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メールマーケティングの効果測定:開封率・クリック率からわかる改善点

2025年8月10日 by 和田 美香

目次

  • 1. はじめに:なぜ、メールを「送りっぱなし」にしてはいけないのか
  • 2. 初心者でも見るべき3つの最重要指標
    • 2-1. 開封率(Open Rate)
    • 2-2. クリック率(Click-Through Rate)
    • 2-3. コンバージョン率(Conversion Rate)
  • 3. 指標の計測方法と、どこまで気にするべきかの目安
    • 3-1. 指標の計測の仕方とタイミング
    • 3-2. どこまで気にすべき?業界平均と「自分」の数字
  • 4. 指標が教えてくれる改善点:具体的な「次の一手」
    • 4-1. 「開封率が低い」ときに試すべき改善策
    • 4-2. 「クリック率が低い」ときに試すべき改善策
    • 4-3. 「コンバージョン率が低い」ときに試すべき改善策
  • 5. まとめと次のステップ:継続的な改善が、ビジネスを強くする
  • [参考記事:ゼロから始めるメールマーケティング:リード獲得のためのステップ・バイ・ステップ]
  • 【無料ダウンロード】 メールマーケティング「最初の1歩」ロードマップ:計画から効果測定まで。第一歩でも迷わない基本用語集付き

1. はじめに:なぜ、メールを「送りっぱなし」にしてはいけないのか

「よし、メルマガを送ったぞ!」と達成感にひたった後、あなたは次に何をしますか?

もし、「次はまた別のメルマガを作ろう」と、すぐに次の作業に移っているとしたら、ちょっと待った!

メールマーケティングは、ただメールを送るだけで終わりではありません。

この記事でご紹介する効果測定とは、例えるなら、メールマーケティングの現在地を知るカーナビのようなものです。

手元にある地図(あなたの戦略)に従って車(メール)を走らせることが大切です。でも、それだけでは、今現在、本当に正しい道を走っているのか分かりません。目的地に早く、そして確実にたどり着くためには、時々「今、どこにいるのか?」「この道は正しいのか?」と、カーナビ(効果測定)で位置を確認すると回り道することなく早くたどりつけます。

メールを「送りっぱなし」にしてしまうのは、カーナビを見ずに運転するのと同じです。もしかして、今現在、遠回りをしてしまったり、間違った道に進んでしまったりしているかもしれないからです。

私たちが「効果測定」と呼んでいるのは、このカーナビのように、あなたのメールマーケティングが「今、どこにいるのか」を教えてくれる、とても大切な作業です。

メールがどれくらい読まれたか、どのくらいクリックされたかといった数字を見ることで、あなたの戦略が正しい方向に進んでいるのか、それとも修正すべき点があるのかが分かります。

この記事を読めば、あなたはただメールを送るだけでなく、その結果をしっかりと見て、次に何をすればいいのかを判断できるようになります。この「振り返り」の作業が、あなたのメールマーケティングの旅を、より早く、そして確実にゴールへと導く鍵になります。

もし、メールマーケティングの全体像からしっかり学びたいと感じたなら、まずは私たちのメインコンテンツも読んでみてください。この記事は、その全体像の中の、特に大切な「効果測定」の部分を掘り下げた記事です。

[参考記事:ゼロから始めるメールマーケティング:リード獲得のためのステップ・バイ・ステップ]

さあ、あなたのメールマーケティングの旅を、もっとスマートに進めるための、効果測定の基本を一緒に学んでいきましょう。

2. 初心者でも見るべき3つの最重要指標

メルマガを送った後、まずどこを見ればいいのでしょうか?たくさんの数字があって、どこから手をつければいいか迷ってしまいます。でも安心してください。初心者の方が最初にチェックすべき指標は、たったの3つだけです。この3つの指標を見るだけで、あなたのメルマガがうまくいっているか、どこに改善のヒントがあるかが分かります。

この3つの指標は、お客様があなたのメールと出会ってから、最終的なゴールに至るまでの道のりを表しています。この流れを理解するために、ファネル図をイメージしてみましょう。

2-1. 開封率(Open Rate)

