リスト(この記事では、以下、オーディエンスといいます)数を、100以上にしてスタートすることが、メールマーケティング立ち上げ時のひとつの壁といえるでしょう。
100までは、友人や知り合いに「メルマガとって!」と直接お願いするとか、SNSで直接のつながりがあるひとに「メルマガに登録して」とお願いするだけで、短期間にたどりつけます。直接のつながりの力って、すごくパワーがあり、それにあやかるだけでいいのです。
でも、もう、知り合いには頼みつくした。
そこから、どう伸ばせばいい?
そんなオーディエンス数が100を超えたばかりのあなた、オーディエンスを増やす5つのやるべきことを、この記事でお伝えします。
目次
1、いまのオーディエンスに紹介依頼をする
既存のオーディエンスに対して、「知り合いにこのメールを紹介してほしい」と依頼するのは、効果的な方法です。紹介しやすいようにインセンティブを提供するのもおすすめです。
インセンティブの例として、「紹介してくれた方や新規登録者に特典を進呈」というのを、サンプルで利用してみました。
紹介依頼文のメールサンプル
件名:お友達をご紹介いただけませんか?🎁
本文:
こんにちは、[あなたの名前またはブランド名]です!
いつもメールをご覧いただきありがとうございます。
このメールを楽しんでいただいている皆さまにお願いがあります。
あなたのお友達や知り合いで、[メールの内容に関連するテーマ例:●●について知りたい、●●を解決したい]と思っている方がいらっしゃれば、このメールをぜひご紹介ください!
ご紹介いただいたお友達が新規登録してくれた場合、
🎁 [特典例:クーポンコード、プレゼント] をプレゼントいたします!
[こちらのリンクをシェアしてください]:[登録リンク]
ぜひご協力をお願いいたします!
よろしくお願いします。
[あなたの名前またはブランド名]
他の文例も、こちらの記事で紹介しています。こちらのケースもぜひお試しください。
ちなみに、「どうやって、紹介を通じて登録してくださった方かどうかをわかるようにするにはどうしたらいいか?」という疑問があるかたは、Mailchimpであれば、新しく紹介キャンペーン用登録のランディングページを作成しましょう。「紹介者」と「紹介された人」とどちらもがそのランディングページをとおして登録作業をしてもらいます。登録作業と同時にキャンペーン用タグがつくように設定しておくことで、タグを発火点としたオートメーションメールを流すことができます。オートメーションメールのなかで、プレゼントを進呈する、プレゼント受取りの案内を流すといいでしょう。
2、リアルのイベントやセミナーを活用する
リアルの場での交流は、リスト拡大に効果的です。
イベントやセミナーで興味を持ってもらえれば、その場で登録を促進できます。
登録を促すタイミングとしては、セミナー終了前がいいでしょう。「無料特典」や「限定情報」をリードマグネットとして用意するから、登録してほしいと伝えると、効果が高まります。
イベント終了後に、名刺交換をしてほしい、と頼む登壇者がいらっしゃりますよね。
その名刺交換をしてほしい、のかわりに、そのタイミングで、お得情報を案内してメールアドレスを登録してもらう段取りになります。
もちろん、オンラインのイベントやセミナーの開催も、オーディエンス獲得に有効です。
ちなみに、リアルイベントを開催する案内そのものを、上記1のように「既存顧客に紹介してもらう」のも併せて行うといいでしょう。
3、SNSと連動したキャンペーンを実施する
SNSのフォロワーがいる場合にこの方法は有効です。
SNSを活用し、「登録者限定の特典」をアピールするキャンペーンを展開しましょう。
たとえば、プレゼント企画や限定コンテンツへのアクセスをエサにする方法が効果的です。
うまくいったキャンペーン例がうまれれば、SNS広告にして再利用すると、さらにリーチを広げることができるので、オーディエンス獲得効果をさらに高められます。
この方法がうまくゆく鍵は、SNSのあなたのフォロワーの属性にあった、魅力的だと感じられる「限定コンテンツ」や「限定プレゼント」を提供する必要があるということです。
フォロワーにとって魅力的でないと、意味がなくなってしまうからです。
以前、このSNSを活用した方法で、ある服飾ブランドのメルマガに登録したことがあります。
最初は、LINE登録(LINEもSNSの扱いです)し、さらに、次回の買い物時につかえる1000円割引クーポン券を進呈するから、メルマガ登録してくれ、という流れでした。
4、リードマグネットの価値を向上させる
既存のオーディエンスのみなさまは、もうすでにあなたのリードマグネットを活用いただいていますか?
