロイヤルティへと繋がっていきます。
  1. 広告だけに頼らない、持続可能な集客の基盤となるから
    • 広告は、一時的に多くの人にリーチするのには非常に効果的です。でも、広告には必ず費用がかかりますし、広告を止めてしまえば、お客様の流れも止まってしまいます。しかし、一度獲得したリードは、あなたの大切なリストに残り続けます。リード獲得の仕組みをしっかりと作っておけば、広告費用に左右されることなく、持続的に見込み客との関係性を保ち続けることができるようになります。

3-3. もしリード獲得がうまくいかないと、どうなるの?

反対に、もしこの大切なリード獲得がうまくいかなかったら、どうなってしまうのでしょうか。それは、あなたのビジネスの成長を、いくつかの点で妨げてしまうかもしれません。

  1. ビジネスが停滞してしまう
    • どんなに素晴らしいウェブサイトや商品があっても、見込み客との接点を作っていなければ、ファネルの次のステップに進む人が現れません。常に新しいお客様を探し続ける必要が出てくるため、ビジネスが成長せず、停滞してしまうリスクがあります。
  1. 常に新しいお客様を追いかけ続けなければならない
    • リードを獲得できなければ、一度きりのウェブサイト訪問者やSNSフォロワーを、常に新たに探し続けなければなりません。これは、時間と労力がかかるだけでなく、精神的にも疲弊してしまいます。リード獲得は、一度出会ったお客様との関係を大切に育てることで、より少ない労力で成果を出すための、賢い方法です。
    • たとえば、通販で販売する商品で、販売した後のリピートを考えずに、新規流入だけを考えてマーケティング施策を行っているとしたら、その事業は継続性を考えて事業を行っていないということになりかねません。常に新規をおいつづける通販事業は、先細りです。
  1. 質の低いリードばかり集まってしまう
    • 適切なリード獲得の仕組みがなければ、単に数だけを追い求めてしまいがちです。その結果、あなたのビジネスに本当に興味がない、質の低いリードばかり集まってしまうかもしれません。質の低いリードは、その後の顧客育成に繋がりにくく、最終的な成果にも結びつきにくいため、かけた労力に見合った効果が得られないという残念な結果になってしまうこともあります。

このように、リード獲得は、あなたのビジネスの未来を拓くための、非常に大切な「鍵」なんです。次の章では、この大切な鍵をどうやって手に入れるのか、その具体的な方法について、お話ししていきますね。

4. リード獲得の具体的なステップとヒント

第3章では、リード獲得があなたのビジネスにとって、いかに大切な「鍵」であるかを見てきました。お客様との間に信頼の通路を作り、ビジネスを成長させるための、最初の、そして最も重要なステップ。それがリード獲得です。では、この大切な鍵を、私たちはどうやって手に入れることができるのでしょうか?

ここでは、今日からすぐにでも始められる、具体的なリード獲得の仕組みの作り方と、成功するためのヒントをお伝えします。

4-1. リード獲得の具体的な方法:見込み客との出会いを作る7つの入り口

リード獲得と聞くと、なんだか難しい仕組みが必要な気がするかもしれませんが、実は、私たちの身の回りには、見込み客と出会うためのたくさんのチャンスが隠されているんですよ。オンラインとオフラインの両方から、具体的な方法を見ていきましょう。