  • 意味: 配信したメールが、どれくらいの割合で開かれたかを示す指標です。
  • これでわかること: 開封率は、あなたのメルマガが「お客様の目に留まり、読みたいと思わせる力」を測る最も重要な指標です。この数字が低い場合、件名が魅力的ではなかったり、配信時間がお客様の生活リズムに合っていなかったりする可能性があります。

2-2. クリック率(Click-Through Rate)

  • 意味: メール内に設置したリンクが、どれくらいの割合でクリックされたかを示す指標です。
  • これでわかること: クリック率は、あなたのメールの本文内容やCTA(行動喚起)が、お客様の興味を引き、行動を促す力があったかを教えてくれます。この数字が低い場合、本文が分かりにくかったり、CTAが魅力的に見えなかったりする可能性があります。

2-3. コンバージョン率(Conversion Rate)

  • 意味: メールをクリックしてくれたお客様のうち、どれくらいの割合が最終的なゴール(商品購入や資料請求、メールアドレス登録など)に至ったかを示す指標です。
  • これでわかること: コンバージョン率は、メールマーケティングがビジネスの成果にどれだけ貢献したかを示す、最も大切な指標です。この数字が低い場合、メールから遷移したランディングページ(LP)の内容が、お客様の期待に応えられていない可能性があります。

この3つの指標を意識して分析することで、あなたのメルマガの「どこが良くて、どこを改善すべきか」が、ファネルのどの段階で問題が起きているのかという視点で、明確に見えてくるようになりますよ。

※なお、マーケター同士で話すときに、この3つの用語は、完全に区別して利用してください。たとえば、クリック率と、コンバージョン率を混同して話すと、まったく違う結果を生みだします。商品購入の際にボタンを確かにクリックしますが、最終段階の計測はクリック率ではなく、コンバージョン率です。この2つは特に区別して利用しましょう。

3. 指標の計測方法と、どこまで気にするべきかの目安

さて、大切な3つの指標がわかったところで、「じゃあ、どうやってその数字を、いつ、見ればいいの?」という疑問が浮かびます。

ご安心ください。あなたが使っているメール配信ツールが、これらを自動で計測し、分かりやすいグラフや数字で教えてくれます。だから、これらの数字を計測してくれないメール配信ツールは、そもそも使わないほうがいいと断言してもいいかもしれません。

3-1. 指標の計測の仕方とタイミング

計測はいつすべきでしょうか? GA4みたいに、1カ月に一度の計測でいいとおもいますか?

いいえ、お客様にメルマガを送った後、私たちはまず、配信から約1日後を目安にレポートを見てください。

多くの開封やクリックは、この最初の12時間以内に発生するので、この結果を次に活かすためには、すぐみたほうがいいのです。

配信直後にちかいこのタイミングで数字を確認し、大まかな傾向を掴んでおくことが大切です。

3-2. どこまで気にすべき?業界平均と「自分」の数字

「うちの開封率は平均より高いのか?」って、沢山質問をうけます。たしかに気になりますね。

もちろん、世の中には業界ごとの平均値を示すデータもたくさんあります。例えば、Mailchimpのような海外のツールも、業界別のベンチマークレポートを公開しています。

  • Mailchimpの業界別メールマーケティングベンチマークレポート

でも、ここで最も大切にしてほしいのは、「あなたのビジネスの過去の数字」や「あなたの目標」と比べることです。

もし、他社が10%でも、あなたが5%から10%に改善できたら、それは素晴らしい成果です。他社と比較してもあなたの成果にむすびつける改善活動には、効果が薄いです。

メールマーケティングは、他人と競争するのではなく、過去の自分を乗り越えていくことが大切です。だから、まずはあなたの「基準値」を最初KPIとして設定し、その数字を少しずつでも改善していくことを目標にすることを強くおすすめします。

