「こんなに大変だとは思わなかった」と笑っておっしゃる初めてコース販売を経験されたWAON受講生さん。売っておわりではなくて、スクールでの顧客との関係構築はここから始まります。
とはいえ、WAONでも、コース販売にたどりつかれる前の段階で挫折され、セールスまでゆかれない方も一定数おられます。
赤の他人様に成果を出していただくコンサルティングをおこなってきたなかで、ここで改めて伝えたい、正しい道のりと、その道のりを歩き通す覚悟について、この記事ではお伝えします。
正しいスタートポイントと全体の道のり
オンラインコース、オンラインスクール、そういう名前がつくので、これで稼いで仕事にしてゆくためには、まず「オンラインコースをつくればいいんでしょ」とか「オンラインスクールつくればいいんでしょ」と、あなたも思っておられるのではないでしょうか。
でも、違います。
オンラインコースを事業にするための正しい道のりは
リスト集め ➡ コース制作 ➡ ライブ販売 ➡ 販売の自動化
の順ですすむことです。
だから、正しいスタートポイントは、まず、見込み客を集める、ということになります。
実は和田は遠回りしたからそういえる
実は、和田、正しい順序では最初スタートしていませんでした。
「だめでしょ」とかフックで話した、まさにそのダメな方法で始めていました。
リスト集めが大事と知ってはいました。
でもマネタイズまでのリードタイムの時間短縮をしたかったので、焦っていました。
最初、リードマグネットに興味をもってくれた人をあつめながら、リードマグネットを書くことからはじめました。
リードマグネットを読み終わった人のなかから、さらに続けてくださる方を募りつつ、初めてのコース制作をすすめてゆきました。
そのコースをつくりあげるのに、6カ月かかりました。
その間、実は、新しい見込み客集めは、完全にストップしていました。
応援くださる方とともにつくったコースが出来上がったのはいいのですが、リスト集めの仕組みづくり、特に、定期的で継続的な無料の集客コンテンツの投下が全くできていなかったのです。
Udemyにその1本目のコースをアップしたら、ホワイトノイズを何度やり直しても除去できず、困り果て、お蔵入りにさせてしまうオチまでついています。
だから、コース制作が完了したあと、新しい顧客集めが始まるまで、結局1年と3か月ほど見込み客集めに時間がかかりました。
単純計算すると、最初から見込み客集めに専念していたら、実際には2年近くかかった販売開始までの時間を、1年に短縮できていたということになります。
あなたには、もう、わたしのような遠回りをしていただきたくないのです。
だから、「見込み客集め」からどうしても始めていただきたいのです。
勇気が出る話し
見込み客集めは、地味な作業です。
売上にすぐ直結しませんので、やりがいを見失ってしまいそうになるかもしれません。
でも、ここはめげないでください。
ここでWAONの受講生さんの例をお話ししましょう。
実はこの方、リストが大事ということを和田の一番最初の教材で学ばれて以来、忠実に見込み客集めに邁進されてきました。
いまでは、和田よりリストを大きくされ、いまでは1200以上のリストまで成長されています。
ここまでくるのに3年かかったと言っておられます。
でも、途中で、リスト数500を超えた段階から、コース制作を始められ、Udemyでは1本目からベストセラータグをとられました。
独自に構築されたオンラインスクールでも、初回販売で90万円の売上をえられました。
そうなんです、リストは500あったら、コース販売が成果として有効になるでしょう。
もっと少なくて、リストが200程度でも、販売を開始してみてもいいです。
なんだ!