【オンラインでのリード獲得方法】

  1. ウェブサイトでの「お役立ち資料」のダウンロード
    • あなたのウェブサイトやブログに訪れてくれた人が、「この情報、もっと詳しく知りたい!」と思ったときに、メールアドレスと引き換えにダウンロードできるeBookやチェックリスト、テンプレートなどの「お役立ち資料」を用意します。お客様は、自分の課題解決に役立つ情報を手に入れられ、あなたは質の高いリードを獲得できます。
    • 関連動画「売上につながるダウンロード資料の作り方」(Udemyで公開中)
  1. 無料メルマガへの登録フォーム設置
    • あなたのブログ記事やウェブサイトを読んでくれた人が、「これからもこの会社の情報を受け取りたいな」と思ってくれたときに、すぐに登録できるよう、メルマガの登録フォームを分かりやすい場所に設置しておきます。継続的な情報提供を約束することで、お客様は安心してメールアドレスを教えてくれます。
  1. オンラインセミナーやウェビナーへの参加申し込み
    • あなたの専門知識を活かした無料のオンラインセミナーやウェビナーを開催します。参加申し込み時にメールアドレスを登録してもらうことで、興味関心が高い見込み客を効率的に集めることができます。
  1. SNSでの誘導
    • X(旧Twitter)やInstagram、FacebookなどのSNSで魅力的なコンテンツを発信し、多くの人にあなたのビジネスを知ってもらいます。そして、プロフィール欄や投稿の中に、メルマガ登録や資料ダウンロードへのリンクを設置して、SNSからあなたのメールリストへと誘導します。SNSが「広く浅く」出会う場所なら、メールマーケティングは「深く」関係を築く場所。この連携がとても大切です。

【オフラインでのリード獲得方法】

  1. イベントや展示会での名刺交換
    • 業界の展示会やセミナー、研究会などに参加し、直接出会った人と名刺交換をします。その際に、メールマガジンの案内も添えて、相手の同意を得てリストに追加させてもらいましょう。オンラインでは得られない、対面での信頼関係を築くことがポイントです。
  1. 店舗でのポイントカードや会員登録
    • 実店舗を持っている場合、商品の購入時などにポイントカードや会員登録を促し、その際にメールアドレスを登録してもらう方法です。お客様は特典や割引といったメリットを得られ、あなたは実購買意欲の高いリードを獲得できます。
  1. アンケートや懸賞キャンペーン
    • 街頭やイベント会場で、簡単なアンケートに答えてくれた人や、懸賞キャンペーンに応募してくれた人からメールアドレスをいただく方法です。魅力的な景品を用意することで、多くの人の情報を集めることができますが、この方法はリードの質が少しばらつく可能性があるため、その後のコミュニケーションでしっかりと価値を伝えていくことが大切です。

4-2. 成功するための大切なヒント:数より「質」、そして「導線」

リード獲得の具体的な方法がわかったところで、次は、これを成功させるための大切なヒントを3つお伝えします。

4-2-1. 数より「質」が大切だということを忘れない

たくさんのお客様と出会うことももちろん大切ですが、それ以上に重要なのが、「あなたのビジネスに本当に興味を持ってくれる、質の高いリード」を集めることです。なぜなら、あなたのサービスに全く関心のないメールアドレスを何千件集めても、その後の購入には繋がりにくいからです。

先ほどお話しした「お役立ち資料」のように、あなたのビジネスの専門性と関連性の高いコンテンツを提供することで、自然とあなたの情報を求めている人が集まってきます。そうすることで、メールを送るたびに高い反応率が期待でき、結果として、少ない労力で大きな成果を出すことができるようになります。

4-2-2. ウェブサイトのあらゆる場所に「入り口」を設ける

せっかくウェブサイトを訪れてくれた見込み客を、一人でも多くリードへと繋げるためには、「入り口(登録フォーム)」をウェブサイトのあらゆる場所に、親切に設置しておくことが大切です。お客様が「登録したいな」と思ったその瞬間に、すぐに登録できる場所がないと、せっかくのチャンスを逃してしまうことになりかねませんからね。

最低でも、ウェブサイトの下記5箇所以上にフォームを設置することをおすすめします。

  • ヘッダーやフッター: どのページを訪れても、常に目に留まる場所に設置しておきましょう。
  • 記事下: ブログ記事を最後まで読んだ人は、そのテーマに興味を持っている可能性が高いので、最も効果的な場所の一つです。
  • 記事中: 記事の途中に差し込むことで、読者の興味が最高潮に達したタイミングで登録を促せます。
  • サイドバー: ウェブサイトのサイドバーに常に表示しておくことで、いつ訪れても目に留まります。
  • ポップアップ: 訪問者がページを離れようとしたときなどに表示することで、最後のチャンスを掴めます。

