リスト集めに効く、Facebookライブはどうすべきか?
ここでは、5つのステップに分けてお話しします。
また、お金を掛けずともすぐに始められる、Facebookライブの機材とセットアップも、最後にお話しします。
目次
なぜFacebookライブがリスト構築に役立つのか?
Facebookのアルゴリズムに好かれるコンテンツタイプとして、ライブのビデオは位置づけられています。
いまは、録画されたビデオや静止画像の投稿よりも、ライブビデオを優先しています。
そのため、定期的に、そして継続的にLive配信を行っていると、特定の人に対するリーチやエンゲージメントが大幅に向上します。
ライブ動画に多くのリーチやエンゲージメントが向けられれば、ひいては、より多くの人々があなたのリードマグネットに誘導されることになります。
ただ、当たり前のことですが、Facebookライブを始めたばかりの頃は、参加者がゼロのことも普通につづきます。
もしかして、このままずっとゼロかと悲観的に思うぐらい、視聴者ゼロがつづくこともあるでしょう。
それでも、めげないでください。
やがて、録画が再生されるようになり、時間が経つと、多くのライブ参加者につながります。
だから、続けましょう。
視聴者が、自分にとって価値のあるコンテンツを聞いたり見たりすることで、「知っている」が、「好き」「信頼」という要素が生みだします。
わたしは、ブログとUdemyで情報発信しています。
つまり、テキストか、スクリーンキャスト形式での情報発信になります。
それらは、自分が動画にうつる形式ではないため、ライブでわたしが動いている姿をみることで、「怖くなかい」とか「意外に親しみやすい」という感想をいただくようになりました。
顔を出してカメラに生の姿をさらしているため、このような感想がくるようになっています。
さらに、ここで質疑応答も、展開できるようになると、Facebookのアルゴリズムにもより好かれるようで、ここはまだわたしにとって未踏の地です。
いずれにせよ、エンゲージメントがあれば、Facebookはライブ動画を、さらに優先して、より多くの人のニュースフィードで露出してくれるようになります。
もうひとつ、Facebookライブが、リスト構築に役立つ理由があります。
Facebook広告を出すとき、優れたリターゲティングのデータを蓄積できることです。
このリターゲティングを実現するためには、ウェブサイトやリードページにピクセル(小さなコード)を設置する必要があり、ここでは触れませんが、Facebook広告でのリスト集めを考える人にとっても有益ということだけ、おぼえておいてください。
※ピクセルの設定が完了し、広告が稼動しはじめると、Facebook広告マネージャで動画を見たすべての人をリターゲティングできます。
※リターゲティングとは、その人たちに別のオファーで、また元の画面に戻ってきてもらえるようにすることです。例えば、一度動画を観た人に対して、特定のリードマグネットを宣伝したり、最新のブログ記事をチェックするように促すことができます。これはかなり強力な戦略になります。
Facebookライブの5ステップの公式
Facebookライブを始めるとき、多くの場合、「どうしよう、わたしでもできるかな」「変なふうに映らないかな」と神経質になりがちです。
でも、大丈夫。
気軽にはじめて、慣れるまで、練習だと想えばいいだけです。
わたしも、始める前は、緊張しました。
でも、すべてを完璧にしてからスタートしていたら、何カ月後になるかわからないので、何の準備もせず、すぐ始めることを決めました。
ただ、「なにを話すか」について、ちょっと準備をしただけです。
私がライブを行う際におこなった用意を、5つのステップでお伝えします。
1. 短いイントロダクション
2. フック
3. ストーリー
4. ティーチングポイント
5. コールトゥーアクション
とても簡単でしょ。
それぞれをみてみましょう。
ステップ1 – 短いイントロダクション
視聴者を歓迎するクイックイントロダクションから始めます。
2~3文にします。
あなたが誰で、何をしている者なのかを伝えます。
例
「おこしいただいてありがとうございます。和田美香です。
オンラインビジネスの構築をお手伝いを、集客、コース作成、販売の自動化でしています。」
長くて、15~30秒ぐらいにします。
ステップ2 – フック
そのライブでのトピックを伝えます。
視聴者が「絶対に見逃さずに観たい」とおもわせるような内容にしたいですね。
ここも、短く、1~2文程度にします。
例
「今日はウェビナーの4つの失敗原因と、その失敗を避ける方法を紹介します。」
視聴者は、自分のビジネスにおいて、うまくいかないことや無駄なことをしないようにしたいと思っているはずです。
避けたいと思うはずです。
このように、トピック選びには、視聴者の興味をひくものにするよう、心がけてください。
ステップ3 – ストーリー
トピックの背景を説明するために、ストーリーを語りましょう。
例
「今日このトピックを選んだのは、私の受講生さんの多くがライブをやりたいとおっしゃっていたからです。
でも、こうもおっしゃります。
ライブは怖いって。
わかります。怖いですよね。
わたしも、初めたての頃のライブは失敗の連続でした。
でも、それでも、いまもライブをしています。
どうして、初めたてのころのわたしのライブが失敗つづきで、何も効果もなかったのに、それでもわたしは、ライブを続けたのか、……」