3年待たなくてもいいのか。
そうなんです。
そして、そもそも、リストを集めたら、そんなにパワフルなセールスができるんだ、ってわかったら、勇気が出ませんか。
スタート時期にこそ身につけたいこと
正しいスタートは「見込み客集め」ということを知って、あなたのお気持ちはどうですか。
リストの数をはげみに、コツコツやろうと奮い立っていただけるよう、この時期だからこそ身に着けていただきたいことをお伝えしておきましょう。
ここで見込み客集めの段階でやる仕事には、わたしたちがオンラインコース・クリエイターとして食べ続けてゆくために、必ず身に着けておきたい要素があります。
逆にいうと、この要素が身についてないと、いくらマネタイズポイントを前だおしに持ってきたとしても、売上規模拡大どころか、プレーヤーとして残り続けることさえ出来ません。
それとは。
「無料の集客コンテンツを、息を吸って吐くように、出しつづけることができる生活習慣とマインドと、仕事の仕組みづくり」
です。
見込み客集めは。単発イベントではなく、毎日の飯のタネづくりです。
毎日の飯のタネを育てるために、まず、土壌づくりが必要です。
その土壌づくりが、ブログや動画で無料の集客コンテンツを定期的に継続的に出してゆくことになります。
オンラインコース事業は、コンテンツビジネスですので、この定期的で継続的な集客コンテンツの制作と投下が、絶対的に必要です。
思いついたらブログを書くとか、できるときに動画を撮るとかではダメなのです。
しかも、この作業は、ずっと続ける必要があるものです。
なので、オンラインコース事業づくりのあるく道筋で次にすすむ段階、たとえば、コース制作や、ライブセール、販売自動化のためのツール設定をするといった作業量が重たいタスクにとりかかるときも、集客コンテンツづくりは手を止めずに、定期的に継続的に出す必要があるのです。
見込み客集めは、終わらない作業なのです。
ずっと、「コース制作」や「セールス」と並行してすすめる必要がある作業なんです。
だから、「習慣化」とわたしは書きました。
歩き通すための覚悟を一歩一歩固める
オンラインスクールやオンラインコースを事業としてスタートさせたら、自分がかかわらなくてもハンズフリーで、時間労働にしばられずに自由な生き方をしながら、売上を生む事業に育てたい。
そんな想いで動画コース制作にすすまれる方が多いですね。
わたしも、「夜に店舗へ出向いてスタッフミーティングをして終電でかえってくるのはつらい」「役立つからといって同じセミナーを何度も繰り返すのはもう飽きた」というのが
理由が参入動機でした。
自分が夜、現場に出向いて働かなくても、動画に代わりに働いてもらいたい、自分のコピーされた時間に働いてもらって、自分は夜働かずに、それでも働いたことにして、お金に変えたかったからです。
とはいえ、動画をつくったからといって1本目からすぐ、現場に自分がでむくときほどの金額で売れるわけもありませんでした。
1本目の動画は、5千円で2本売れただけでした。
まあ、リストがないのに、よく売れたね、と褒めてあげたいくらいです。
そのときは、動画をDropboxに格納し、動画リンクをメールに埋め込んで、Mailchimpのオートメーションで毎日送り、テキストとともに、動画視聴を促す仕組みで売ってました。
その後、Mailchimpの機能を理解したり、Teachableを導入し使いこなせるようになったり、ワードプレスを整備しなおしてリストを集める仕組みに変更したりに時間がすごくかかっています。
定期的に集客のためのブログを書く、定期的にUdemyにコースを出す、そしてセールスも行って、そして必要な大型商品をつくってゆく作業が、順繰りにずっとやってきて、何かしら必ずアウトプット、インプットをずっと繰り返しています。
夜現場に出向く必要はないですし、プールや海(ほんの近所の湘南の海ね)に毎日行ったり、子どもの勉強につきあったりとできるので時間の自由が効くといってはいいですが、まだパソコンの前から完全に離れる期間を1カ月以上とる体制になってはいません。
ここでなにをいいたいのかというと、ある程度スケールアップするまでは、コンテンツづくりに時間を集中投下しないと、「1カ月以上パソコン無しで遊んですごす」のは難しいということです。
動画でビジネスをしたい、動画でマネタイズしたいと希望して一歩目を踏み出したときに、時間の集中投下が必要だと知らなくてもいいです。
でも、だんだんと進めるうちに、「淡々とコンテンツをつくる」、「時間投下を集中して行うことを続ける」ことを、続けていく必要があるのだと、知っていっていただきたいです。
コンテンツ制作は、自分が自分の主人となって時間を切り盛りし、外にでかけずにできる仕事になるという認識はあってます。
ですが、決して、時間投下が必要でないということはありません。
こえを徐々に理解し、自分の時間管理をオンラインスクールづくり仕様へとスイッチをオンにしていっていただきたいなと願っています。
あなたのタイムマネジメントは、オンラインスクール作り用になってきていますか?
覚悟のあるあなたなら、きっと1年でマネタイズ可能です。