4. 指標が教えてくれる改善点:具体的な「次の一手」

効果測定で数字をチェックしたら、いよいよ改善のフェーズです。効果測定は、改善のために行うのですから、「数字を確認した」だけで終わってはいけませんよ。

数字からみて、あなたのメルマガのパフォーマンスがファネルのどの段階で停滞しているかがわかりました。

停滞している箇所によって、あなたが次に取るべき対策は変わってきます。ここでは、各指標が低い場合に試すべき、具体的な改善策をご紹介します。

4-1. 「開封率が低い」ときに試すべき改善策

開封率が低いのは、あなたのメルマガがお客様の目に留まっていなかったり、「読みたい!」と思わせる力が弱かったりする証拠です。

やるべきことは例えば、

  • 件名を魅力的にする: お客様の「お得」や「悩み」に訴えかける言葉を使ったり、数字や絵文字を入れて目を引くように工夫してみましょう。
  • 配信時間を見直す: ターゲットのお客様がメールをチェックする時間帯はいつか、仮説を立ててテストしてみましょう。(例:ビジネスマン向けなら平日の朝、主婦向けなら平日の昼間など)
  • 差出人名を工夫する: 差出人名に会社名だけでなく、個人名を入れることで、親近感が増して開封率が上がることがあります。

4-2. 「クリック率が低い」ときに試すべき改善策

開封はされているのにクリックが少ない場合は、本文の内容やCTA(行動喚起)に問題があるかもしれません。

やるべきことは例えば、

  • 本文の構成をシンプルに: 一つのメールで伝えることは一つに絞り、伝えたい情報を明確にしましょう。
  • CTAをわかりやすく配置する: 「購入はこちら」や「詳細を見る」といったCTAボタンを、読者の目につきやすい場所に配置しましょう。
  • 提供するコンテンツの価値を高める: メールの中で、リンク先のコンテンツにどんな価値があるのかを、もっと具体的に伝える工夫をしてみましょう。

4-3. 「コンバージョン率が低い」ときに試すべき改善策

クリックはされているのに、最終的な成果に繋がらない場合は、メールから遷移した先のページ(ランディングページ)に原因があるかもしれません。

やるべきことは例えば、

  • LPの内容を改善する: メールで伝えた内容と、LPの内容にズレはありませんか?お客様が期待していた情報が、LPにきちんと書かれているかを確認しましょう。
  • オファー内容を見直す: 「今すぐ購入したい!」と思わせるような、お得感のある特典(期間限定の割引や、送料無料など)を加えてみましょう。

【重要なヒント】

改善を試すときは、「1回につき1個」の変更に絞りましょう。例えば、開封率を上げたいなら、件名だけを変えて、他の条件、たとえばプリヘッダーは変えずに送ります。そうすることで、「件名の変更が、開封率アップに繋がった!」という明確な結論を出すことができるからです。この地道な改善の繰り返しが、あなたのメールマーケティングを、より早くゴールへと導いてくれます。あれもこれも気になったら、一度にその気づいたところ全部を変更したくなる気持ち、押さえてください。

5. まとめと次のステップ:継続的な改善が、ビジネスを強くする

効果測定は、メールを送って終わりではありません。それは、お客様との「対話」を続けるための、とても大切なプロセスです。開封率やクリック率といった数字は、あなたのメルマガがお客様の心に届いているかどうかを教えてくれる、貴重な声です。

この声に耳を傾け、「1回につき1個」の改善を繰り返すことで、あなたのメールマーケティングは、どんどん洗練されていきます。この地道な改善こそが、あなたのビジネスをより早く、そして確実にゴールへと導く鍵になります。

もし、この「効果測定」をメールマーケティング全体の流れの中でどう位置づければいいのか、もっと体系的に学びたいと感じたなら、まずは私たちのメインコンテンツを読んでみてください。

【メールマーケティングを「ゼロ」から始めるあなたのための完全ガイド】

[参考記事:ゼロから始めるメールマーケティング:リード獲得のためのステップ・バイ・ステップ]

さらに、「メールマーケティングの計画から、改善までをスムーズに進めたい!」という方のために、この知識をすぐに実践に移せる、特別なダウンロード資料をご用意しました。メールマーケティングの「最初の1歩」を踏み出すための具体的なロードマップと、これだけは知っておきたい基本用語集がぎゅっと詰まっています。

この資料があれば、あなたはもう迷いません。あなたのビジネスの成長を、心から応援しています!

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