失敗だったことを話すと、視聴者は純粋に興味を持ってくれます。
私がライブを続けるために何をしたのかに興味を持ってくださります。
視聴者は、わたしが失敗の途中で学んだことは、実は自分にとって近道を教えてくれているのだというのを知っているからです。
ステップ4 – ティーチングポイント
ストーリーの後は、Facebookライブで、あなたのヒントやコツを共有しましょう。
事例を使うといいです。
Facebookライブを行っている時間のうち、大半をこのパートで費やします。
だから、ライブを行う前に、簡単なアウトラインを用意しておくことが役立ちます。
準備が大事です。
準備することで、ポイントをはずさず、話しがあちこち飛んで、結局何の話をしていたかわからなくなることを、避けてくれます。
Facebookライブの一番ダメなパターンは、「結局なんの話しだったのか?」がわからないまま終わることです。
ステップ5 – コールトゥアクション
意を決して、リスト構築のためにFacebookライブをやるのですから、視聴者に「明確な行動」を促して、リードマグネットに登録してもらえるよう案内しましょう。
次にやってもらいたい行動を、「何~してください」、と言えばいいだけです。
あなたのリードマグネットのオプトインページや、あなたのブログ記事に直接アクセスできる、短くて簡単なURLを案内し、アクセスしてもらい、登録してもらいましょう。
このとき、短くて簡単なURLを提供しましょう。
アクセスしやすいようにです。
話す例。
「今日お話ししたミニポイントを気に入ってもらえて、もっと深く知りたいと思ってくださったら、わたしがお届けしている『オンラインコースづくりの初めの一歩』をぜひチェックしてください。
和田美香オンラインスクールで無料でご覧になれます。
URLは、https://school.wadamika.com/p/osfirst_step/
理想は、ライブで口頭で伝えただけで、視聴者がブラウザへ簡単に入力できるURLにすること。
もしくは、コメント欄や、テロップで、そのURLを投稿するのもいいですね。
そして、「クリックして登録してください」と伝えることが大切です。
※ ステップ1と2で、自己紹介とトピックは、短く簡潔にします。
ライブが始まってから注目してくれている平均時間は、たった8秒ほどらしいです。
ほんとに短いですね。
だから、簡潔で、かつ注目をひく工夫をしましょう。
毎週行う
できれば毎週、継続的に行います。
とはいえ、毎週毎週、Facebookライブの台本を作る必要はありません。
それでも、冒頭の紹介文は、短く簡潔にするために、文章を何度かつくって試してみることをしてみましょう。
そうすれば、スムーズなスタートを切ることができます。
スムーズなスタートが切れれば、緊張もほぐれ、口がなめらかにうごきだすきっかけにもなります。
台本をすべて書いてしまったら、話し方が硬い感じになってしまうことも多いですが、話し初めについては、何度か試してみて、口が滑らかに動いたものを、逆に文字にして保存しておきましょう。
毎回、書いたものをそのまま読む必要もありません。
ただ、なめらかな出だしができればいいだけです。
自分にも、そして、視聴者にもわかりやすいように、スライドを用意してもいいです。
台本は必ずしも必要ではありませんが、だからといって、エピソードがそれてしまわないように、箇条書きのメモを少し詳しく書いておくことはおすすめします。
わたしは、ブログ記事を、ライブで話すアウトラインにしています。
また、コールトゥアクションのためのURLを伝えることも忘れないでください。
コールトゥーアクションのリードマグネットは、Facebookライブの内容と完全に一致している必要はありませんが、視聴者にとって強い関心があり、受取ることに意味があるものであることを確認してください。
Facebookライブの機材について
もしかしてあなたは、Facebookライブを行うのに適切な機材や環境がないと考えているかもしれません。
でも大丈夫。
豪華なセットは必要ないということです。
スマートフォン(またはパソコンのカメラ)があればいいだけです。
光源も、明るい窓があれば大丈夫です。
大事なことは、自分のコンテンツに自信を持ち、「ライブ配信する」ボタンを押すことだけです。
背景も、派手につくりこむ必要はありません。
わたしは、コンピュータを、アマゾンの箱やみかん箱の上に置いて話しています。
毎回箱の大きさを変えて、最適なカメラの位置をさがしています。
どうしてこのように機材はシンプルでいいということを話すかといえば、まず始めることが大切で、そして次に大切なことはあなたのコンテンツだということをお伝えしたかったからです。
なので、どんなコンテンツを話すかということについて、あなたが最も時間を費やすべきものとなります。
まとめ
Facebookライブを行うために必要なことがわかりました。
あなたが次にやることは、「あなたのFacebookライブを完璧にするスクリプトテンプレート」をダウンロードし、印刷することです。
そして、あなたのスクリプトを完成させ、何度か練習してみましょう。
そして、週に1度、Facebookライブをあなたのリスト構築の戦略に加えると決めます。
決めたら、Facebookライブの予定を投稿してください。
そして忘れないで、Facebookライブの最後では、リードマグネットについて伝えてくださいね。