このように、まるで町のあちこちに親切な道案内やのぼりを立てておくように、たくさんの「入り口」を用意しておくことが、リード獲得の成功へと繋がります。

4-2-3. リード獲得後の「最初の一歩」を大切にする

リード獲得は、お客様との関係を築くためのスタート地点です。メールアドレスを登録してくれたお客様に、最初に送るメール、つまり「ウェルカムメール」は、その後の関係性を左右する大切な一歩になります。

  • 登録してくれたことへの感謝を伝える
  • どんな情報を送るのかを明確にする
  • 自己紹介や、あなたのビジネスのビジョンを伝える
  • 次にどんな行動をとってほしいかを優しく案内する

といった、心を込めたメッセージを送ることで、「ああ、この会社に登録してよかったな」と、お客様に安心感と期待感を持ってもらうことができます。この「最初の一歩」を大切にすることで、お客様は、あなたのビジネスの熱心なファンへと育っていくことでしょう。

関連記事:初心者がやりがち!反応が出ないステップメールの共通点と改善方法

このように、リード獲得は、単なる「見込み客集め」ではなく、お客様との出会いを大切に育んでいく、あなたのビジネスの未来を拓くための、とても重要な活動なんです。さあ、あなたも今日から、この大切なステップを始めてみませんか?

5. まとめ:リード獲得は、あなたのビジネスを未来へ繋ぐ羅針盤

長旅お疲れ様でした!このクラスターコンテンツでは、あなたのビジネスを成長させるための、最も大切な最初のステップ、「リード獲得」について、じっくりと掘り下げてきました。

私たちは、見込み客集めが、なぜただの連絡先集めではなく、お客様とあなたのビジネスを繋ぐ、最初の「出会い」であるのかを見てきました。そして、お客様があなたのビジネスのファンになるまでの道のりを可視化する「マーケティングファネル」という考え方を学び、その中で「リード獲得」がいかに重要な役割を果たしているのかを理解しました。さらに、今日からすぐに実践できる具体的なリード獲得の方法や、成功するための大切なヒントもたくさんお伝えしました。

リード獲得は、あなたのビジネスを「今」だけでなく「未来」へと繋いでくれる、まさに羅針盤のような存在です。この羅針盤が指し示す方向へと進んでいけば、あなたのビジネスは、新しいお客様との出会いを次々と生み出し、着実に成長していくことができるでしょう。

この記事を読んで、「よし、私もリード獲得に挑戦してみよう!」と少しでも思ってくれたなら、わたしもとても嬉しいです。今日からできる、ほんの小さな一歩からで大丈夫です。ウェブサイトにメルマガ登録フォームを一つ追加してみたり、お役立ち資料のアイデアを考えてみたりと、できることから始めてみてください。

もし、この記事で学んだことを、より体系的に学び、「リード獲得」をメールマーケティング全体の流れの中でどう位置づければいいのか、もっと深く知りたいと感じたなら、ぜひ私たちのメインコンテンツも読んでみてください。あなたのビジネスを次のステージへと進めるための、具体的なステップが詰まっていますよ。

【メールマーケティングを「ゼロ」から始めるあなたのための完全ガイド】

[記事:ゼロから始めるメールマーケティング:リード獲得のためのステップ・バイ・ステップ]

さらに、「リード獲得に挑戦したいけれど、何から手をつけていいか迷う…」という方のために、この知識をすぐに実践に移せる、特別なダウンロード資料をご用意しました。この資料には、メールマーケティングの「最初の1歩」を踏み出すための具体的なロードマップと、これだけは知っておきたい基本用語集がぎゅっと詰まっています。

このロードマップと用語集があれば、あなたはもう迷いません。自信を持って、あなたのメールマーケティングの旅をスタートさせることができますよ!

【無料ダウンロード】 メールマーケティング「最初の1歩」ロードマップ:計画から効果測定まで。第一歩でも迷わない基本用語集付き

あなたのビジネスが、より多くのお客様と深く繋がり、成長していくことを心から応援しています!

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