既存のオーディエンスにリードマグネットを利用してもらっているなら、そのオーディエンスに対して、リードマグネットを役に立つ人に紹介してもらう、という方法も有効です。
なんだ、紹介のお願いばかり、と思うかもしれません。
でも、最初は、「だれもが、資源がないなかで事業をスタートするのです。このことを知らないひとはいません。だから、最初の100人のひとたちは、あなたの知り合いや友人といったあなたの濃い応援者ばかりなのですから、遠慮なく甘えて協力をおねがいしましょう。
そして、これが終わったら、次、リードマグネットの価値を向上させるよう、既存のリードマグネットを点検し価値を向上させる作業も行いましょう。
ターゲットが「どうしても欲しい」と思える内容にする工夫をもっとできませんか?
例として、以下のようなものが考えられます:
- 解決策を簡潔にまとめた「問題解決チェックリスト」
- 実践的な「●●ガイド」
- 読者のペインポイントを直接解決する「無料診断」
リードマグネットは、具体性が高く、短時間で成果が得られるものが好まれます。
読み応えのあるページ数の多いe-bookや、長尺な動画コンテンツを渡す必要はありません。
内容を全く新しいものへとリニューアルする必要が無い場合でも、タイトルをよりブラッシュアップしてみるというのでもいいでしょう。
もしくは、リードマグネットを入れ替えるのではなく、増やす方向でもいいでしょう。
ペルソナが3つ程度あるなら、過去造ったリードマグネットでひろいきれていなかったぺルソナのお悩みポイントを新しくひろいあげてみる、というもの、有効だからです。
ちなみに和田は、リードマグネットを、複数つくる方向で対応しています。
Udemyの講座をつくりたい人には、Udemy動画教材のつくりかた動画を進呈。
メールマーケティング担当者のブラッシュアップには、メールマーケティングのチェックリストを進呈。
といった具合です。
5、コラボレーションで拡大させる
関連性の高い企業や個人とコラボレーションし、相手のリストにアプローチする方法です。たとえば、共同ウェビナーを開催し、登録者を双方のリストに追加する形をとると効果的です。
たとえば、YouTubeのコラボ企画をもちかけられているので受けようと思うのですが、どうやって相手のリストを、自分のリストに入れるのですかという質問をいただきます。
「双方のリストを交換する」方法をご案内します。
YouTubeのなかで、「限定プレゼント」もしくは「限定コンテンツ」の案内をし、その登録を受け付けるランディングページを、双方で作成します。
たとえば、和田と、あなたEさんが、リストを交換しようということになりました。
提供する「限定コンテンツ」は共通です。
YouTubeライブの最後の方で、「メルマガでこのプレゼントの入手の入口をご紹介しますので、YouTubeライブの後、メ-ル受信箱をみてくださいね」とご案内しておきます。
和田は、和田自身のオーディエンスに加わってもらうための、限定コンテンツを入手するランディングページを作成し、そのランディングページのURLを、Eさんに渡します。
Eさんも、Eさん自身のオーディエンスに加わってもらうための、限定コンテンツを入手するランディングページを作成し、そのランディングページのURLを、和田にわたします。
和田は、EさんからもらったEさん作成のランディングページURLを、「限定コンテンツ」紹介とともに、和田のオーディエンスに向かってメールを流します。
Eさんも、和田からもらった和田作成のランディングページURLを、「限定コンテンツ」紹介とともに、Eさんのオーディエンスにむかってメールを流します。
すると、和田のオーディエンスのなかで、その「限定コンテンツ」が欲しいひとは、Eさんのランディングページを通じて、Eさんのオーディエンスに入ります。
同様に、Eさんのオーディエンスのなかで、その「限定コンテンツ」が欲しいひとは、和田のランディングページを通じて、和田のオーディエンスに入ります。
もちろん、だましうちはダメですので、信頼性と透明性をたかめるために、それぞれのランディングページには、「この限定プレゼントを受け取る人は、和田からの(Eからの)メールマガジンが流れます。不要な場合は、受取拒否のリンクをすぐクリックできますので、ご安心ください」と書いておきましょう。
コラボレーション者様募集中
和田とリスト交換していただける、事業者様を募集しています。
対象は、
メールマーケティングの専門
デジタルマーケティングの専門
コンテンツマーケティングの専門
店舗集客の専門
まずは、和田のリストの媒体概要を、お問いあわせからご請求ください。